大きな美しい棒渦巻銀河 NGC 2525 は、ミルキーウェイから 7000 万光年の、南の星座とも座の境界の中に横たわっている。差渡し約 60,000 光年の、暗いダストの雲に沿って並んだ渦巻の腕、大規模な青い星達、ピンクの星形成領域などが、この素晴らしいハッブル宇宙望遠鏡スナップショットを通して巻いている。2018年1月に NGC 2525 のはずれに見つかった超新星 Sn 2018gv が、最も明るい星として左下に見える。コマ落し では、視界からゆっくり消えて行くコンパニオンの星から付着する素材によって引き起こされる白色矮星の核爆発、1年長のハッブル観測のシリーズがこの星の爆発に続いた。タイプ Ia 超新星と確認され、その明るさは宇宙の標準光源(standard candle)と考えられた。タイプ Ia 超新星は、銀河達までの距離測定や、宇宙の膨張割合の決定に使われる。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
<大判>: 大判はイメージをクリック。
<ひとこと>: コマ落としビデオは こちら から。