ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

楽しかったねー!

2010-01-27 | 2~3歳
 いま足元で時々むくっと顔をもたげ、目をシュパシュパさせているアリエス。大大満足で爆睡の途中だ。

 クールな兄貴に相手にされない大きな子供。前回までは徐々に工夫を凝らしながらも、結局体当たりで気持ちを表現していた。それが今日は大飛躍を見せ、追走の好きな兄貴の気を引くことができた。
 くっついて回りたいがあまりしつこく近づくと叱られる。どうしたら遊んでもらえるかと彼なりに思案したのだろう。おもちゃを鳴らして見せに行ったり変なステップで前を通ったり、首を振ったりしゃがんだり。常に兄貴の反応を横目で確認しながら、とうとう自分を追いかけてもらうことに成功。あとは体力の果てるまで、あちこち方向を変えたり跳ね回ったりしながら、思う存分動き回ったのだった。

 自分が妙な気をまわしてピリつくと、犬達も空気を察するように目が吊り上っていく。経験のあることならば、前もって注意を受ければ気づくかもしれない。でも、まだ起こっていない悪いことについて、いけないと教えることはできない。その初めての経験を積ませてもらえる理解者は本当に得がたい。私達に対するその信頼に、私達も勇気を持って答えてゆきたいと心から思う。

 それにしても、今日はめちゃくちゃ楽しかったなー。イヌもヒトも、みんなで一緒になって走り回って最高だった。アリエスは笑顔だったし、私も頬が痛くなるほど笑ったし、頂いたおにぎりもおいしかったし。徐々に規模も拡張して、たくさんの犬達と楽しめる機会を作りたいものだな。いやいや、どうもありがとうございました!

 
 ビビちゃんに恋しちゃいました

 うしろからおもちゃを狙う兄貴

 遊んでくれる?ホントに? 

 イヤッホーーーー(喜喜)

 へーへーへー

 ウェッホーーー(喜喜喜)

 ゼーゼーゼー  

 ゼーゼーゼー  

 ゼコゼコゼコ(もうダメ)

 「兄貴、海でも見ましょう」 「どこ?」

 ナゼに寄り添う・・・

 おしりあい

 たそがれる男たち

 おいしい時間、ごちそうさまでした

1月を(もう)ふり返る

2010-01-24 | 2~3歳
 いろいろあった1月も、もはや最後の1週間。アリエスとの暮らしについても、漠然とした思いを整理し、考えを練り上げることができた日々だった。親3年目になる今、自分達が歩きたい道が定まってきたと感じる。ぐーたらな日記の更新を気にかけてくださった皆様、ありがとうございます!

 アリエスはといえば相変わらず元気に走り回り、体中傷だらけだが、男の子だからよしとする。探検して帰還した時のキラキラした目を見ると、小言を言う気も失せる。

 ひょうが降った日がありましたねー・・・ペロ

  耳ペタでおおはしゃぎ

 ポカポカの日もあり

 母ちゃんは肉球クリームを作製

 ・・・え、自分ばっかり使ってる?

 なんの香を入れたか当ててみな

 分かったけど言わないよー



 今日は新しいテレビがやってきた。工事やら運びこみやらで人が多く、アリエスは大喜び。もちろん鼻先を作業の中心地へ突っ込んで大活躍。最近では信じられないほどブ厚いアナログくんは引き取られていきました・・・

 なんかきた!

 運んでくれたお兄ちゃん達をベロベロ攻撃

ご挨拶会!

2010-01-04 | 2~3歳
 
  寝正月を満喫してる間に        年末活けた花は咲き

 
       ワシャワシャ笑いながら遊び                 台所前でwaiting

 柚子ちゃんと会ったよー、ペロリ

 キンチョールなヤツ

 アリエスはオンリードで他の犬を発見した時激しく吠え、猛ダッシュ態勢に入る。我が家にやって来た時から何とか直そうと色々やってきたが、なかなか。犬に携わる人々と相談したりしてきたけれど、何だか相棒である私の感覚とずれてしまう。支配性、自分が強いから、自信がありすぎるから、ヒトをナメているから。違うな、全然違う。彼にあるのは、非常に差し迫った恐怖だ。

 叱りつけることで、道具を使うことで、形として静かにさせることはできるかもしれない。けれど自分が親として目指さなければならないことは、恐怖心の除去そのものであるはずだ。アリエスが心安らかに過ごせるのなら、それがどんなに不恰好であっても、全然どうでもいいことなのだ。この世界への不安を秘めたままカッコよく脚足歩行したところで、私達は全然幸せじゃない。そういうわけで、まず観察の結果が違うこと、目的が違うこと、二段階でのくい違いは私の心にずっとブレを生んできた。だがそろそろ、親としての心の声に耳を傾けるべき時なんじゃないだろうか?

 アリエスのナイーブな心はそんな風に短所と見えることもあれば、場に慣れたあとは子犬の世話を焼いたり遊んでいない子を誘ったりと、他者への繊細な気づきとなって表れることもある。その心そのものを大切な個性と認め、導いてやれる親になること。それは私の義務だ。

 そんな中、犬を心から愛し、そのほかには何もなくつながる人々に本当に救われる。そういう人々は、まず観察眼が鋭く、とてもよく犬を見ている。観察こそ理解、理解こそ愛情、そう感じる瞬間が多々ある。そもそも「ヒトは」と一概に言えない部分こそが重要であるように、「イヌは」でまとめては気づくことさえできない事柄が膨大だ。イヌの心の発達にも、ヒトと同じく変化があり特徴があり早い遅いがあり表れ方に違いがあるのだということにさえ思い至らないほどに、通常の「飼い方」マニュアルでは簡便化されている。

 今日はたくさんの犬達が集まり、様々な距離感で一緒に散歩をする会に参加させてもらい、様子を観察したり挨拶をさせてもらったりできた。これからも地道に参加して、彼がいま思っているのと違う世界もあることを、教え続けてゆきたいなと思う。今日お世話になった皆様、どうもありがとうございました!!