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またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

マンションでの土用干し

2009-07-17 | 果実酢・果実酒・梅仕事
南側の狭いベランダに、以前プランターを載せていた
金属製の枠のようなものをつけっぱなしにしていたので
その上に梅を並べたザルを置いている。

ちょうど角になっているところに
大きな丸いザル(えびら というのですね)を置いて
太陽の移動にあわせてザルもまわし、
満遍なく日があたるようにしている。

正午近くなるとこんなふうに影ができてしまうのだ。


強風でザルが吹き飛ぶことはないので安心。

2日続けて干したところで、くもり日が連続。
早く干しあげたいよ~。

次の晴れはいつかねえ。






白梅干の土用干し開始

2009-07-15 | 果実酢・果実酒・梅仕事
週間天気予報では晴れが続くようなので
さっそく今日から土用干しを開始。

干せるスペースが限られているので
まずは白梅干から手をつけることにした。

トップ画像は十郎梅と巨大南高梅(塩分10%・糖分10%)。

じりじりと照りつける日差しの中
梅を並べる手ももどかしく。

とくに十郎梅は柔らかいので気をつかう。

今年は氷砂糖をうまく追加できたため
(梅に氷砂糖を直接触れさせると実が固くなる)
柔らかくほの甘い梅干ができそうだ。

梅を縮ませないようにするには、このように
梅にのせたお皿の上に毎日少しずつ氷砂糖をのせる。

ロージーさんに教えてもらいました。


南高梅(塩分18%)

こちらは粒が大きいぶん、干す時間を長めにする。

このベランダに直射日光が当たるのは
朝8時~12時半くらいまでなので、
延べ4日くらいかければいいかなあ。

お昼頃に様子をみにいくと、表面も乾いて順調に進んでいる。




しかしまだまだジューシーなので、
今週末くらいを目標にがんばるぞ。

それにしても今日は暑かった。
エアコンをつけずに窓をあけて室内に風をとおしていたけれど
もうバテバテだ…。梅酒でも飲もう。




関東は梅雨明けですよ

2009-07-14 | 果実酢・果実酒・梅仕事
暑い~と思っていたら梅雨明け宣言が出た。
土用干しのシーズン到来だ!

時速6kmで準備中。



同時に洗濯日和でもあるなか、
10年使ったタテ型全自動洗濯機が故障した。
毎日5kgのネコが飛び込んでいたことを思えば
長持ちしたというべきなのだろうか?

置き場の都合で今回も全自動式で
乾燥機能のないものを探しているのだけれど
いまやそういうシンプルなものは少なくなっているのですね。

洗濯機好きの黒猫デボンも年をとってきたので
フタが横についているドラム式のほうが
入るのにラクでいいのかもしれないけど…。

なんて思っていたら、洗濯機好きな猫はけっこういるようで。

GIZMODO:ドラム式洗濯機と猫との相性は異常
う~ん、楽しそう。




あんずゼリー

2009-07-11 | 果実酢・果実酒・梅仕事
このあいだできあがった杏シロップでゼリーを作った。



シロップを水で適度に薄めて、杏の実を細く切り、
これらをまとめて鍋に入れて
ひと煮立ちさせたものをゼラチンで固める。

適当な容器に流しいれて冷蔵庫で冷やせば出来上がり。

グラスに崩して入れて牛乳を入れる。

杏仁の香りがして美味しいよ。

ゼリーを柔らかめにつくったので
あんずのフルーチェ風でもあった。

梅サワードリンクでもやってみよう。




この時期のサブ冷蔵庫

2009-07-07 | 果実酢・果実酒・梅仕事
冷蔵庫を買い換えたのって、いつだっけ?と
このブログの過去記事をみてみた。

またたびダイアリ:冷蔵庫が壊れた!
またたびダイアリ:小型の冷蔵庫
またたびダイアリ:冷蔵庫キターーー

2006年の4月だったか。
もう3年以上経つなんて早いな…。

メイン冷蔵庫が届いてからは、
小型のほうは寝室に置いてサブとして活躍。

日本酒梅酒を仕込んでいる6月~12月頃までは
ガラスの4L瓶がドーンと鎮座している。

トップ画像は今日撮ったものだけれど
上段に梅シロップから引き揚げたシワシワ梅&杏、
仕込み中の梅味噌(そろそろ完成しているはず)、
下段が日本酒梅&杏酒と日本酒完熟南高梅酒の瓶。

