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7月8日(火):月光を利用して宇宙からの計測を強化

2025年07月08日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<お知らせ> GOOブログのサービス終了に伴って、7月7日から「はてなブログ」に
 新しいページ(https://astronews.hatenablog.jp/) を開き、試行を開始しました。
試行の概略は こちら(https://astronewsjp.hatenablog.com/) から。

今日のテーマ: NASAの技術、月光を利用して宇宙からの計測を強化

<イメージの説明>: この視覚化は、Arcstoneが、軌道上で月の反射率を測定しながらどのように動作し、将来の地球観測リモートセンサーの新しい較正基準をどのように確立するかを示している。

NASAは、軌道上の地球観測センサーからのデータの品質を向上させるために、Arcstoneと呼ばれる独自の機器を打上げる。この技術実証では、月較正と呼ばれる技術、月から反射された太陽光を測定する。このような月面スペクトル反射率の測定は、最終的には、国際的な科学コミュニティや商業宇宙産業全体で使用するための高精度で普遍的な基準を設定するために使用できる。

衛星センサーと航空機搭載センサーが適切に機能していることを確認するために、研究者達は、センサーの測定値を既知の標準測定値と比較してそれらを校正する。Arcstoneは、地球を観測する軌道上の機器によって収集された科学データを較正および改善する方法として、宇宙からの月反射率の測定に特化した最初のミッションとなる。

宇宙からのリモートセンシングにおける最も困難な作業のひとつは、軌道上で必要な機器のキャリブレーション精度を達成することである。月は、地球の大気圏外にある優れた利用可能な校正源である。月から反射される光は非常に安定しており、非常に高い詳細レベルで測定可能である。Arcstoneの目標は、月面キャリブレーションの精度を向上させ、今後、何世代にもわたって、宇宙搭載型リモートセンシングデータの品質を向上させることにある。

計画されている6か月のミッションを通じて、Arcstoneは、分光計を使って月のスペクトル反射率を測定する。小型のキューブサットのライドシェアとして6月下旬に打上げられるArcstoneは、軌道に到達してから約3週間後に、ファーストライトと呼ばれるマイルストーンであるデータの収集を開始する。

<ひとこと>: 以上要点のみ。これは6月20日付の記事です。イメージのリンク先は動画 .mp4 です。

<出典>: Charles G. Hatfield(著者名です)

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