ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

そこそこ準備・・・

2013-12-28 | 6~7歳
 年の瀬の慌ただしさもなく、いつもとあまり変わらない流れの我が家です。特別なことといえば、歳神様お迎えの準備くらいでしょうか。この時期はお正月飾りをして、花を生けるのが恒例です。

 毎年なんだかんだでお飾りを手作りしていましたが、今回は花屋さんにお願いして作ってもらいました。実は長年花屋さんには悩んでいまして。けっこう花を贈るのが好きなんだけど、心にぴったりくる花束を作ってくれるお店に出会えず、仕方なしに(失敬)こじゃれた有名チェーン店を利用したりしていました。ネットで買い物は普通にするが、花は実店舗で見ないととか思ってたりもして。先日、隣町に出かける時の通り道で気になっていたお店に入ってみたのでした。

 小さなお店の花は、控えめな色味で皆元気。リースやアレンジメントも同じように控えめながら、すごくセンスがいい。というわけで、巨大ホームセンターで仕入れることにしていた花も、お飾りと一緒にお願いしたのでした。わざわざ届けに来てくださったりして、アリエスとも顔合わせが済みました。ガテン系大好きのアリエスですが、お花屋さんのお兄さんは初めて出会うタイプ。なんだかものすごく大好きなようで、いつまでもくっついてクンクンしているのでした。「森の匂いがするんじゃなーい?」と我が家で話題に。


じゃま、いや手伝い中。花にくっついてきたカメムシとにらみ合っていました

  
できあがり~              


まわりをさんざん検査しまくったあと、微妙な表情でおさまるお方


飽きたのね・・・

 
玄関はスワッグ風です

 今年は私達にとって、別れと出会い、それから再会の1年でした。自然の流れのように大きめの変化があって、自分の中で将来像を思い定め決意を新たにした年にもなりました。本格的に「若者」から脱皮した気がするな(遅い?)。すごく楽しみな中年時代、同じく立派なおじさんになったアリエスと共に、大切に過ごしていきたいと思っています。









ぼくらのヒストリー 面影編

2013-12-23 | 6~7歳

by アトリエ ボッチ

 彼はアリエスと私の、大切な友達です。たくさんの思い出を私達に手渡して、この夏世を去りました。

 この絵は、ネットで探し出した画家さんに描いてもらったものです。写真そっくりに上手に描ける人はたくさんいるでしょうが、家族が「まさしくうちの子」と思えるには結構大きな距離があるような気がします。写真は「あの日あの時」という明確な記憶と具体性があり、カメラ自体と画像処理ソフトの進歩により素人でもある程度はそれっぽく撮ることができる。でも絵は、対象の特性を抽象化して筆の力で表現する。どちらもそれぞれに良いもので、プロの世界はまた厳しいのでしょうが、やはり絵は普通の人には難易度が高い気がします。

 この子はほんとの意味でのプライドを持ち、自立した良い男でした。その内面を、ちゃんと描き出してくれていて感動しました。・・・実はこのご家族は、無二の相棒を亡くしてから長く、全然泣けなかったと聞いたのです。でも絵を見て、涙を流すことができたと言ってくれました。画家の思いを込めた絵が、心の苦しい表面張力を破り、心の体温を戻してくれるひとつのきっかけになったとしたら、すごいことだなと思います。

 この子と家族との一番印象的な光景というのは、桜の散歩道だそうです。春の日、光をチラチラ反射しながら降り落ちてくる花びら。並んで一緒に見上げる背中が見えるようで、泣けてくる。そんなふうに小さな、花びらのように煌めく時間を積み重ねて、彼はこの世界で幸せに過ごしたのだろうと思います。今もこれからも、ずっと忘れない友達です。

 

誕生プレゼントお届け!

2013-12-22 | 6~7歳
 最後まで迷いに迷い、人間用のほか個人輸入まで検討したアリエスのベッドマット。なんだかんだでやっと決定し、今日届きました。日本は小型犬が多いから、大型犬のいいグッズが少ない気がするんだな~。フリフリとかフワフワとかのsweet路線、大ハズシなんですけど!私の中ではどんなイヌももっと、スポーティで自立しててかっこいいんですけど!!

