国際宇宙ステーションの「地球の窓」、キューポラの窓から見られる日本の探査機関の H-II 運搬船7が、種子島宇宙センタから打上げられた後に軌道の複合体とランデブーする。2018年10月11日にこのイメージがとられたとき、ステーションは、セントローレンス湾の上、カナダ沖の約411キロメートルの高度を飛んでいた。
<出典>: 「宇宙ステーション(Space station)」
<大判>: イメージをクリック。
<ひとこと>: 日本の H-II 運搬船7「こうのとり7号」は、交換されるべきリチュウムイオン電池を運んでいました。このインストール作業には船外活動を伴いますが、先般の遠征27補充クルーの打上失敗によって、10月に予定されていた船外活動はできなくなりました。また、人数的(NASA:2名、ロシア:1名)にも船外活動を初め、補給船のドッキング(ロシア)、捕獲・設置(米・日)などの大きな作業は無理なように思われます。このことから従来の計画は大きく見直されることになるでしょう。なお、現在国際宇宙ステーションに滞在する3名は11月に帰還する予定でしたが、現状では難しいかも知れません。従来の予定では10月中の船外活動の外、同月中のロシアの補給船の打上、続いて米国の商用補給船の打上、米国のクルー船の無人での試験的打上などが計画されていました。