ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

海!

2011-01-16 | 3~4歳
 足のケガのせいでだいぶ間があいてしまったが、やっとアリエスの大好きな海へ連れて行ってやることができた。もちろん私も、砂浜でキラキラと光りながら走るヤツの姿が大好きだ。風が冷たいかなと思ったけど、日差しがたっぷりでいい日和。

 学園バスの隣に駐車して浜へ出てみると、なにやらハツラツとしたかけ声。地元の高校の女子ソフトボール部が練習しているではないか。集中してるとこ悪いなぁと思いつつ、ちょっと通りまーすごめんなさーいと声をかけてみる。すると、とたんにキャーキャーと黄色い悲鳴が上がる。「でっかーい!」「白ーい!」「警察犬だあ」・・・違うけどね。やっぱり練習の集中が途切れてしまったことに謝りつつ通過。

 前日までに波が荒かったのか、砂浜には3-4cmほどの石がたくさん打ち上げられている。暖かい日の光とひんやりした風で、なんとも気持ちのいい日だった。飛び跳ねて喜ぶあんたを見ていて、母ちゃんもほんとに楽しかったよ。遊びまわって喉も渇き、車に引き上げた。またもや女子達の横を通ったわけだが、「きたーっ」と織田裕二的発言に迎えられ、今にもそっちに行きたそうなヤツ。おい口っ。口緩んでるぞ、おまえ!

 砂を落としたり水を飲ませたり、なんやかんやしていると。彼女達もやがて練習を終えてバスに戻ってきた。まずグラサン姿の先生が登場し、「なんていう犬種ですか?」とフレンドリーに近づいてくる。ダンベルやらバットやらボールやらを運んで積み込むと、20人以上もいる女子高生にヤツは取り囲まれた(いや、取り囲んでもらってデレデレしていた)。去りがたい様子でずっとアリエスをなでていたが、最後は私達がバスを見送ることになった。一緒に行けないアリエスは、おいっおーいっ!と吠えて別れを惜しんでいた。残念だねぇ・・・

 一緒に撮った写真を欲しいという彼女達にメールで送る約束をすると、バスから先生が飛び出してきた。「写真を頂けるそうで・・・」とていねいに挨拶してくれたのでびっくり。みんな窓から日焼けした顔を出して、大きく手を振っていた。

 アリエスがいることで、本当にひょんなつながりができるものだ。爽やかで元気な高校生と知り合って、いやいや楽しかった。母ちゃん若返っちゃうかも!


 母ちゃんなんかやってるよ

 シートベルトはずす間も惜しく・・・

 今日はコロコロ石がいっぱいだー

 カメレオンアリィ

 それっ

 母ちゃんいる?

 うしろ姿でも笑顔なのがわかる

 一所懸命すぎて顔がシワシワ

 しっぽピンピンだね

 なにその得意げな耳

 おっなんかある

 帰りたくないなぁ

 うれしそうなヤツ