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またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

梅味噌に鶏胸肉を漬ける

2010-06-27 | 果実酢・果実酒・梅仕事
3週間前に漬けた梅味噌が、
古城、白加賀の青梅を漬けこむ
冷蔵庫の中で過ごしているうち
いい感じに梅が萎んできたので、
これに鶏胸肉を漬けてみることにした。


おたまで底からよく混ぜた梅味噌を、
適当な大きさに切った鶏胸肉にまぶし、
もみこんで冷蔵庫で一晩寝かせる。

魚焼きグリルでじっくり焼くか、
テフロンのフライパンにフタをして火を通す。
表面は焦げやすいので、火加減に注意しつつ
中は火が通り過ぎないように気をつけた。

なんだかスモークしたような見た目だけれど
鶏胸肉の味噌漬けです。

さきほど届いたばかりの
レスト野菜館の青しそとキュウリを添える。
梅干は昨年漬けた十郎梅の赤しそ・塩分18%。

どれ、いただいてみましょう。

梅味噌の塩梅は、
梅1:味噌1:砂糖1なので、ちょっと甘めだけれど
味噌の風味はちゃんと感じられる。
でも、加熱したため、梅の香りはどうかな…。
あんまりわからない。

しかし砂糖と味噌の塩分が、まるで鶏ハム製作時と
同じような効果をもたらしたのか、
胸肉はむっちりした歯ごたえでボソボソ感なし。
青しそを巻くとさらに美味しくなった。

レスト野菜館のキュウリも青しそも、
スーパーのものでは決して味わえない柔らかさと
瑞々しさ、アクのなさでとっても美味しかった。

さて梅味噌じたいはかなり甘めなので、
ヒヤヤッコか、ドレッシング代わり、
あるいは白玉団子にかけるなどがよさそう。

もう何度も作っていて今更だけれど
私としては、そんなに甘さは必要ないので、
来年は、ただ味噌の中に青梅を埋め込む式でやってみようかな。




十郎梅を漬けた

2010-06-18 | 果実酢・果実酒・梅仕事
小田原から、きれいに黄熟した十郎梅がやってきた。


甘酸っぱい香りがたまらない~。

梅干づくりは2006年からなので
今年で5回目になるのだけれど、
つくるばかりで消費が追いついてないよ~。

今年のぶんは長期保存になることを見越して、
塩分18%でやることに決めた。

2kgの梅を、1kgずつに分けて袋漬けにした。


関東はちょうど入梅したばかり。
今年の土用干しも順調にいきますように。





古城、白加賀の青梅を漬けこむ

2010-06-07 | 果実酢・果実酒・梅仕事
5月30日に小田原から白加賀5kgがやってきた。

今年の小田原の梅農家さんは天候被害がひどく、
収穫見込みが例年の9割減という厳しさのなか、
どうにか譲っていただけたものなので、
いつも以上に1粒1粒を愛でる気持ちになる。

大事に洗ってヘタをとり、竹ザルに広げて乾かした。

まずは千鳥酢で梅サワードリンク。

白加賀3kg、氷砂糖3kg、千鳥酢3升


恒例の日本酒梅酒。漬けたら冷蔵庫で保管する。

白加賀1kg、果糖350g、富久錦純米原酒1升


梅酒用の焼酎、天盃(麦)に初挑戦。
どんな味になるのか、楽しみだ。

白加賀1kg、素焚和糖500g、天盃1升


*

本日7日に和歌山県かつらぎ町の池喜さんから
古城梅5kgが届いた。

池喜さんのところは、とくに深刻な被害はなく
まずまず例年くらいの見込みだそうで
箱をあけると大きく立派な梅がみっしりと詰まっていた。


古城梅で日本酒梅酒、麦焼酎 天盃。

天盃には果糖350g、
富久錦にはリンゴハチミツ450gを使用。


梅味噌、梅昆布醤油


梅味噌:味噌1kg、グラニュー糖600g、梅1kg

味噌とグラニュー糖を先に混ぜてから梅を埋め込んだ。
馴染んできたら冷蔵庫に入れる。


梅昆布醤油:醤油1L、昆布20cm、梅1kg

一昨年、こうめさんに教わって作ったものだけれど
こちらも冷蔵庫で保存だ。出来上がりが待ち遠しい。


さて古城の青梅は、あとまだ1.5kgほど残っている。
贅沢にハチミツ漬けにするか、何かお酒を仕入れるか。
明日には処理してしまわないとな。

*

結局、はちみつ漬けに決めた。

古城梅1.5kg、国産野草はちみつ2kg

毎日1度はよく混ぜて、1~2ヶ月くらいで完成らしい。
梅がしわしわになったら冷蔵庫に入れないといけないかな~。
こちらも出来上がりが楽しみ!




茶豆とササミの酒蒸し梅大葉和え

2009-09-05 | 果実酢・果実酒・梅仕事
夜の9時半頃にチャイムが鳴り、
枝つきの茶豆がどっさりやってきた。

この時間に宅配が来るとは思わず、びっくりしたけれど、
これはすぐに茹でてしまわないと味が落ちる!

