ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

季節を回すヤツ

2010-05-09 | 2~3歳
 アリエスと散歩したりする中で、物言わぬ植物が敏感に季節を送っていることに気づくようになった。今まであまり興味がなかったが、種を植えたり苗を買ってきたりする癖もできた。アリエスと出かけたり一緒に見たりした記憶のある花や木は、なんでも大好きになる。

 去年の秋に軽井沢へ行き、そこのドッグランでどんぐりをいくつか拾った。調べてみると、春になってからではなく、自然に落ちた状態と同じようにしてやるのがいいらしい。2-3日水分につけたあと植える。それも縦にしてはダメだ。横に寝かせ、薄く土をかけて外に出しておく。冬の寒さを、とにかく経験させなくてはいけないらしい。後熟というやつだ。めげずに水をやっていたが春になっても鉢の中はシーンとしていたので、やっぱ無理かーと思っていたら、4月も終わりになっておもむろに殻が割れ、そうしたらあっという間にニョキニョキと芽が伸びた。

 やぐるま菊は街路樹の根元によく見かけ、この時期さんさんと日を浴びて重そうな頭を風に揺らす。これもアリエスと見てから植えたくなって、今はプランターにたくさん咲いている。

 花ひとつ、雲や光の表情ひとつ、海の波ひとつ、どれを取っても、思い出の全部のもとはアリエスなんだよなぁ。

 暑い中でも走り回っております

  
秋に軽井沢で拾ったどんぐりも芽が!そしてグングン成長

  青もピンクもかわいいなあ 

 日陰に植えたシャクナゲもハッとするほどの花をつけ  

 このお方も涼しい洗面所で発見 

今期初海

2010-05-01 | 2~3歳
 アリエスの寝ているところを見ていると、格好は幼かった2年前と同じ。耳をぺったんこにして、スヤスヤのびのびと横倒しになっている。余っている唇のせいで笑っているように見える。しかし。ハウスならはみ出しそうだし、床にいれば大きな樽が転がっているかのようだ。腕は太くても小さかった手先が、がっちりとしたコブシになっている。

 この姿が我が家にまだ無かった頃は、果たしてどうやって過ごしていたんだっけと、今となっては思い出せない。私がこの毎日を送れるのはアリエスのおかげ、The reason is he.というやつだ。子を持つ親の気持ちも、守るべきものがある人の気持ちも、みんなアリエスが教えたよな。


 波高い日だが・・・

 少しなら荒れる海もよし

 まあ母ちゃんの趣味だけど

 どうせ風呂に入れられるもんね

 砂浜は脚力が鍛えられるね

 顔も砂だらけになっちったー