ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクスセンチネル2号ミッションは、オーストラリア北部の狭い海、クラレンス海峡のイメージを撮った。この海峡は、西のビーグル湾と東のヴァン・ディーメン湾とを結び、 ティウィ諸島の一部であるメルヴィル島とオーストラリアの本土 とを切り離している。メルヴィルの最南端がイメージの上部に見える。オーストラリアの北の領域は人口がまばらである。住民は約14万、イメージ中央の灰色のダーウィンが首都であり最大の都市である。この港は英国の進化論者チャールズ・ダーウィンの名をとって名づけられたが、ダーウィン自身はこのエリアを訪問したことがない。土着の文化、芸術、熱帯の夏で、ダーウィンは人気の観光地である。(中略) コペルニクス・センチネル2号は二つの衛星のミッションである。それぞれの衛星は、地球の表面を13のスペクトル帯で撮る高解像度カメラを運んでいる。これらからのデータは陸地の変化の監視に役立てることができる。このイメージは、2019年6月24日にとられた。
<出典>: 「今年のイメージ(Year in images: ESA)」
<大判>: イメージをクリック。ただし、最高解像度は下記から。
<ひとこと>: 宇宙から見た近年の一つの最高解像度のイメージ(19808 × 10980 tif、622 MB) 、ここでは異なるファイル形式で取り上げています。ダウンロードには時間が掛かるので注意。
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