goo blog サービス終了のお知らせ 

天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

NASA、ESAを始め主に外国の宇宙探査情報を
ハッブルから宇宙ステーションまで、幅広く、毎日
提供しています。

8月11日(月):衛星、大地震後の津波を測定

2025年08月11日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<お知らせ> GOOブログのサービス終了に伴い、「はてなブログ」に新しい「天文ニュース」を開き連載を開始しました。
ご覧のGOOブログは8月一杯で廃止しますので切り替えをお願いします。
新しいアドレスは 新「天文ニュース(https://astronews.hatenablog.jp)」
 試行内容の説明は こちら(https://astronewsjp.hatenablog.com/) から。

今日のテーマ:SWOT衛星、大地震後の津波を測定

<イメージの説明>: SWOT衛星は、7月30日に太平洋を横断した津波の前縁(赤)を捉えた。ハイライト表示された海面データが、背景の NOAA 津波予測モデルに対してプロットされている。赤い星印は、津波を引き起こした地震の場所を示している。

NASAとフランス宇宙機関の共同調査である水上衛星によって提供されたデータは、津波予測モデルの改善に役立ち、沿岸地域に利益をもたらしている。

SWOT(地表水・海洋地形)衛星は、現地時間7月30日午前11時25分に、ロシアのカムチャツカ半島沖で発生したマグニチュード8.8の地震によって発生した津波を捉えた。NASAとフランスの宇宙機関CNES(Centre National d'Études Spatiales)の共同研究によるこの衛星は、地震発生から約70分後に津波を記録した。

地震や水中地滑りなどの撹乱は津波を引き起こす。これによって、小石を池に落とすと一連の波が発生するのと同様に、撹乱からの波が起きる。

<イメージの説明>: 右下の図は、太平洋の日本の東での、前縁の高さが45センチ以上あったときの、南から北を見た、SWOT の海面高データに基づく津波の前縁を示している。

SWOTのデータは、カムチャツカ地震によって引き起こされた津波の前縁を多面的に見ることができた。測定には、強調表示された軌跡では赤で示されている45センチメートルを超える波の高さと、津波の前縁の形状と進行方向の調査が含まれていた。図の南西から北東に向かってハイライトに示されている SWOT データが、米国海洋大気庁 (NOAA) 津波研究センターによって作成された津波の予測モデルに対してプロットされている。SWOT からの観測結果をモデルと比較することによって、予測者達の、モデルを検証し、その精度を確保するのに役立つ。

津波は海底から海面まで伸びる波である。外洋では30センチか60センチしかないかもしれないものが、海岸の浅い海では30フィート(9メートル強)の波になる可能性がある。

SWOT が収集した津波測定値は、NOAA の津波研究センターの科学者達が津波予測モデルを改善するのに役立っている。そのモデルからの出力に基づいて、NOAAは津波の進路にある可能性のある沿岸コミュニティに警報を送っている。このモデルは、過去の観測と海洋のセンサーからのリアルタイム観測に基づく一連の地震津波シナリオを使っている。

津波の高さ、形状、方向に関するSWOTのデータは、この種の予測モデルを改善するための鍵となる。「衛星観測は、研究者が津波の原因をより適切にリバースエンジニアリングするのに役立ち、この例では、NOAAの津波予測が正しかったことも示した。

SWOT 衛星は、カナダ宇宙機関 (CSA) と英国宇宙機関の貢献を受けて、NASA と CNES が共同で開発した。

<ひとこと>: 以上概要のみ。大判はイメージのリンクから。

 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

その他の記事は以下のリンクから。リンク先では広告なしでお読みいただけます。

 最終更新日 8月 1日  宇宙科学の話題 ----総合的な話題です
 最終更新日 8月11日  火星探査情報 -----多数の探査情報から
 最終更新日 8月11日  ハッブル宇宙望遠鏡  --最新の発表から
 最終更新日 8月 6日  ジェムスウェブ宇宙望遠鏡  -最新の発表から
 最終更新日 8月 4日  地球観測 -------温暖化問題を中心に

・・・戻るときは、ブラウザーの“戻る”ボタンか、閲覧先記事の“BLOG”ボタンから。・・・

  ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

コメント

8月10日(日):冥王星のハート

2025年08月10日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<お知らせ> GOOブログのサービス終了に伴い、「はてなブログ」に新しい「天文ニュース」を開き連載を開始しました。
ご覧のGOOブログは8月一杯で廃止しますので切り替えをお願いします。
新しいアドレスは 新「天文ニュース(https://astronews.hatenablog.jp)」 
試行内容の説明は こちら(https://astronewsjp.hatenablog.com/) から。

今日のテーマ:冥王星のハート

このイメージは、2015年7月14日にNASAのニューホライズンズ(New Horizons)探査機によって撮影されたものであり、冥王星の最も正確な自然のカラーイメージである。

このナチュラルカラーイメージは、ニュー・ホライズンズのカラーマルチスペクトル可視光画像カメラ(MVIC)によって収集されたデータの、洗練された補正の結果である。この処理によって人間の目が知覚する色に近似するイメージが作成され、出会いの近くに発表されたイメージよりも「真の色」に近づいている。この単色MVICスキャンには、他のニュー・ホライズンズの画像装置や機器からのデータは含まれていない。