ドアポケット上段が米粉とラブレ、
下段が梅シロップと瓶ビール。


冷凍庫は赤ゆず胡椒と加ト吉の冷凍うどん、
保冷剤とコーヒー豆、コーヒー粉。


またいつか冷蔵庫が不調になったときのために
メインもサブも、あまり詰めすぎないように心がけてはいるけれど、
あると思うとあれこれ詰めてしまうものですね。

夏を越して手前味噌が完成したら、
これもこちらに保存するつもり。



省スペース大作戦

2009-07-06 | 果実酢・果実酒・梅仕事
またたびダイアリ:梅干とシロップの経過のつづき。

実を入れたまま夏を越すつもりだった杏シロップが
十日ばかり順調にきていたものの
ほんの一日で見事に発酵してしまい、
がっくりヒザから崩れ落ちる。

梅で発酵させたことはないのよね…。
あんずも割らずに丸ごと漬けたらうまくいくのだろうか。

よし、処置をしなければ!
ロージーさんにいただいたコメントを読んで
むくりと起き上がり、夜中に台所にこもる。

ホウロウの鍋に、発泡を続けているあんずシロップを注ぐ。

この時点で泡が浮いているのだけれど
加熱するとさらにモクモクと泡だってくる。

必死にかきまぜつつ泡を小さなボウルにとりのけるが
沸騰と同時に鍋から吹きこぼれてきた。ギャー。

沸騰させちゃいけなかったのかな。
発酵の原因である酵母の働きをとめるのには
何度まで加熱すればいいのかしら…。

砂糖とアンズの果汁で沸点は水より高いだろうから
もうこれでいいやと瓶に詰める。

容器に残った杏の実もシロップを少し足して、くつくつと煮た。

出来上がり~。
あんずシロップは発酵する前はきれいに澄んでいたのが
今はちょっと濁った感じ。
あんずの実は峠の釜飯にのっているアレにそっくりにできた。

シロップは発酵したとはいえ、
アンズの風味が消えるわけではないので
これはこれで美味しくいただける。
4Lのガラス瓶から2Lの瓶に移したので
これで冷蔵庫に入れておけるぞ。


梅&杏のシロップも詰め替えておこう。

右は詰め替え後の梅&杏&氷砂糖のシロップ。
お味見してみたら杏のふくよかさに梅の酸味が加わって
わりと好きな味だったのでこれで完成とする。
加熱はせず、このまま冷蔵庫に入れた。


ついでなので梅干の容器もコンパクトに詰め替え。
昨日の記事にのせた琺瑯の樽に入っているのとは別のものだ。

これはどちらも塩分18%。
南高梅と十郎梅だ。南高梅大きいな…。

南高梅を漬けてあった甕の中をのぞくと
けっこうな量の塩が溶け残っていたので上に足しておいた。


よーし、これであとは土用干しを待つばかり。
梅が一段落したら、味噌の天地返しをもう一度やっておきたい。




梅干とシロップの経過

2009-07-05 | 果実酢・果実酒・梅仕事
トップ画像左の樽が昇珠園の南高梅 塩分15%に赤しそ。
きれいに発色しているけれど、
下のほうの梅の染まり具合がこの容器ではわからないので、
一週間くらいしたら天地返しをしよう。

右の樽は十郎梅と池喜さんの巨大南高梅 塩分10%・糖分10%。
十郎と南高はそれぞれ別に漬けていたけれど
梅酢も十分にあがったのと大きさで見分けられるので同じ容器に詰めた。

氷砂糖は少量ずつ、重石にしているお皿の上にのせるといいと
ロージーさんに教わったとおりにやってみたら
梅が縮むこともなく、スムーズに溶けていってとってもラク。
助かりました。ありがとうございました。