ハサミを片手にチョキンチョキンとサヤを切り落とし、
ある程度まとまったら水洗いしてザルにあけ、
塩を多めにまぶしこんでおく。

大鍋に湯を沸かして茹であがったら冷蔵庫へ。
ダンボールいっぱい、一抱えはありそうな量だったので
全部処理するのに2時間かかったけれど
茶豆は大好きなので、これでしばらく楽しめるわぁ。

茶豆のおともに先日の梅干で何か用意しよう。
またたびダイアリ:2009年度の梅干完成


日本酒に漬けてあった赤しそ梅干は、ぷっくりと膨らんでいた。



種を外し、叩いて大葉を添え、ささみの酒蒸しにのせる。

薄口醤油をかけて食べる。
これもおつまみにけっこうけっこう。

日本酒に漬けてあったものをそのまま使ったので
お酒を飲まれない方にはお薦めできないけれど
(煮切ったらそれも美味しそう)
いわゆる普通酒の糖分やアミノ酸が
梅干と合わさって有効に働いているような?

今月に入ってから俄かにバタバタ忙しくなったけれど
自然の恵みにココロ癒されますわい。




小田原 昇珠園の十郎梅の梅干を食べくらべ

2009-08-31 | 果実酢・果実酒・梅仕事
昇珠園に今年の梅を注文したときに、
生産者の方が作る梅干はどんな仕上がりなんだろう?と
梅と一緒に梅干も注文してみた。

樹上完熟十郎梅の梅干である。

完熟すぎて出荷できないくらい柔らかいものを集めて
大量に漬けておられるそうで、たしかにすごく柔らかい。
最初の1粒をトングで出そうとして破ってしまったくらい。

昇珠園 梅花日記の5~8月は、
樹上でふくらみはじめた梅が梅干になるまでの様子が
紹介されていて、とっても楽しい。
漬け込む量も干すスペースも桁違いで圧倒されますわ~。


さて、こちらは私が昨年漬けた十郎梅。塩分18%なり。

干しあがってから、そのまましまったので
上のほうの梅はまだ乾いているけれど、
下のほうは自然にわいた梅蜜でしっとりしている。

昇珠園でとれた同じ年(たぶん)の同じ梅。
昇珠園は梅と一緒に岩塩も送ってくれるので、
おそらく同じ塩で漬けているはず。
違いやいかに!


並べてみたら圧巻だったので撮ってみました。



左がプルコ作、右が昇珠園のもの。


見た感じではあまり違いがなく、柔らかさも同じくらい。

ではまずプルコ梅から。
す、すっぱい! うなじの毛がビリビリと逆立つ感じ。
漬けてから2年目だけれど、もう一年くらい寝かせてもいいかも。


白湯を飲んで気を落ち着かせてから昇珠園のを。

こちらのほうがまろやか。
すっぱいのはすっぱいけれど、こなれた感じがする。
さすが超ベテランの梅干ですな!

昇珠園のブログを読むと、塩のふり加減、すなわち塩梅は
その年によって長年の経験と勘で決めているとあった。

これは一朝一夕には身につかないな~、さすがです!




2009年度の梅干完成

2009-08-30 | 果実酢・果実酒・梅仕事
干すタイミングがつかめずに、8月の中旬過ぎまで残っていた
赤しそ梅干もようやく干しあがった。
これで今年仕込んだぶんの梅は全部仕上がったぞ。

昇珠園の南高梅(塩分15%)


昇珠園の十郎梅(塩分18%)


小鉢に梅酢を入れ、レンジで40秒ほど温めてから
そこに梅干をくぐらせ、瓶に詰める。

白梅干のようにザラメをまぶしながら詰めるつもりが、
うっかり忘れてしまった。
あとからハチミツでもかけてみようかしら。

カリカリに干からびていた梅は日本酒に漬けてみた。

こちらは料理用に使っている雪中梅の普通酒で、
これなら冷蔵庫にいれる必要はなく、室温で置いておけそう。

キラキラとクリスタルのような輝き。

うっとりしてしまった。

しわしわ、カチカチになった梅は
全部集めてここに入れた。


翌日みたら日本酒も真っ赤に染まり、ルビーのような輝きだ。


*

2009年度の梅干が勢ぞろい。


左から、渋田の庄 池喜さんの巨大南高梅で
塩分10%・砂糖10%の甘梅干と塩分18%のもの。

真ん中から右にかけて、小田原 昇珠園さんの十郎梅で
塩分10%・砂糖10%の甘梅干、
塩分18%の赤しそ梅干。

一番右が小田原 昇珠園さんの南高梅で
塩分15%の赤しそ梅干。

今年は全部あわせて12kgの梅を漬けた。
巨大梅の迫力がすごいな。
赤しそはじゅうぶんに色がのって満足だ。

昨年までは、干した梅をそのまま瓶詰めしていたけれど
今年からは梅酢や日本酒にくぐらせてから仕舞うことにした。
きっとこのほうがいい仕上がりになると思う。

梅干づくりはこれで4年目。
自分好みのものを作るのに、
だんだん目鼻がついてきたような気がする。

*

2008年度の梅干完成!
2007年度の梅干完成
2006年度の梅干完成




土用干しも大詰めに

2009-08-27 | 果実酢・果実酒・梅仕事
よーし今日は朝からパキッと晴れたぞ。
月曜日に干しはじめてからというもの、曇りの日もあったりで、
このまま部屋干しで終わるのかと心配だったのだ。