冥王星の凍った窒素とメタンのハート、「スプートニク平原」の明るい広がりなど、冥王星の印象的な特徴がはっきりと見える。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Monika Luabeya(著者名です)

 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

その他の記事は以下のリンクから。リンク先では広告なしでお読みいただけます。

 最終更新日 8月 1日  宇宙科学の話題 ----総合的な話題です
 最終更新日 7月 7日  火星探査情報 -----多数の探査情報から
 最終更新日 8月 4日  ハッブル宇宙望遠鏡  --最新の発表から
 最終更新日 8月 6日  ジェムスウェブ宇宙望遠鏡  -最新の発表から
 最終更新日 8月 4日  地球観測 -------温暖化問題を中心に

・・・戻るときは、ブラウザーの“戻る”ボタンか、閲覧先記事の“BLOG”ボタンから。・・・

  ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

コメント

8月9日(土):惑星状星雲 Mz3:蟻星雲

2025年08月09日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<お知らせ> GOOブログのサービス終了に伴い、「はてなブログ」に新しい「天文ニュース」を開き連載を開始しました。
ご覧のGOOブログは8月一杯で廃止しますので切り替えをお願いします。
新しいアドレスは 新「天文ニュース(https://astronews.hatenablog.jp)」
 試行内容の説明は こちら(https://astronewsjp.hatenablog.com/) から。

今日のテーマ:惑星状星雲 Mz3:蟻星雲

なぜこの蟻(ant)は大きな球体ではないのだろう? 

惑星状星雲Mz3は、太陽に似た、確かに丸い星によって投げ出されている。

では、流れ出るガスは、なぜ、明らかに丸くない蟻の形をした星雲を作り出したのだろう? その手掛かりとして、放出されたガスの、秒速1000キロメートルという高速、 構造の何光年もの長さ、星雲の中心にある星の磁気などが含まれるかも知れない。

考えられる答えのひとつには、Mz3が明るい星の近くを公転する2つ目の暗い星を隠しているというものがある。

競合する仮説には、中心の星自身の回転と磁場がガスを流出させているというものがある。

中心の星が太陽に非常に似ているように見えることから、天文学者達は、この巨大な宇宙の蟻の歴史についての理解を深めることによって、太陽と地球の未来の可能性についての有用な洞察が得られることを期待している。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

その他の記事は以下のリンクから。リンク先では広告なしでお読みいただけます。

 最終更新日 8月 1日  宇宙科学の話題 ----総合的な話題です
 最終更新日 7月 7日  火星探査情報 -----多数の探査情報から
 最終更新日 8月 4日  ハッブル宇宙望遠鏡  --最新の発表から
 最終更新日 8月 6日  ジェムスウェブ宇宙望遠鏡  -最新の発表から
 最終更新日 8月 4日  地球観測 -------温暖化問題を中心に

・・・戻るときは、ブラウザーの“戻る”ボタンか、閲覧先記事の“BLOG”ボタンから。・・・

  ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

コメント

8月8日(金):アンブレラ銀河

2025年08月08日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<お知らせ> GOOブログのサービス終了に伴い、「はてなブログ」に新しい「天文ニュース」を開き連載を開始しました。
ご覧のGOOブログは8月一杯で廃止しますので切り替えをお願いします。
新しいアドレスは 新「天文ニュース(https://astronews.hatenablog.jp)」 
試行内容の説明は こちら(https://astronewsjp.hatenablog.com/) から。

今日のテーマ:アンブレラ銀河

星の雨が降っている。

巨大な宇宙の傘のように見えるものは、今では小さな衛星銀河から剥ぎ取られた星達の潮流であることが知られている。

主な銀河である渦巻銀河NGC 4651は、我々のミルキーウェイ銀河とほぼ同じ大きさであり、その恒星のパラソルは、この銀河の明るい円盤の上空約10万光年に伸びているように見える。

この小さな銀河は、NGC 4651を通って偏った軌道を前後に流しながら、度重なる遭遇によって引き裂かれた可能性がある。

残りの星達は今後数百万年の間に確実に戻ってきて、より大きな銀河の一部になるだろう。

この注目の深層イメージは、サウジアラビアから長時間露光で撮影された。

このアンブレラ銀河は、手入れの行き届いた北のベレニスの髪の星座(かみのけ座)に向かった約5000万光年に位置している。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

その他の記事は以下のリンクから。リンク先では広告なしでお読みいただけます。

 最終更新日 8月 1日  宇宙科学の話題 ----総合的な話題です
 最終更新日 7月 7日  火星探査情報 -----多数の探査情報から
 最終更新日 8月 4日  ハッブル宇宙望遠鏡  --最新の発表から
 最終更新日 8月 6日  ジェムスウェブ宇宙望遠鏡  -最新の発表から
 最終更新日 8月 4日  地球観測 -------温暖化問題を中心に

・・・戻るときは、ブラウザーの“戻る”ボタンか、閲覧先記事の“BLOG”ボタンから。・・・

  ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

コメント

8月7日(木):欧州の森林炭素収支の憂慮すべき変化

2025年08月07日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<お知らせ> GOOブログのサービス終了に伴い、「はてなブログ」に新しい「天文ニュース」を開き連載を開始しました。
ご覧のGOOブログは8月一杯で廃止しますので切り替えをお願いします。
新しいアドレスは 新「天文ニュース(https://astronews.hatenablog.jp)」 
試行内容の説明は こちら(https://astronewsjp.hatenablog.com/) から。

今日のテーマ: 欧州の森林炭素収支の憂慮すべき変化

<前書き>:日本でも極端な暑さが続いています。この記事は8月4日月曜日に地球温暖化に着目した 地球観測 に掲載したものです。地球の将来はどうなるのでしょうか?

     ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

ヨーロッパの森林は大気から二酸化炭素を除去する上で重要な役割を果たしているが、欧州委員会の共同研究センターが主導した研究では、森林の二酸化炭素吸収能力が過去10年間で低下していることが判明した。

Nature に掲載された論文は、森林炭素吸収源の減少とその原因について詳しく説明し、森林の観察とモデル化のための研究の優先事項と、森林の炭素吸収源、森林の回復力についての理解を深め、この重要な資産を保護するための政策を導くためのより良い森林管理の必要性を定めている。

森林が二酸化炭素を吸収する能力を明確に理解することは、気象の中立を達成するための戦略を計画する上で非常に重要である。

<イメージの説明>: 
紫:ヨーロッパ宇宙機関の2040年目標を達成するために必要な推移
青:報告された放出量相殺(offset)の推移
点線:予想される推移(紫)と目標を達成するための必要度(青)。

ヨーロッパの森林が炭素吸収源として機能する能力が低下していることを考慮すると、欧州気象法(European Climate law)に定められた2050年までに気象の中立を実現するというEUの目標が脅かされている。この記事は、炭素排出と大気からの除去のバランスを達成するために必要な知識を向上させるための貴重なツールとして、迅速な行動を求め、地球観測データの使用を提唱している。

この調査結果は、気候変動イニシアチブの RECCAP-2 および DeepFeatures プロジェクトなど、ヨーロッパ宇宙機関が支援する地球観測データに基づいている。これらのデータセットは、炭素が土壌、樹木、大気の間でどのように移動するかを詳細に示している。

--- 以下略。

<ひとこと>: 大判はイメージをクリック(タップ)。
世界的規模において、2酸化炭素放出削減計画は実現できるのでしょうか?。

 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

その他の記事は以下のリンクから。リンク先では広告なしでお読みいただけます。

 最終更新日 8月 1日  <a href="http://astronews.jp/astroscience.htm">宇宙科学の話題</a> ----総合的な話題です<br>
 最終更新日 7月 7日  <a href="http://astronews.jp/marstopics2501.htm">火星探査情報</a> -----多数の探査情報から<br>
 最終更新日 8月 4日  <a href="http://astronews.jp/hubbletelescope.htm">ハッブル宇宙望遠鏡</a>  --最新の発表から<br>
 最終更新日 8月 6日  <a href="http://astronews.jp/jameswebbtelescope.htm">ジェムスウェブ宇宙望遠鏡</a>  -最新の発表から<br>
 最終更新日 8月 4日  <a href="http://astronews.jp/EarthObservatry.htm">地球観測</a> -------温暖化問題を中心に<br>

・・・戻るときは、ブラウザーの“戻る”ボタンか、閲覧先記事の“BLOG”ボタンから。・・・

  ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

コメント

8月6日(水):今年のペルセウス座流星群

2025年08月06日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<お知らせ> GOOブログのサービス終了に伴い、「はてなブログ」に新しい「天文ニュース」を開き連載を開始しました。
ご覧のGOOブログは8月一杯で廃止しますので切り替えをお願いします。

新しいアドレスは 新「天文ニュース(https://astronews.hatenablog.jp)」
 試行内容の説明は こちら(https://astronewsjp.hatenablog.com/) から。

 今日のテーマ:今年のペルセウス座流星群(Monika Luabeya:著者名です)

この、2025年8月3日(日)の30秒の露光写真では、ウェストバージニア州スプルースノブでの、毎年恒例のペルセウス座流星群と山羊座アルファ流星群の際の、流星が空を横切っている。

8月中旬にピークに達するペルセウス座流星群は、今年最高の流星群とされている。ペルセウス座流星群は、素早い明るい流星とともに、地球の大気圏を通り抜けるときに、しばしば光と色の長い「航跡」を残すことがある。ペルセウス座流星群は、1時間に約50〜100個の流星が見られる最も豊かな流星群の1つである。

今年は、ピークの夜に満月が84%になるために視界が妨げられるだろう。夜明け前の時間帯にはまだいくつかの明るい流星が見られるかもしれないが、観察条件は理想的ではない。 

<ひとこと>: ペルセウス座流星群は、毎年定期的に現れる流星群の中でも、その量と美しさで知られています。流星は月の明るさに妨げられて視認の数が異なるので、今年はあまり条件が良くないようです。
大判はイメージのリンクから。

