ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

名コンビ

2008-06-02 | 0~1歳
 アリエスのかかりつけの先生方の話。

 獣医師ご夫妻で開業されているクリニックで、看護師さんがひとり。家からは車で約10分ほどの距離だ。ご夫妻とも30代後半から40代前半とみた。熱心に診察してくださり、説明も詳しい。私達はみんなその先生方にお会いするのを楽しみにしているが、それには理由がある。

 いつもパパ先生がアリエスをしゃがんで迎え入れ、よいしょと体重計付き診察台へ抱き上げてくださる。結構高い台なので一仕事。彼はおとなしくはしているが、少し長くなるとゴソゴソと動き出す。だんだん動きが大きくなると、パパ先生は胴体を抱えるようにして押さえ、その間にママ先生がさっさと処置を終わらせてくださる。その姿が、そう、まさに「ハトヤ」なの!マグロがビチビチしちゃってるやつね!そうしながら、パパ先生は明らかに無理な体勢で首をひねって、後ろに立っている私に一生懸命説明を・・・私はどうしても笑いをこらえることができない。深刻な顔で診察室に入って来るくせに、何で振り返るといつもウケてるんだ、・・・と思われているに違いないのだが。ママ先生もすご腕で、一分も無駄な動きがなく、パパ先生がハトヤになっている間に、ちょうど将棋の「王手!」のように薬をビシッと診察台にキメるのだ。

 そういうわけで、誰がアリエスを診察室に連れて入るか、いつも権利を奪い合っている。・・・誤解のないように付け加えると、先生方の処方はいつもバッチリ効果的で、そちらの信頼は言うまでもない。

 午後から雨の予報だったので、早起きして朝のうちにたっぷり遊ぶ。夕方帰宅して、まだ大丈夫そうだと散歩に出ようとすると大粒の雨が落ちてきた。なんだよー思わせぶりに準備しちゃってさーと恨めしそうに見上げるアリエスの写真。あんたがペヤング食べてる間に行けたじゃん・・・と聴こえる。面目ない。でもちょっと止んだ隙にめでたく散歩完了。歩くの、ほんとに上手になったねぇ。