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5月18日(土): 活発化する太陽の活動/ミッション別ページ

2024年05月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

活発化する太陽の活動

<まえがき>: 11年周期で極大期に向かう太陽の活動が、これまでにないほど活発になっています。黒点が多数現れ(左上の図)、爆発の方向にある惑星にはオーロラを起こさせています。以下は Spaceweather.com news の記事からの編集です。日本とは概ね半日ほどの時差があることご承知おきください。--- クリックして大判参照
なお、これまでにあまり例のないほど極地方を外れた地方でオーロラが観測されています。世界中から寄せられたオーロラのイメージは Spaceweather.com の オーロラ・ギャラリー から。

<5月15日の記事から>

太陽フレア の新たな発生源が、太陽の南東の縁に現れている。昨日国際時間 1438 (日本時間23時38分)に、NASAのソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリの動画で示されている劇的な X3 クラスの爆発を放出した。

フレアからの極端紫外線は地球の大気圏の上部を電離させ、大西洋上で電波の短波の 遮断を引き起こした。アマチュア無線家、飛行士、船員達は 30MHz 未満のすべての周波数で信号が突然失われていることに気付いたかも知れない。

このフレアの発生源は、今週、太陽の縁の上で回転し、将来の爆発は、より地球に向けられ、質量排出(CME)を地球の方向に投げつける可能性がある。

<5月16日記事から>
火星をねらう怪物太陽黒点:最初は地球、今は火星。キャリントン級(Carrington-class)の黒点 AR3664 が、現在、火星の真正面を向いている。NASAの火星探査機パーサビアランスは、昨日、ジェゼロ・クレータのダストの大気の中からそれを目撃した。

5月14日、 AR3664 は太陽周期で最も強い X8.6 クラスの太陽フレアを発生させ、対応する放射を火星に直接投げつけた。NASAのモデルによると、5月17日に火星に衝突し、地球規模のオーロラが発生する可能性がある。

NASAのメイブン宇宙船に搭載された紫外線カメラを使って、その様子を観察できるかもしれない。

<ひとこと>: 右上のイメージのリンク先は動画 gif です。他のイメージの大判はイメージをクリック(タップ)。

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