 そこへいくとアメリカだのドイツだのは、大型犬も「断然少数派」って感じはせず、いい距離感の視点で作った物があり、普通にサイズが取り揃えてあったりする。いいもん、ネットの世だもん、ポチすれば手に入るもん。・・・しかし現実は、日本への発送は不可ということも多い。そこでその国に倉庫兼事務所を構え、その住所を注文者の仮住所として発注し、日本へ転送してくれるサービスもある。でも諸々の費用で結局本体の倍以上かかったりして、余程のことでない限り利用しづらい。アリエスが気に入ってくれなかった時のことを考えると、国内で流通してるやつでまずは試そう、ということにした。

 ベッドマット。枠と一体型の米国製のが欲しかったけど、最終的に選んだのはSchecker社の DOG ORTHO。“ortho-”はstraightとかproperとかの意味を持つ接頭語で、「イヌの骨格を正しい位置に保持しながら寝かせよう」というマットというわけ。ヒトのベッドやマットも、よくこの発想で作られていますね。


やや所在なさげにはべられる王子。母ちゃんじろじろ見過ぎ?でもそのうち・・・↓


いいみたい?のびのび寝てもはみ出さないから、遠慮しないでね・・・


替えカバーも1枚ついてました。厚さのわりに軽くて、移動も楽々。アリエスの体重でも沈み込まず、体圧がちゃんと分散されているようです


 そしてマット。たたきのタイルに寝るのが好きなアリエス、夜は冷えるので心配です。冬は2階にいることが多いけど、時々下に降りているのです。冷たい床には毛布を用意したりしてますが、このマットは熱の伝導がうまく調整されるらしく、寒い時は自分の体温でほんのり温かいのだそうです。夏もクーラー冷えする床を適温にしてくれるとか・・・ほんとかな・・・?



 気にいって使ってくれるといいけれど。


 

6歳、お誕生日ありがとう!!

2013-12-15 | 6~7歳
 我が家はわりと、クリスマスやらハロウィンやらの西洋的季節行事や、個人的記念日のお祝いをスルーするほう。思いついた時に盛り上がってみたり。アリエスの誕生日も、もちろん毎年嬉しさをかみしめてきたんだけど、静かに迎えていたもんです。

 でも今年はなんだか色々お祝いしてみたくなり、フンパツして臨みました。


アリエスがうらやましい。


あーうらやましい。

 これは、アリ子母の夢を叶えることでもあったのです。毎日の食事は常にある一定の制限の中でコントロールされています。まだ食べたいアリエスのまんまる目を振り切るのは結構つらいものです。それで、アリ子母はいつも「お肉のかたまりを思いっきり食べさせたいよ!」とつぶやくわけです。実際にお肉を出した時のアリエスのびっくり顔も笑いましたが、「いいよ、誕生日に、たくさんあげようよ」と私が言った時の母の「ハトの豆鉄砲顔」もおもしろかった。「へっ?いいかな??」・・・はい、その後のお腹の調整は、わたくしめが何とか致しましょう・・・

 
さっきのお肉たち&ひき肉ソース、カッテージチーズかけバースデーケーキ!レアで調理されてますよ。
6本もローソクを立ててみれば、なにやら歴史まで感じます。写真を撮っている私は今、アリエスの超音波声とモーレツな鼻ぐりぐり攻撃にさらされています。さらにひどい1枚↓・・・


いいよいいよ、喜んでくれたら、なんでもいいよ。

 このあと、この超豪華ケーキは数秒で片付いたのでした。めでたし。もちろん便乗ありの私達は、甘いケーキで前夜祭を2回もやり、これから後夜祭も待っています。


このレアチーズケーキは、30年前から変わらない我が家のスタンダード。

 いつもはちゃんと意識にのぼらないことで申し訳ないのですが、喜びを体中で表現しながらパクつくアリエスを見ていると、「労働というのは本当に貴いな」と思います。まっとうに懸命に働くということ、家族にちゃんと食べさせていくということ。アリエスが健康に6歳になってくれたことと共に、毎日頑張ってくれる父ちゃんとアリ子母にも、ありがとう。

 最後に、アリエスを見守り続けてくれるたくさんの方々、ありがとうございます。

 

似てますか・・・?

2013-12-11 | 5~6歳
 アリエス記。

 ボクの父ちゃんはよく、ボクのことをしげしげと見てこう言うよ。「アリ、新幹線。」え・・・シンカンセンって、おいしいの?「似てる」って、何犬?

  

 ・・・彼、走るのものすごく速いらしいよ。ちょっと兄弟みたいな感じ、しちゃう?