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3月24日(日): スペースシャトル/ミッション別ページ

2024年03月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

スペースシャトル

1979年3月24日、スペースシャトル「コロンビア号」が初めてNASAのケネディ宇宙センター(KSC)に到着した。1972年にスペースシャトルを建造するという大統領の指示に従い、議会は同年後半に計画を承認し、資金を提供した。後にコロンビアと名付けられた最初のこの軌道ロケットの建設は1975年に始まった。4年後、コロンビアは初の大陸横断飛行を完了し、ケネディ宇宙センターに到着して最初のミッションの準備を始めた。1981年4月の初のシャトル飛行は、再利用可能な宇宙輸送の時代の到来を告げた。
--- 以下略。

<解説>: 珍しい記事が載ったので取り上げてみよう。但し、この原記事の内容は更に広範囲である。

スペースシャトルは2003年2月1日の、このコロンビアの事故に伴って一時停止され、原因解析と構築中の国際宇宙ステーションの最小限の措置を行った後、2011年に最終飛行が行われ廃止された。以来13年を経ているので、恐らく、今の大学生以上の方にしか親しみがないかもしれない。

スペースシャトルには当時コロンビアのほか、アトランティス、エンデバー、ディスカバリの3機、計4機があった。---これ以前には、チャレンジャーが打上直後の爆発によって失われており、コロンビアと共に何人もの宇宙飛行士が犠牲となった。

スペースシャトルの廃止の理由の最大なものは“開発に当たっての基本的なコンセプトへの疑念”であるが、説明は長文になるのでまたの機会を探そうと思う。

これ等の写真はスペースシャトルを運んだときのものである。

例えば、天候不順などで本拠地であるケネディ宇宙センタ(米国東海岸)に着陸できず、西海岸などに着陸させたとき、米国を横断して運ぶ必要があった。この際には、搬送機(ボーイングの商用機を改造したもの)にピギー・バック(おんぶ)されて運ばれた。この運搬では西海岸から東海岸まで運ぶのに、途中で給油を要するほどの重量であった。また、写真のように常に偵察機を先行させ、航路の気象をチェックさせるなどの細心の注意が必要であった。この運搬には数日を必要とした。

<ひとこと>: 大判はイメージをクリック(タップ)。

<出典>: John Uri(著者名です)

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