 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

その他の記事は以下のリンクから。リンク先では広告なしでお読みいただけます。

 最終更新日 8月 1日  宇宙科学の話題 ----総合的な話題です
 最終更新日 7月 7日  火星探査情報 -----多数の探査情報から
 最終更新日 8月 4日  ハッブル宇宙望遠鏡  --最新の発表から
 最終更新日 8月 6日  ジェムスウェブ宇宙望遠鏡  -最新の発表から
 最終更新日 8月 4日  地球観測 -------温暖化問題を中心に

・・・戻るときは、ブラウザーの“戻る”ボタンか、閲覧先記事の“BLOG”ボタンから。・・・

  ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

コメント

8月5日(火):月のダスト流星の可能性

2025年08月05日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<お知らせ> GOOブログのサービス終了に伴い、「はてなブログ」に新しい「天文ニュース」を開き連載を開始しました。
ご覧のGOOブログは8月一杯で廃止しますので切り替えをお願いします。
新しいアドレスは 新「天文ニュース(https://astronews.hatenablog.jp)」 
試行内容の説明は こちら(https://astronewsjp.hatenablog.com/) から。

今日のテーマ:小惑星の衝突がムーンダスト流星の嵐を引き起こす可能性がある。

小惑星の衝突が、ムーンダスト流星の嵐を引き起こす可能性がある。 カレンダーに印を付けよう。

小惑星2024 YR4が2032年12月22日に月に衝突した場合、地球は完全に月のダストでできた、珍しい流星の嵐に遭遇する可能性がある。

ウェスタン・オンタリオ大学の天文学者達は、幅60メートルの宇宙の岩石が、今から7年後に、月面に衝突した場合に何が起こるかを分析した。彼らは新しい論文で、衝突によって6.5メガトンのTNTに相当するエネルギーが放出され、幅1キロメートルのクレータが爆発し、最大1億キログラムの月の破片が放出されると報告している。

<イメージの説明>: 地球に到達するデブリの量は、小惑星が衝突する場所によって大きく異なる。チームは、黄色の点線で囲まれた可能性の回廊に沿って衝撃をシミュレートした。

「月の噴出物の最大10%が数日内に地球に到達する可能性がある」と、研究のリーダーである惑星科学者のポール・ウィーガート氏は言う。「結果として生じる流星群は、流星率が通常の背景率を桁違いに上回り、目を引く可能性がある。」

地球の上層大気は、比較的低速(約11km/s)で到着する月の物質が散りばめられるだろう。これは一般的な流星よりもはるかに遅い。例えばペルセウス座流星群は時速59kmで地球に衝突した。その結果から、月の流星は、通常よりも遅く、暗く、長持ちするように思える。それでも、肉眼で見ることができ、かなりの数となるだろう。

彼らのシミュレーションは、嵐が数日間続く可能性があることを示唆している。

そして、重要なことは、この流星群で、目に見えるほぼすべての流星が月の一部であるということである。

著者らは、影響の可能性は4%と推定している。それは小さいが重要である。小惑星 2024 YR4 が太陽のまぶしさから現れ、再び観測可能になる 2028 年に更新される。目標に当たれば、この小惑星は約5000年で最大の月面衝突をもたらす可能性がある。

<ひとこと>:この記事にはやや疑問も残ります。月は地球のように大気はないので隕石は燃え尽きずにそのまま衝突します。それでも、これまでに、このような大きな事例は報告されていません。月は地球と比較して、その大きさも引力も極端に違います。宇宙の大きさからみれば至近ともいえる月と地球との距離からも、月に衝突する可能性があるのであれば、地球に落ちる可能性はないのでしょうか? 昨日の記事のように、地球での惨事を危惧しないでよいのでしょうか? 
しかし注意することは必要でしょう。この記事はそのような意味から取り上げてみました。
大判はイメージのリンクから。

<出典>: Space Weather News

コメント

8月4日(月):小惑星ディモルフォスでの衝突

2025年08月04日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<お知らせ> GOOブログのサービス終了に伴い、「はてなブログ」に新しい「天文ニュース」を開き連載を開始しました。
ご覧のGOOブログは8月一杯で廃止しますので切り替えをお願いします。
新しいアドレスは 新「天文ニュース(https://astronews.hatenablog.jp)」
試行内容の説明は こちら(https://astronewsjp.hatenablog.com/) から。

今日のテーマ:小惑星ディモルフォスでの衝突

この衝突は、何故そんなに奇妙だったのだろう?

2022年、地球救助技術を開発するために、NASAはDART宇宙船を意図的に小惑星の衛星ディモルフォスに衝突させた。

この衝突によって、親小惑星ディディモス(Didymos)の周辺のディモルフォス(Dimorphos)の軌道が変化し、このような衝突が、理論的には地球が(他の)危険な小惑星に衝突するのを防ぐことができることを実証することが期待されていた。

しかし、新しい結果の分析は、衝突の影響が予想とは異なることを示しており、科学者達は、その理由を理解しようとしている。

ここに示されているのは、LICIACubeカメラによって撮られたタイムラプスビデオであり、衝突後に、ディモルフォスの破片が、衝突を受けなかったディディモスの前面のフィールドに広がる破片のフィールドの、約250秒間のタイムラプスビデオである。

