ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

雨もまた楽し

2010-09-27 | 2~3歳
 夏の間は1滴も降らずカラッカラだったのに、降り出すと全然止む気配のない冷たい雨。それでも雨脚の弱まった隙をついて、せっせと走り回る私達。そろそろ海にも行きたいねぇ。

貸切!行ってこーい!

 「・・・」もの思う秋

 待ってけろー




 庭でトイレに行く時、短時間でも結構ずぶ濡れになる。フェンスの植木にくっついてマーキング作業をするので、しずくが全身に降りかかるのだ。あまりひどい降りの場合は、タオルで頬かぶりをし、合羽を着ることになる。そんなヤツは、「田吾作」とか「マッチ売りのアリィ」と呼ばれている。外での雄姿とかけ離れていること甚だしい。ゲラゲラ笑うと、まんざらでもない表情をするのがまたおかしい。アリ子母が「ちょっとそのタオルだめじゃない」と言うので、自分の子で笑うとは何事だ!と怒っているのかと思った。が、「もっと色のきれいなやつがいい」やら「柄物の手ぬぐいが似合う」やらの文句なのだった。そこかよ。

 「あのう、マッチを1本買ってください・・・」

ルンバくんがきた!

2010-09-06 | 2~3歳
 出て来れんのかーおまえ

 最近愛用の、にんにくローション。意外に嫌がらない


 ある日アリ男がルンバを買って帰ってきた。あの、丸い掃除機ロボットだ。こんなのさー。ちゃんときれいになるわけなかっぺ?当然のことながら、我が家の床でいちばん目につくのはアリエスの抜け毛。どうせ回転ブラシとかに毛が詰まるんでしょ、そのうち動かなくなるんでしょー。まったく、ゴミが増えるっちゅーの。

 ところが。「彼」は私の冷たい視線をよそに、地道にガーガーと動き回っている。けっこうなデコボコも超えてゆくが、段差で先が無い場所はちゃんと探知して落ちることがない。部屋の隅もきちんとなぞり、家具の脚の周りもぐるぐる回っている。動かせない障害物に行き当たれば、即座に方向転換。意外にやるねぇ、あんた!

 仕上がりは。アリ子母レベルでは「うーん。まあこんなもんじゃない?」だが、私レベルでは「よーやったっ」である。ただし。使い方にはコツがある。頑張る彼を、見ていてはダメ。なぜって、イラつくのだ。動線に規則性がなく、通過してない場所が気になったりするし、あとわずかのところで届くゴミを素通りしたりするわけである。だが結果だけ眺めると、とってもきれいになっている。一応は汚れを探知しているらしい。そんなわけで、空ける部屋や留守の間に、思う存分仕事させてやるのがよし。ということになった。こんな、幾分ツルの恩返し的要素もあって、なんだか無口なかわいいヤツに思えてきた。難を言えば、スイッチを押した時の異様に明るい音楽と、「おばさんお姉さん」風、「お仕事させて頂いて喜んでいるんですよ!」とでもいうような事務的な音声。あれは「彼」には似合っていない。

 ちなみに、初対面でいきなり丸無視のうえ仕事に取りかかった彼は、アリエスに1度だけ吠えられた。といっても、「なんなの、あんたっ」というドン引きの「ヒャン(泣)」だったが。今では、それなりに仲良く・・・いや、住み分け、している模様だ。