ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

もうすぐ1歳

2008-11-29 | 0~1歳
 

 最近忙しいわ首が痛いわで日記もつけずでした。心配してくださった皆様、どうもありがとうございました。お陰様でアリエス共々元気にしています。

 ソニックくんの死もありアリエスがもうすぐ1歳を迎えることもあり、彼と過ごしてきた8ヶ月をしみじみ思うこの頃だ。ヒトの1歳というと、諸説あるが大型犬は12歳くらいになるのだろうか。はじめゆっくり、そして加速度的に年齢を重ねてゆくらしい。アリエスがやってきたその日から、泣き笑い戸惑い、生活がまったく変わったのだったが、なんとなんと幸せだなぁと毎日具体的に感じる日々でもあった。一瞬の繰り返しに集中して生きる姿を見ていて、「後から考えるとあれが」ではなくて、この今こそが貴重だと思えるようになった。彼が教えた。これからもずっとずっと、一緒に相棒として過ごせることを何よりも嬉しいと思う。

 諸事情で決まった曜日にK公園に出かけられなくなってしまい、何とかアリエスに犬社会を体験させる機会を得なければと色々調べたり聞いたりして模索中。世界には多様性があること、家族と行動する限り警戒は不要であることを教えて、もっと伸びやかに過ごしてほしいと思っている。
 

涙雨

2008-11-17 | 0~1歳
 

 

 ソニックくんの訃報。思ってもみなかったほど衝撃を受けた。ちょうど1年前の11月、犬舎に伺った時に初めて会った。生きる力の体現者のような姿だった。
 彼には命を引き継いだ血脈がたくさんある。彼らが幸せに暮らすことができるなら、ソニックくんの生きた意味も何倍にもなるのかもしれない。ありがとうとしか言えない。アリエスを大切にするとしか言えない。

 ブリーダーさんはブログで、いつかまた会えることを夢見て別れると語っている。死後の世界のことは誰にも分からないが、それでも切に、再会を信じるのだろう。その心情を思うと何も言葉がない。そして、理屈抜きで、心を通わせた者同志の縁がめぐってゆくことを、私も信じる。

 予定も計画もない、やってくる一瞬を美しいまでにシンプルに生きる姿。変わらないぬくもり、匂い、息遣い、共に過ごす日常の生活そのものが、本当に宝物なのだな。

 

おじいちゃんの回復を

2008-11-14 | 0~1歳
 

 アリエスのおじいちゃん、ラオウくんが急性腎不全で入院しているそうだ。多くのホワイトシェパード達が彼によってこの世に生を受けてきたのだ、たくさんの人にとっても特別な存在だろうと思う。
 5月に犬舎に滞在させて頂いた時の写真。海初体験のアリエスを、彼は気遣わしげに導いてくれた。大好きなボールをくわえながらも、抱っこされてじっとしている姿は、孫までいるゴッドファーザーには見えない。

 犬の腎不全では、ヒトと違って血液透析・腹膜透析共に難しいために輸液による対応になるようだ。今ラオウくんは尿が少し出ているとのことなので、何としても頑張ってもらいたい。

 病院や治療についての情報が必要とのことなので、少し調べてみました。那須塩原の病院、岩手大学については少しありました。他にも何かご存知でしたら、皆様どうか伝えあげてくださいね。

痛すぎる一日

2008-11-11 | 0~1歳
  

 

 今日も「プチ北」へ。グラウンドも散歩道も、またまた貸切だ。アリ子母も歩きにゆくと一緒に来たので、アリエスは大喜び。ロングリードにしてやるとピョコタンピョコタンと飛び跳ねていた。
 広ーい芝生でうれしくなった私は、「アリ、ボール!」と野球ボールを取り出し、「そぉぉぉりゃっ」とぶん投げた。ええ、まったく馬鹿でした。ロングとはいえリードを握っているので、すごい遠投はせずに調整して投げ一緒に走るのが基本です。なのに・・・。勢い良く飛び出したアリエスに一瞬にして引っ張られ、鼻を支点にしてエビ反り。体の硬い私だが、絶対エビ反っていたと思う。顔面すり切れ、首ひん曲がり、ボワーンと頭痛までする。週末にサッカーの試合でもあったか、グラウンドにはスパイクの跡多数。整備の人は、芝生のめくれた一箇所が、私が下の歯で削り取ったものだとは気づかないだろう。今は全然首が回らずロボット状態で、アリエスが怪訝な顔で見ている。明日起きてこなかったら頭のCTをと家族に頼んだ。

 1頭だけ、黒ラブと遭遇。ノーリードだったので避けて歩いたが、連れている人がパーカーをかぶり紐をぎゅっと絞っていて、あれで見えてるのかな?という感じだったので思わずじっと見てしまった。でもその奥は真っ黒で・・・今日は天気が悪いからなと思ったが、犬も黒いし人の顔も見えずで999の車掌さんとその犬、みたいでちょっとおかしかった。

 そろそろフィラリア予防薬をもらわなければ、と意を決してアリエスの体重を計ることにした。いつもの「ハトヤ(我が家ではかかりつけ病院をこう呼ぶ)」に連れて行けばいいのだが、先生達の巨大犬と吠え合いになるので面倒なのだ。背負うことはできるが抱っこは無理だろうな、この体重。アリ子母は「紐でおぶったら」とかいい加減なアドバイスをくれたがそれじゃ心中みたいじゃない。体重計を持ってきてアリエスを招きよせたが、私の必死の形相が怖いらしく後ずさりするばかり。「逆さお姫様抱っこ」、つまりアリエスが四つんばいの格好のまま抱き上げるわけだ。捕まえて変な格好で一瞬測定!45kgちょうどくらいか・・・うっ首が・・・!2回頑張ったが、アリエスは「もうやめてー」と床にへばりつくのだった。アリ子母はゲラゲラ笑いすぎだし。

 それにしても、明日はいい具合に顔が腫れることでしょう・・・