2026年には、ヨーロッパのヘラ(Hera)ミッションが小惑星に到達し、この問題をよりよく研究するために、3機の宇宙船を放出する予定である。

<ひとこと>: イメージは短い動画 .mp4 です。リンク先から。

<付記>; 地球では、白亜紀に、大型の小惑星の衝突によって、恐竜に代表される生物に深刻な被害があったと推定されている。1995年、NASAの木星探査宇宙船ガリレオが木星に近づいたとき、彗星シューメーカレヴィ9(Shoemaker-Levy 9) が木星の引力で砕かれて、木星に連続して衝突するという出来事が起きた。この衝突は木星の夜の側に起き、地球の観察者達からは直接観測できなかったので、ガリレオは木星の裏側に回り、宇宙船の機器が衝突のフラッシュを見ることが出来るように配置された。この衝突は地球の規模からみれば極めて大きなものだった。以来、地球防衛の機運が高まり、天体の地球衝突を回避するいくつもの案が提起された。最も有望な案を確かめるために、NASAは、周辺に衛星を持つ小惑星ディディモスを選び、衛星ディモルフォスに衝撃を与え、親である小惑星ディディモスとの間の軌道の変化を調べた。このテストは、結果として予測と異なっていたとされている。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

その他の記事は以下のリンクから。リンク先では広告なしでお読みいただけます。

 最終更新日 8月 1日  宇宙科学の話題 ----総合的な話題です
 最終更新日 7月 7日  火星探査情報 -----多数の探査情報から
 最終更新日 8月 4日  ハッブル宇宙望遠鏡  --最新の発表から
 最終更新日 7月24日  ジェムスウェブ宇宙望遠鏡  -最新の発表から
 最終更新日 8月 4日  地球観測 -------温暖化問題を中心に

・・・戻るときは、ブラウザーの“戻る”ボタンか、閲覧先記事の“BLOG”ボタンから。・・・

  ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

 

コメント

独自開発したロボット同士の連携に成功

2025年08月02日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<お知らせ> GOOブログのサービス終了に伴い、
「はてなブログ」に新しい「天文ニュース」を開き連載を開始しました。
ご覧のGOOブログは8月一杯で廃止しますので切り替えをお願いします。
新しいアドレスは 新「天文ニュース(https://astronews.hatenablog.jp)」
試行内容の説明は こちら(https://astronewsjp.hatenablog.com/) から。

今日のテーマ: 「ICHIBAN」国際協力ミッション、国際宇宙ステーションで世界初:独自開発したロボット同士の連携実証に成功-将来の有人宇宙活動の可能性を広げる-(JAXA)

2025年(令和7年)7月31日
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

2025年7月29日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)とドイツ航空宇宙センター(Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt, DLR)は、国際宇宙ステーション(ISS)において、各機関が独立して開発した2つのロボットである、JEM船内可搬型ビデオカメラシステム実証2号機「Int-Ball2」と、Crew Interactive MObile companioN「CIMON」の相互通信および連携作業の実証ミッション「ICHIBAN」(IntBall-2 CIMON Hovering Intelligences Building AI Network)を実施し、成功しました。

本実証では、JAXA「きぼう」日本実験棟に設置されたInt-Ball2と、欧州実験棟「コロンバス」のDLR・Airbus・IBMが開発したAI搭載ロボットCIMONが連携し、大西卓哉宇宙飛行士とともに共同作業を行いました。
 具体的には、欧州実験棟「コロンバス」にいる大西宇宙飛行士が、CIMONの音声認識機能を通じて、「きぼう」日本実験棟船内のInt-Ball2を遠隔操作し、「きぼう」船内の物品を捜索するというタスクを実施しました。CIMONは、大西宇宙飛行士の音声指示とInt-Ball2から送信される位置情報を基にInt-Ball2の移動コマンドを生成し、Int-Ball2に送信。Int-Ball2は、その指示に従って「きぼう」船内を移動し、自らの搭載カメラで取得した映像をCIMONのモニターに配信、大西宇宙飛行士がその映像を確認するという一連の作業となります。
このように、別機関で独立に開発されたロボット同士が、軌道上で相互通信と共同作業を行うのは世界初の成果です。

<ひとこと>: 詳細は下記JAXAのサイトから。

<出典>: JAXA

 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
その他の記事は以下のリンクから。リンク先では広告なしでお読みいただけます。

 最終更新日 8月 1日  宇宙科学の話題 ----総合的な話題です
 最終更新日 7月 7日  火星探査情報 -----多数の探査情報から
 最終更新日 7月23日  ハッブル宇宙望遠鏡  --最新の発表から
 最終更新日 7月24日  ジェムスウェブ宇宙望遠鏡  -最新の発表から
 最終更新日 7月 3日  地球観測 -------温暖化問題を中心に

・・・戻るときは、ブラウザーの“戻る”ボタンか、閲覧先記事の“BLOG”ボタンから。・・・

  ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

コメント

8月1日(金):宇宙から地球:クウェートの海

2025年08月01日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<お知らせ> GOOブログのサービス終了に伴い、「はてなブログ」に新しい「天文ニュース」を開き連載を開始しました。
ご覧のGOOブログは8月一杯で廃止しますので切り替えをお願いします。
新しいアドレスは 新「天文ニュース(https://astronews.hatenablog.jp)」
試行内容の説明は こちら(https://astronewsjp.hatenablog.com/) から。