仕込み中の梅干や梅シロップなどは、
ネコ立ち入り禁止の涼しい部屋に置いているのだけれど
チェックしに行ったらあんずシロップにもくもくと泡が…。

発酵してしまったわ。

昨日までは大丈夫だったのに…。
砂糖が溶けたら冷蔵庫に入れておくべきだったのか。

たしかに香りも変わっている。
アルコールっぽいといえばそうかな。

杏の実の表面から、細かい気泡がひっきりなしに立ちのぼっている。
秋までじっくりと寝かせるつもりだったけれど
これはもうあきらめて早めに飲んでしまおう。

同じ杏を追い漬けした梅シロップのほうは無事だった。

こちらもそろそろ味見をして、
プラムを足すかどうか決めないとだわ。




梅おろしうどん

2009-07-03 | 果実酢・果実酒・梅仕事
遅ればせながら私も半夏生にあやかって
今日はさぬきうどんにした。

あいにくショウガを切らしていたので
ダイコンおろしと昨年漬けた十郎梅の梅干、
ネギと青しそをのせてお醤油をかけた。

最近のお気に入り、ヨネビシ醤油。

これは減塩タイプで塩分12%だそうだが
香りがよくてココロがときめいてしまう。

さぬきうどんにもよく合うよ~。

2008年産の十郎梅干も美味しかった。
塩分18%に赤しそなので、すっぱいのはすっぱいけれど
昨年漬けたなかでは一番消費が早いのがこれなのであった。


今年からは、梅を干し終わったら
梅酢にくぐらせてから仕舞うことにしよう。




半夏生(はんげしょう)って?

2009-07-02 | 果実酢・果実酒・梅仕事
またしてもWikipediaで調べてみたら→半夏生
>この日までに農作業を終え、この日から5日間は休みとする地方もある
まんがあらいですね?

今日は朝から赤しそ2kgの選別、洗浄に励んでいて
梅干用の大きなザル3つにシソの葉が山盛りになった。

神奈川県三浦市からの無農薬ちりめん赤しそなので
作業途中で2cmほどの長さの細い青虫が何匹かでてきた。
小さいけれど元気いっぱいに流しの幅を計っていた。
もうつかまえたけど。

それにしても赤しその処理は手間がかかりますね…。
いつまでたっても箱の底が見えてこないので
今日中に洗い終えられるか心配になったくらい。
でも、すごくいい赤しそで漬けあがりに期待できるわ。

延べ6時間くらいかかってやっと一段落。バッタリ。


ザルの中で山盛りに重なっているとなかなか乾かないけれど、
もう広げる場所がなくて困ったな。

このまま適度にひっくり返しつつ明日まで干すとしよう。

さっきのWikiに「半夏生に讃岐では饂飩を食べる」とあったが
さぬきでうどんって…毎日では?




南高梅を漬け込もう

2009-07-01 | 果実酢・果実酒・梅仕事
まずは梅干に。
塩分18%と10%の2種類にわけた。

今回、どちらもお皿を上にのせるくらいで
重石をかけていないため、梅酢のあがりがのんびりだけれど
たぶんうまくいくだろう。

2日経ったところで全体の半分の高さまで梅酢がきたので
梅の天地返しをしてまたお皿をのせておいた。

こちらは完熟南高梅の日本酒梅酒。

南高梅 1kg
果糖 350g
純米原酒 1.8L
ガラス瓶 4Lサイズ

梅から細かい気泡が出てくるのが見える。
漬けてから一週間くらいは毎日ガス抜きをしないとかな。


余った南高梅をジャムにした。
洗った梅を水から鍋にいれ、沸騰直前で火をとめ冷ます。
冷めたら水を捨て、種をよりわけて実を加熱…なのだが
今回は種ごと煮詰めて砂糖とハチミツで味を調節した。

煮詰めているときにアクがでるのでこまめに取った。

実に対して砂糖類を50%の分量でいれたが
酸味がしっかりしている。

すっぱいけど美味しいよ。