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10月7日:  遠い光を分割する

2020年10月07日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

遠い宇宙では時間がゆっくり経過するように見える。時間遅れの光はスペクトラムの赤の端に向かってシフトして現れる(赤方偏移)ので、天文学者達は、宇宙における広大な距離を計るのに、宇宙論的な時間の遅れを使うことができる。ここに示された遠い銀河達からの光はその構成する色(スペクトラム)に分けられ、天文学者達が、既知のスペクトルラインの宇宙論的赤方偏移を測ることができる。ここに示されたイメージの新規性は、何百もの銀河達までの距離が一つのフレームで測定することができることであり、この例は、チリの大型望遠鏡(VLT)アレイの、可視光線マルチオブジェクト分光計(VIMOS)でとられたものである。遠いオブジェクトの宇宙の分布の分析は、初期の宇宙で、星達や銀河達が、何時どのように形成され、群れをつくり、発展してきたかを洞察する場を提供するだろう。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
 
<大判>: 大判はイメージをクリック。 

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