8月1日(金)追記: 油井飛行士を含む、国際宇宙ステーションスペースX クルー11ミッションの打上げは、気象条件不良のため延期されました。現在、東部夏時間8月1日金曜日午前11時43分(日本時間8月2日日曜日午前0時43分)が目標とされています。打上は NASAプラス ・ JAXA YouTubeチャンネル から中継があります。共に準備を含めてかなり前から放送が始まりますので、適宜時間を探してご覧ください。

今日のテーマ:宇宙から地球:クウェートの海(ヨーロッパ宇宙機関) 

クウェートのフェイラカ(Failaka)島の南東にあるターコイズブルー(トルコ石色の;青緑色)の海が、ヨーロッパ宇宙機関のΦsat-2ミッションで得たこのイメージに収められている。

フェイラカは、ペルシャ湾の先頭にあるクウェートの海岸から約20kmにある。水中のさまざまな色は、この地域の風のパターンや、島を囲む水の堆積物の組み合わせから生じる。

年間を通じて、湾に向かう風による土壌の活動によって砂や塵が吹き飛ばされ、それらの粒は、フェイラカ周辺の水中で堆積物になる。主な風の進路における島の位置によって、イメージに青と緑の色で現れる渦巻きのパターンが作られる。

このΦsat-2の真の色のイメージは、2024年8月の打上後9か月の試運転段階である2025年3月25日に得られた。試運転は今年の第2四半期に終了し、衛星は現在科学データを配信している。

高度510kmを周回するΦ-sat-2は、可視光から近赤外線までの7つのマルチスペクトルバンドを用いて画像を生成するキューブサットであり、地上のサンプリング距離は約5mである。このタイプのリモートセンシング機器は、環境モニタリング、土地管理、マッピングに特に役立つ。

このミッションは、地球観測における搭載人工知能(AI)の使用を実証およびテストすることを目的として設計された。このイメージは、画像を検査して海の存在、雲の有無を判断し、船舶を自律的に検出して分類するなど、このミッションの AI 機能の一部を示している。イメージの下部に見える小さい真っ赤な徴は商船である。

同じ AI アプリケーションで、海上交通の特定のシーン (またはエリア) にさらなる監視または調査が必要かどうかを判断することもできる。船上のその他のAIアプリケーションは、衛星画像の圧縮、海洋汚染や山火事の検出、地震や洪水の影響を受けた地域などの被災地の特定と分析、衛星画像を緊急対応チームが使用できる道路地図に変換するために使用される。

<ひとこと>: 宇宙からの監視にも人工知能が用いられるようになりました。大判はイメージのリンクから。

<出典>: Week in images (ESA)

 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

その他の記事は以下のリンクから。リンク先では広告なしでお読みいただけます。

 最終更新日 8月 1日  宇宙科学の話題 ----総合的な話題です
 最終更新日 7月 7日  火星探査情報 -----多数の探査情報から
 最終更新日 7月23日  ハッブル宇宙望遠鏡  --最新の発表から
 最終更新日 7月24日  ジェムスウェブ宇宙望遠鏡  -最新の発表から
 最終更新日 7月 3日  地球観測 -------温暖化問題を中心に

・・・戻るときは、ブラウザーの“戻る”ボタンか、閲覧先記事の“BLOG”ボタンから。・・・

  ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

コメント

7月31日(木):アリゾナ州で猛烈な火災

2025年07月31日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<お知らせ> GOOブログのサービス終了に伴って、「はてなブログ」に 新「天文ニュース」 を開き、
連載の試行を開始しました。試行の概略は こちら から。

今日のテーマ: アリゾナ州で猛烈な火災

2025年7月、グランドキャニオン付近で発生した2つの落雷火災は大規模で破壊的となった。

<ひとこと>: 米国西部の大きな自然火災は珍しくはないが、中央右下に示されたグランドキャニオン(長さ約350キロメートル)と比べても、その広がりが明らかである。大判(720x700px)はイメージのリンクから。

<出典>: Earth Observatory Image of the Day

 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

その他の記事は以下のリンクから。リンク先では広告なしでお読みいただけます。

 最終更新日 7月25日  宇宙科学の話題 ----総合的な話題です
 最終更新日 7月 7日  火星探査情報 -----多数の探査情報から
 最終更新日 7月23日  ハッブル宇宙望遠鏡  --最新の発表から
 最終更新日 7月24日  ジェムスウェブ宇宙望遠鏡  -最新の発表から
 最終更新日 7月 3日  地球観測 -------温暖化問題を中心に

・・・戻るときは、ブラウザーの“戻る”ボタンか、閲覧先記事の“BLOG”ボタンから。・・・

  ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

 

コメント

7月30日(水):油井飛行士の打上と大西飛行士の帰還

2025年07月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<お知らせ> GOOブログのサービス終了に伴って、「はてなブログ」に 新「天文ニュース」 を開き、
連載の試行を開始しました。試行の概略は こちら から。

