ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

元気で、元気で

2010-04-26 | 2~3歳
 春は陽射しがあふれて素敵なのだが、植物も人間もなんだかウキウキしすぎて、あまり好きではない。虫が増えたり毛皮のヤツにはもう暑かったりで、最近ますますイタダケナイ感じを抱いている。冬は雪、春は海、夏は川、と楽しみはあるけれど、今期はアリエスの鼻の皮疹が気になって海へ繰り出すのが遅れた。もうすっかりきれいになり毛も生えそろったが、紫外線と塩水が少し心配だった。車も最高潮に汚いし、次の曇天あたり狙うかな・・・

 この冬から春にかけては色々なことがあった。
 アリエスの親友が癲癇と思われる発作に苦しみ、一緒に遊ぶことが難しくなった。まだうまく合う薬が見つかっていないようなのだ。会わせれば一緒に飛び跳ねて回るに違いなく、安静が保てない。私達にとって特別な友達なのに、祈ることしかできないのもどかしい。
 アリ子母の入院。幸いあっという間に退院となりすっかり元通り。アリエスは孤独な留守番生活を粛々と耐え、病院駐車場まで行って応援し、私のマズいご飯にも耐えた。彼は彼なりに、家族の異変を察知したように見える。アリ子母を連れて帰った日は、顔を見て大きな声で一声おかえりを叫んだ。まったくの笑顔ではない、やや心配げな表情も混ぜこぜになりながら、どこ行ってたのよーとまとわりつく。無事を確認してやっと満面の笑みとなったものだ。感情移入するわけではないが、本当にそんな微妙な表情をするんだなとびっくりした。
 アリ男も体調を崩した。・・・といっても風邪だが。聞くのも嫌になる激務で、よく風邪で済むものだと思う。そんな中でもアリエスのおもしろ行動で笑うことができ、アリ男にとっても元気の源なのだった。

 裏庭に芍薬を植えた。窓から室内をのぞいてコンコンとすると、侵入者に気づいたアリエスがワンワンと言いながらダッシュしてくる。「アーリー」と笑っていると、自分も出たくてガリガリしている。やや気まずそうな顔。紛らわしいことしないでよねっとばかりに真面目な表情を作るヤツなのだった。沿岸警備隊、ご苦労。

 アリエスが元気で飛び回っていること、それがなにより。
 

ウサギの定位置   頭が重い・・・ 
さらに重い・・・    ゴガーッ


遊ぶ遊ぶっ  
うへいっ   
おっいい顔じゃん
えっさほいさっと   フッ・・・


あんた不審者ちゃうか



春の1日

2010-04-18 | 2~3歳
 まったくよく降る雨の、つかの間の晴れの日。アリエスは美人ぞろいのドッグランで、うれしそうにしていた。でもやっぱり、女の子達は優しげな体つきで小さく見えたなぁ。楽しく過ごさせてもらって、ありがとうございました!

 こうして遊んでもらうと、1対1で接している時には分からない発見が本当にたくさんある。そんな様子を見ていて、私もひそかに心に期するものがあった。ありがたい1日でした。


 まわりは花盛り

 待ってー

 大興奮でベロ出っぱなし  

 美女たちがまぶしいんだけどっ

 しゃもじのようなベロ

 みんなで走る!

予防接種

2010-04-05 | 2~3歳
 笑顔ですな

 近所の人がアリエスの写真を撮りにやって来た。いつもカメラを持って機会をうかがっていたのだという。母ちゃんは一緒に写るのがうれしくてならないけど、実は不要な被写体なのでした。ちゃっかりーー

 今日は狂犬病ワクチンを接種。来月再診も面倒なので、フィラリアチェックとルーチン採血も一緒にしてもらった。すべて問題なく体型もOK(体重は47.7kg)ということだったが、病院嫌いのアリエスはすっかりくたびれたようで爆睡。去年より落ち着いてお兄ちゃんになりましたねぇという先生の言葉をありがたく頂戴する。

 それにしても、入院を要するような病気になったらどうしたものかなと思う。いくつも並んだ「病室」の中で、彼がリラックスして治療を受けるのは難しそうだ。まあ普通に考えても、人間により処置をされなければならない理由を納得できないことも多かろう。ヒトの小児科のように付き添いが許可されることもないだろう。自分はどこで線を引くかと考えれば、手術以外は家で、というところか。外科的処置以外は自分が張り付いてすべてする。点滴も寝返りも徘徊も排泄も、全部私がみる。アリエスにとっては、精神的にくつろげないことは何よりも状態を悪くするであろうと想像できるからだ。
 身近にも友人を介して聞く話でも、一番私を恐れさせるのは急変だ。「一応入院して点滴をしましょう」と言われて明日また会いに来ようと思っていたら、病院から電話がきたというような話が本当に多い。動物は言葉で訴えないし、意識がないのでもなければモニターもしにくいかもしれない。経過をみるといっても、色々難しい面があるだろう。なぜ自分はその場にいなかったのか、その瞬間自分は何をしていたのか、その後悔こそが何よりも恐ろしい。人間の場合と同じだけれど。

 注射や健康診断で行くわけだが、病院に出かけると色々なことが頭をよぎる。何よりも予防!食べ物、運動、遊び。なんだか決意?を新たにしたのだった。