句集発行

句集発行　　　　　　　　　2012-02-11

私が今関わっている活動の中で、凡そ
場違いなものに俳句クラブの会長とい
うのが有ります。俳句クラブの会長と
言えば、歳をとっていて、俳句が好きで
或いは俳句を創ることに命をかけて
いる。当然、俳句が上手いと言ったとこ
ろでしょうか。

私は歳はとっていますが、会の中には
もっと歳を召した方がいます。私は俳句
を創るのは好きではなく、創ると下手く
そです。

では何故そんな私が会長になったのか。
会長に相応しいひとが、もっと歳をとり
体力が弱ってきた。そこへもってきて、
私がパソコンが打てる、毎月の会員の
投句を打ち上げる。選評会で選ばれた
句を纏めてその月の句としてA4片面に
仕上げる作業をこなしてしまうからです。

幸か不幸か昨年5月に私が心臓で入院
した時に、これらの作業をひょいっとこな
してくれた若手が現れましたので、私は
何時でも安心して引退できることになり
ました。

それでもこの3月には1年の活動を纏め
た句集発行の時期となりました。私の
下手な句も堂々と頁を飾ることになり、
黙っていれば会長とは判らない筈です
が、編集後記を書く、書かないといけな
いので、こいつが会長だな、俳句が下手
な奴だと判ってしまいます。やだな～。

水跳ねてもしや魚影か春近し　去年3月