途中入学の新入生
中国語の授業開始3週目になり、途中入学の新入生が来ました。
中国人の母親とポルトガル人の父親を持つ、アレクサンダーと
フェデリコと言う兄弟です。中国語は当然話せるんですが、漢
字が読めないので、ここに入学したそうです。母国語がポルト
ガル語になると思いましたが、英語が通じることが判りました
ので、「Which language is most easy to communicate for you」
と、聞いてみました。すると2人の答えは、Englishでした。
理由を聞いてみると、最初から国際学校に入ったので、英語が
1st languageなんだそうです。弟は14歳で、今はルクセンブルグ
の学校に居るので、フランス語も判るそうです。こういう人材
が育って来るんですね。きっとお父上が凄い人なんでしょうね。
兄は19歳、文句なしのイケメンです。弟は14歳、可愛い中学生
です。
ところが困ったことに、Simonの時と同じく、アレクサンダー
もフェデリコも先生が名前を呼べないんです。呼べないものは
覚えることが出来ません。私が驚いたのは、シニアのA先生が
呼べないのは判るとして、若いB先生も呼べないことです。
中国人は、漢字で書かないことには、人でも物でも、その名前
を読む、呼ぶことが出来ないということのようです。
それでまた、漢字で名前をつけることになりました。Simon⇒
西門の時同様、私が提案することになりました。辞書で調べて、
提案したのが、兄が阿楽庫(アレク)弟が日庫(リコ)です。
幸い本人達も了承し、B先生が字と発音をcheckして、これで
行こうと決まりました。因みに、わが国日本は、中国人が発音
すると、リーベンとなります。
ここで私は、日本人が1000数百年前に発明したカナの素晴らし
さを思わない訳にはいきません。しかもカタカナとひらがなの
両方を発明し、何時の頃からか、カタカナは外国の地名や人名
や、外国語をそのまま表記することに使うようになり、読み手
に、すぐにそれと判らせる。非常に巧妙な技術と仕組みを共有
してきました。このことにより、日本人は外国の情報や技術や
文物を素早く取り入れ、消化し、高度化してきました。カナを
持たない中国人は、大変だと思います。
私は彼等の名前を聞いた時に、兄はAlexanderと聞き、弟は
Federicoと聞きました。そして頭に刻み込んで覚えました。
この時点でスペルが合ってるかどうかは判りません。でも、
もしこの時にスペルが思い浮かばなければ、アレキサンダーと
フェデリコで覚え込むことができます。しかも兄は歴史上の
有名人アレキサンダー大王と同じ名前ですから、一発で覚え、
忘れることはありません。
カナを持たない中国人は、アレキサンダーと言う名前を聞いて
も、歴史上の有名人と同じ名前であることすら、その場では
判らないのだろうと推測します。中国の歴史の教科書には、
アレキサンダー大王の名前は、漢字になって掲載されてると
思います。その漢字を見れば、中国人も、すぐ名前を覚える
ことは出来ると思いますが、手間暇のかかることですね。
中国語の授業開始3週目になり、途中入学の新入生が来ました。
中国人の母親とポルトガル人の父親を持つ、アレクサンダーと
フェデリコと言う兄弟です。中国語は当然話せるんですが、漢
字が読めないので、ここに入学したそうです。母国語がポルト
ガル語になると思いましたが、英語が通じることが判りました
ので、「Which language is most easy to communicate for you」
と、聞いてみました。すると2人の答えは、Englishでした。
理由を聞いてみると、最初から国際学校に入ったので、英語が
1st languageなんだそうです。弟は14歳で、今はルクセンブルグ
の学校に居るので、フランス語も判るそうです。こういう人材
が育って来るんですね。きっとお父上が凄い人なんでしょうね。
兄は19歳、文句なしのイケメンです。弟は14歳、可愛い中学生
です。
ところが困ったことに、Simonの時と同じく、アレクサンダー
もフェデリコも先生が名前を呼べないんです。呼べないものは
覚えることが出来ません。私が驚いたのは、シニアのA先生が
呼べないのは判るとして、若いB先生も呼べないことです。
中国人は、漢字で書かないことには、人でも物でも、その名前
を読む、呼ぶことが出来ないということのようです。
それでまた、漢字で名前をつけることになりました。Simon⇒
西門の時同様、私が提案することになりました。辞書で調べて、
提案したのが、兄が阿楽庫(アレク)弟が日庫(リコ)です。
幸い本人達も了承し、B先生が字と発音をcheckして、これで
行こうと決まりました。因みに、わが国日本は、中国人が発音
すると、リーベンとなります。
ここで私は、日本人が1000数百年前に発明したカナの素晴らし
さを思わない訳にはいきません。しかもカタカナとひらがなの
両方を発明し、何時の頃からか、カタカナは外国の地名や人名
や、外国語をそのまま表記することに使うようになり、読み手
に、すぐにそれと判らせる。非常に巧妙な技術と仕組みを共有
してきました。このことにより、日本人は外国の情報や技術や
文物を素早く取り入れ、消化し、高度化してきました。カナを
持たない中国人は、大変だと思います。
私は彼等の名前を聞いた時に、兄はAlexanderと聞き、弟は
Federicoと聞きました。そして頭に刻み込んで覚えました。
この時点でスペルが合ってるかどうかは判りません。でも、
もしこの時にスペルが思い浮かばなければ、アレキサンダーと
フェデリコで覚え込むことができます。しかも兄は歴史上の
有名人アレキサンダー大王と同じ名前ですから、一発で覚え、
忘れることはありません。
カナを持たない中国人は、アレキサンダーと言う名前を聞いて
も、歴史上の有名人と同じ名前であることすら、その場では
判らないのだろうと推測します。中国の歴史の教科書には、
アレキサンダー大王の名前は、漢字になって掲載されてると
思います。その漢字を見れば、中国人も、すぐ名前を覚える
ことは出来ると思いますが、手間暇のかかることですね。