今日のテーマ:ステーション、地球への帰還に向けた準備と新しいクルーの打上げ準備 

遠征73(Expedition 73)の7名のクルーは、4名の新しいクルーを迎える準備を進めている。その後、3月から国際宇宙ステーションで生活し働いてきた別の4名が地球に帰還する。

スペースXのファルコン9ロケットは、ケネディ宇宙センターの発射台に運ばれ、東部夏時間木曜日午後12時09分(日本時間金曜日午前1時9分)に、NASAのスペースX クルー11ミッションの打上までのカウントダウンに入っている。 NASAプラスは、7月31日木曜日の午前11時(日本時間木曜日午前0時)から、 Crew-8 の打上の放送を始める。

NASAの宇宙飛行士ゼナ・カードマン司令官とパイロットのマイク・フィンケ、 JAXA(日本宇宙航空研究開発機構)のミッションスペシャリスト、油井公也とロスコスモスのオレグ・プラトノフは、ファルコン9号に搭載されたドラゴン宇宙船に乗り込み、国際宇宙ステーションのハーモニーモジュールのポートまで1日半の自動旅行を行う。到着後、4人は遠征73に加わり、地球低軌道で7か月間の研究ミッションを開始する。

新しいクルーの到着後、NASAのスペースXクルー10ミッションの遠征73の乗組員4人は、約1週間後の出発に備えて科学とメンテナンスの引き継ぎ始める予定である。4名は、ハーモニーにドッキングされたドラゴン内に、科学品、貨物、身の回り品などを積み込む荷造り業務を進めている。NASAのアン・マクレーンは、NASAの宇宙飛行士ニコール・エアーズ、JAXAの大西拓也、ロスコスモスのキリル・ペスコフとともに、地球の大気圏に再突入し、パラシュートで着水する。

<ひとこと>: 大判はイメージをクリック(タップ)。

なお、油井公也飛行士の打上は、JAXA YouTubeチャンネルでも日本語解説付きで生配信されます。 こちら から。(2025年8月1日(金) 0時15分頃から)

<出典>: Mark A. Garcia(著者名です)

 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

その他の記事は以下のリンクから。リンク先では広告なしでお読みいただけます。

 最終更新日 7月25日  宇宙科学の話題 ----総合的な話題です
 最終更新日 7月 7日  火星探査情報 -----多数の探査情報から
 最終更新日 7月30日  ハッブル宇宙望遠鏡  --最新の発表から
 最終更新日 7月24日  ジェムスウェブ宇宙望遠鏡  -最新の発表から
 最終更新日 6月30日  地球観測 -------温暖化問題を中心に

・・・戻るときは、ブラウザーの“戻る”ボタンか、閲覧先記事の“BLOG”ボタンから。・・・

  ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

コメント

7月29日(火):地球が微笑んだ日

2025年07月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<お知らせ> GOOブログのサービス終了に伴って、「はてなブログ」に 新「天文ニュース」 を開き、
連載の試行を開始しました。試行の概略は こちら から。

今日のテーマ:地球が微笑んだ日

<イメージの説明>:2013年7月19日、世界中で祝われたイベントで、NASAのカッシーニ宇宙船は土星の影に滑り込み、土星、その7つの衛星、そのリング、そして背景にある我々の故郷の惑星、地球を撮るために向きを変えた。このイメージは直径約651,591キロメートルに及んでいる。

太陽の強力で潜在的に有害な光線が土星自身によって覆われたため、カッシーニの搭載カメラは、このユニークな観察の形を利用することができた。彼らは土星システムのパノラマ合成を得、科学者達は、太陽の逆光を受けたリングや星のシステムの全体の詳細を見ることができる。この合成は、我々の故郷の惑星が、太陽系外から撮影された形の 3 回目となる特別なものである。2回目はカッシーニによって土星の軌道から撮影された。地球の住民が自分たちの写真がこれほど遠くから撮影されることを事前に知らされたのは、これが初めてだった。

2017年にミッションが終了する前から、カッシーニは、既に将来の探査に強力な影響を与えていた。カッシーニミッションで学んだ教訓は、NASAのエウロパ・クリッパーミッションに適用されている。このミッションでは、カッシーニが土星を探査した方法から生じた軌道ツアー設計が使われている。2024年に打ち上げられたエウロパ・クリッパーは、2030年4月に木星に到達し、地球の氷の衛星を数十回フライバイして、地表下に生命を支えることができる場所があるかどうかを判断する予定である。

<イメージの説明>: 上のイメージは、土星の更に遠方から見た、地球、火星、金星。下のイメージは、土星の主要な衛星とリング。

<ひとこと>: 大判は各イメージのリンクから。

<出典>: Monika Luabeya(著者名です)

コメント

7月28日(月):スマートな検索:科学データを見つけ易く

2025年07月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<お知らせ> GOOブログのサービス終了に伴って、「はてなブログ」に 新「天文ニュース」 を開き、
連載の試行を開始しました。試行の概略は こちら から。

今日のテーマ:よりスマートな検索:NASAのAI、科学データを見つけ易く 

<前書き>: 以下は、宇宙あるいは天文学とは直接は関係していませんが、AIを主体とする翻訳技術の動向を見ていただくために、あえてその一部を取り上げてみました。

新しいランニングシューズをオンラインで購入することを想像してみよう。もし、売り手によって「スニーカー」、別の売り手が「トレーナー」、別の売り手が「運動靴」と異なる表現をしていたら、ミスマッチな専門用語の海にすぐに迷い込んでしまうだろう。幸いなことに、ほとんどのオンラインストアでは、標準化されたカテゴリとフィルターを使っているために、必要なものをすばやく見つけることができる。

