ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

ホワイトカード

2016-12-25 | 9~10歳
ごはん食べて満腹小僧になってリラックス中の王子。テローン♪♪ ↓↓


そこへ母ちゃんがホワイトカードをちらつかせながら現れます。はい歯みがきだよ。イヤそう。 ↓↓


分かりやすい。まるで一発退場を食らったみたいな落ち込みよう。 ↓↓


数年前から愛用中の特殊な和紙でキュキュッとみがきます。母ちゃん的には楽しいのだよ・・・

9歳ありがとう!!

2016-12-23 | 9~10歳

これは、・・・これは僕のだよねっ?


はいはい、切りますよ


毎年待たされるかわいいおじさん


 私はこれまでのボヨボヨ体型生活をやめ、食事を調整し運動を取り入れて身体改造(?)に臨み、3か月で完了しました。自分が生きるために必要な分だけを戴いて、それを生かせるように生きること。それはそもそも、アリエスとか動物たちへの憧れともいうべき感情から始まったのです。

 いつもシンプルで余計なものを持たない彼ら。ほかの生命を食べることで自らが生きていく厳しさを身にまとい、生きるってそういうことでしょという割り切りで潔く堂々と人生を歩んでいく彼ら。それに引き比べて、飽食で不必要な分までダラダラ食べ、栄養を吸収しにくくするお茶などを飲んでいる自分が醜悪に思えてしまったのです。食べ物だけでなく、物も情報も考えることも、生きていくのにいらざる余分を、どこかから何かから不適切に奪取してるのではないだろうか。そんな事実に急に呆然としちゃったのでした。

 私は普段、自分の属する集団の文化の許容範囲の中で守られ甘んじ縛られて、自分が自然の一部であったことなど忘れ果てる毎日を過ごしています。地面と自分の間に厚い層があって、実は地面の上にいるのを信じられないような。でもたとえば災害や、インフラが破たんする何かが起きた時、とたんにひとつの生命体として独自には何もできない弱さに驚きます。自分の身も守れない、食べるものもゲットできない、社会で築き上げてきたものなど役に立たない、文句しか言えない、そんな状態に。そんな時おそらくほかの動物たちは、たとえヒトに飼育されてきたとしても、ヒトより遥かに速やかに順応して能力を発揮することでしょう。

 アリエスが家にやってきた最初から、彼はとても自立していて独自の考えをがっちり保持しており、それはなまなかなことでは変えられない強固なものでした。そのうえ使命も役割もきっちり持っている。その姿は、「しつけ」という名の自分の押しつけから落ち着いてみれば、気高くさえも思えました。天とか神様とか仏様とか、生命を生み出す何かからの、まさに私達に対するギフトでありメッセンジャーであり、彼が天に還る日まで大切に預かるのだとういう気持ちになったものです。

 それから9年経った今でも、とんでもなく貴いものがここにいるという感覚に変わりはありません。地球が偶然にも作り出したこんなに素晴らしい生き物の、まさに奇跡を毎日見ています。

 わざわざ書けば大袈裟ですが、じつは大袈裟ではない驚きや喜び。もういちどわざわざ書けば、それを幸福と呼ぶのだと思います。9年間ありがとう。これからも末永ーく、よろしくねアリエス。