秘蔵の赤しそ梅干、これで完成できるかな。


昇珠園の南高梅 塩分15%

24日(1日目)


このベランダに直射日光が当たるのは午前中だけなのだ。

27日(4日目)


よくみると塩の粒が浮いてきているのがわかる。

このくらいにしておこうか悩むところ。


昇珠園の十郎梅(塩分18%)

24日(1日目)


ザルに並べた時点で破れているものが1~2粒あった。
その後、太陽を浴びて染み出してきた梅酢が
梅をザルに固着させ、はがそうとして破れたもの少々。

27日(4日目)

塩分18%だからか、塩の浮き方がすごい。
十郎梅はもうこれで完成にしようかな。

派手に破れた梅は干からびて皮と種ばかりに。

早めによけておけばよかったわ。




赤しそ梅の土用干し開始

2009-08-24 | 果実酢・果実酒・梅仕事
晴れていたので慌てて並べる。
えびら(丸いザル)が昇珠園の南高梅、
四角いザルが昇珠園の十郎梅である。

赤しそを入れたのは7月の初めだったので
一ヵ月半、じっくりと漬け込まれた梅は真っ赤に染まっていた。



本日のベランダは太陽が当たっている時間帯で
気温38度、湿度34%といい感じ。

この調子でお天気が続きますように。
今日は午後から土砂降りの雷雨だったけれど
午前中さえ晴れてくれればなんとか出来上がるのだ。


今年は三浦から赤しそを入手できたので
探しまわる苦労はなかったけれど
先週、昨年そこで購入したJA青空市を通りかかったところ、
枝つきの立派な赤しそがどっさり積まれていた。

今年はもう使わないしなあ…なんて
さりげない顔で通り過ぎてしまったけれど、
このあたりって赤しその需要が意外とあるのかも。




梅味噌に大葉とナタマメを

2009-08-10 | 果実酢・果実酒・梅仕事
6月に仕込んだ梅味噌は容器ごと冷蔵庫に保管し、
一ヶ月ほどして梅がしわしわになったところで
梅をひきあげ、完成とした。

仕込んだときの記事:
古城(ごじろ)、白加賀(しらかが)の青梅でいろいろ


いつもお世話になっているレスト野菜館さんから
届いた旬野菜の定期便に、ナタマメが入っていた。

なた豆!
また珍しい野菜がやってきたぞ。

一緒に入ってきたモロッコインゲンと並べてみる。

手前がナタマメ。20cmくらいかな。
名前だけは聞いたことがあったけれど
現物を見るのは初めてだ。

なかなか立派な形で、なたまめ煙管のモデルでもあるという。
調べてみたら本当にそっくりな形だった。
たばこと塩の博物館:銀刀豆形飴売図きせる

ナタマメは福神漬けに使われるそうで、
断面をみるとこれはたしかに見覚えがある。

十字架とか刀みたいでもあるな。

このままかじってみると、味にはこれという特徴はなく、
どうやらシャキシャキとした歯ごたえを楽しむものらしい。


薄切りにしたナタマメをゴマ油で炒め、
そこに千切りにした大葉を入れてさらに炒めてから
梅味噌を入れて煮詰める。

できました。


甘い梅味噌に大葉の香りと
ナタマメのクニッとした歯ごたえで美味しいよ。




土用干し第一弾終了そして紅ショウガ

2009-07-25 | 果実酢・果実酒・梅仕事
7月15日から白梅干を干し始めたものの、
3日目からはずっと天気がイマイチだったため
やむをえず室内干しのまま、ほとんどを完成とした。

またたびダイアリ:白梅干の土用干し開始

しかし今日は久しぶりに朝から晴れたので、
最後までかかっていた南高梅の巨大果と
昨日、塩をまぶして水を出してあった新しょうがを干した。

これで白梅干は全部完成だ。

南高梅の超巨大果94gが、


干しあがって40gに。

もしかして干しすぎた?

新しょうがは赤梅酢に漬けて冷蔵庫にいれる。

ちょっと梅酢をわけてくださいな。


たいらにして冷蔵庫にいれ、毎日ひっくり返す。

一週間くらいしたら梅酢を新しいものに替えて出来上がりだ。

今月はまたしばらく天気が安定しないようなので
赤しそ梅干は8月以降になりそう。