ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

大変な夏

2017-10-01 | 9~10歳
 前回ブログを書いてから、もう半年・・・さぼりにさぼった挙句、アリエスの親戚から大丈夫かとご心配の電話まで戴いてしまい、・・・その節はありがとうございました。おかげさまでアリエスは元気です。

 5月頃はこんなことになるとは思っていなかったけど、我が家は本当に苛酷な夏になりました。
 そもそもの始まりは春に届いたホームビルダーからの手紙です。築20年経過するための点検のお知らせでした。10年目もちゃんとやったし、この先30年と35年目もあるらしい。ところが10年前よりもさらに手をかけるこの補修は、古くなっていくのだから当たり前とはいえ、なにしろ大変でした。

 足場組みと囲いシート張り、屋根と外壁の洗浄と塗装、防蟻処理、水まわりコーキング、玄関ドア塗装と金具付け直し、足場解体まで、ほぼ1か月の工程です。工程表を冷蔵庫に貼って毎日終わったら塗りつぶし、完了を心待ちにしました。暑いなか朝から晩まで頑張ってくれた職人さんたちのおかげで日程通りに終了しましたが、トラブルは数知れず。あいだに挟まっているホームビルダーとの意思疎通が全然うまくいかず、連絡は遅れるわ手違いはあるわで、自分はクレーマーなのかと悩む瞬間もあったほど。おまけに点検時には症状のなかった水まわりの故障で台所の水漏れが出たり、リビングのちょっと特殊なクーラーが壊れたり。お盆に重なったため1週間放置され、その後もトロトロと進んでクーラーがついたのが数日前。“熱気あふれる”台所とリビングで、私たちは夏越しをしたのでした。水道はまだ治療中で・・・

 アリエスは時間ぎりぎりに2階から降りてきて、ごはんを食べると速攻でクーラーの部屋に閉じこもるという日常でしたが、たいして体調を崩すことがなかったので胸をなでおろしています。このところの朝晩の涼しさがしみるわーー

 しかし打ち合わせをすべてやってみて、そしてトラブルが多発したからこそ、自分たち家族の住む場所がどういう仕組みになっており、どんな状態であるかを、かなり把握することができました。流れのままに外壁も塗り直したりしたけど、強烈な溶剤の匂いや、近くにあった植物の葉の変化などから、おそらく必要以上に環境を壊しながら生きている自分という点も強く意識せざるを得なかった。来年はアリエスのための庭の改装をひかえており、目には見えない小さな生物からアリエスや我々まで、大きくは動けない植物も、生きものの過ごす場所として、どんな考え方でいくのかをよく検討しなければと思ったことでした。

 なにはともあれ、お疲れさま、アリエス。



笑顔でいらないとことわる王子。ニクがいいよね