9月23日、国際宇宙ステーションの6名のクルーは、将来の宇宙飛行士達の長期ミッションのための人間調査を行い、また、10月後半の船外活動の準備と、日本の貨物の切離しに備えて準備を行なった。宇宙ステーション指揮官スコット・ケリーは、地上の双子の兄弟元宇宙飛行士マークケリーと比較するために尿のサンプルを集めて保存した。彼は、また、日本の宇宙飛行士油井亀美也の協力を得て、スプリントフィットネス調査のために超音波で彼の足を調べた。NASAの宇宙飛行士キェル・リングレンは目の超音波スキャンと超音波心臓診断図のために油井とパートナーを組んだ。二人は10月28日に計画されたケリーとリングレンによる船外活動のツールの収集に移り、続いて、米国東部夏時間月曜日午前11時20分(日本時間火曜日午前0時20分)にステーションから切り離される日本の HTV-5 補給船にゴミを詰めた。
<参考>:写真は「きぼう」の中でアーモンドと共に浮く油井亀美也。
<出典>: 「国際宇宙ステーションブログ(Space Station)」
<デスクトップ壁紙>: こちら(1600x900) から
「こうのとり」切り離し中継のお知らせ: 日本時間9月29日(火)午前0時20分に国際宇宙ステーションから「こうのとり」貨物船が切り離されます。油井亀美也飛行士がステーションのロボットアームを操作します。詳細は 「天文ニュース」 「トップニュース」 から。なお、ジョンソン宇宙センターからの地上通信は若田光一飛行士が担当します。切離し後の「こうのとり」の制御は筑波の管制センターが行いますので、全ての制御を日本が担当することになります。