ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

ハエバスターズ

2008-06-21 | 0~1歳
 アリ子母は昔から目がいい。アリエスはそれ以上にいい。彼らはハエ退治に類まれなチームワークを発揮する。
 アリエスの動体視力と羽音をキャッチする巨大耳により、迷い込んだばかりの元気なハエもすぐに発見される。彼の視線を追って、アリ子母が出動するというわけだ。「うおーりゃっ」と一撃。「っしィィ」と勝利の雄たけび。網戸を通して、家は空手家がいると通行人は思っているに違いない。そして、ただハエを見ていたアリエスは、勝ちに酔ったアリ子母から鮭だのレバーだのの財宝をたんまりもらう。いいバイトだよな。

 我が家の近くには同じ路線に2本の高架橋がかかっている。毎日2回、そのどちらかの階段をアリエスとふたりで昇ることにしている。ほんとは土手を駆け上がるボール遊びをしたいのだが、いちいち遠いのでそのかわりだ。腰と後脚の強化のために。だんだん筋肉がついてきているように見え、お尻も大きくなった。ボディーバランスが良くなったのか、ボールを追いかけてぶつかってもよろけるのは私のほうだ。私はその昔バスケットをやっていたのだが、あんな風に何者にも邪魔されずゴールまでドリブルできる人がいたっけ。テレビでみるサッカーでもそういう選手がいるが、あれは足腰と上体が強靭でかつしなやかなんだろうなと思う。あれを目指そう!アリエス!なんか一緒にスポーツしようかな。

 今日は新しいおもちゃをおろした。私もすごく楽しみにしていた、「squirt ball」というやつだ。中に水と空気を入れるゴムボールなのだが、小さな穴がたくさん開いていて噛んだり転がしたりするとぴゅっぴゅっと水が優しく噴き出してくる。暑い日には最適。おもしろいし感触もいいしで、今までの中でアリエスも一番喜んだ。でも喜ぶ=壊すなので、あっという間にゴムのごみになってしまった。くっ。くやしいからまた買おう。

 小さな貝殻みたいな歯。