この問題を科学研究に拡大してみる。スニーカーの代わりに、「エアロゾル光学深度」や「海面温度」を考えてみよう。データを記述するための共通言語がなければ、関連する地球科学のデータセットを見つけることは極めて困難となる。

そのために、NASAは、科学者達がデータセットに一貫性のある検索可能な方法でタグを付けるのに役立つ、標準化された語彙である包括的変換マスター辞書(GCMD:Global Change Master Directory)を作成した。しかし、科学が進化するにつれて、メタデータを整理して発見可能に保つという課題も進化している。

この課題に対応するため、マーシャル宇宙飛行センターのデータサイエンス・インフォマティクス・オフィス(ODSI)は、データプロバイダーやキュレーターが適切なキーワードを自動的に割り当てるように設計されたスマートツールであるキーワード勧奨(GKR:GCMD Keyword Recommender)を開発した。

・よりスマートなタグ付け、迅速な検出
アップグレードされたGKRモデルは、単なる技術的な改善ではない。これは、科学的知識を整理し、アクセスする方法の飛躍的な進歩がある。このモデルは、正確で標準化されたキーワードを自動的に推奨することで、メタデータの品質を高く保ちながら、人間の負担を軽減する。これによって、研究者達、学生達、一般の人達は、必要なデータセットを正確に見つけやすくなる。

・メタデータ・マッチメーカー
新たにアップグレードされたGKRモデルは、エクストリーム・マルチ・ラベル分類と呼ばれる情報科学の大きな課題に取り組んでいる。

写真に写っているすべての動物を特定しようとする例で考えてみよう。犬だけなら簡単である。しかし、犬、鳥、茂みの後ろに隠れているアライグマ、あるいは0.1%しか写っていない動物がいる場合、作業ははるかに難しくなる。GKRが直面しているのは、一部のキーワードの例が不足している場合でも、複雑なデータセットに正確にタグを付けることである。

問題は大きくなる一方である。新しいバージョンでは、以前の約430から3,200以上のキーワードが考慮されるようになった。これは、語彙の複雑さが 7 倍に増加し、学習して予測する必要があるモデルが大幅に飛躍したことを意味する。

この規模に対処するために、チームは、単にデータを追加しただけではなく、より高性能なモデルをゼロから構築した。アップグレードの中心となるのは、地球科学、生物科学、天文学などのさまざまな分野の科学文献から引き出された 660 億語という驚異的な単語でトレーニングされた高度な言語モデルである。

--- 以下略。

<イメージの説明>: 2025年3月15日にNASAの全球降水観測 (GPM) ミッションのワールドビューから撮影されたイメージスナップショットで、米国南東部全域で大雨が発生している様子と、地球科学、大気、降水量、雨滴サイズのGCMDキーワード推奨がオーバーレイされている。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Derek Koehl(著者名です)

 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

その他の記事は以下のリンクから。リンク先では広告なしでお読みいただけます。

 最終更新日 7月25日  宇宙科学の話題 ----総合的な話題です
 最終更新日 7月 7日  火星探査情報 -----多数の探査情報から
 最終更新日 7月28日  ハッブル宇宙望遠鏡  --最新の発表から
 最終更新日 7月24日  ジェムスウェブ宇宙望遠鏡  -最新の発表から
 最終更新日 6月30日  地球観測 -------温暖化問題を中心に

・・・戻るときは、ブラウザーの“戻る”ボタンか、閲覧先記事の“BLOG”ボタンから。・・・

  ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

コメント

7月27日(日):海面上昇の危険にさらされる

2025年07月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<お知らせ> GOOブログのサービス終了に伴って、「はてなブログ」に 新しい「天文ニュース」 を開き、
連載の試行を開始しました。試行の概略は こちら から。

今日のテーマ:マーシャル諸島のマジュロ、海面上昇の危険にさらされる

国連気候変動枠組条約は、マーシャル諸島共和国を気候変動の影響に対して特に脆弱であり、海面上昇が実存的な脅威となっていると特定している。

この国は、中央太平洋の環礁と島々の2つの平行なチェーンで構成されている。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Week in images (ESA)

 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

その他の記事は以下のリンクから。リンク先では広告なしでお読みいただけます。

 最終更新日 7月27日  今日の宇宙 ------上の記事と同じです
 最終更新日 7月25日  宇宙科学の話題 ----総合的な話題です
 最終更新日 7月 7日  火星探査情報 -----多数の探査情報から
 最終更新日 7月23日  ハッブル宇宙望遠鏡  --最新の発表から
 最終更新日 7月24日  ジェムスウェブ宇宙望遠鏡  -最新の発表から
 最終更新日 6月30日  地球観測 -------温暖化問題を中心に

・・・戻るときは、ブラウザーの“戻る”ボタンか、閲覧先記事の“BLOG”ボタンから。・・・

  ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

コメント