ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

♪ なおるスイッチ~ ♪

2017-12-22 | 10~11歳
 アリエスはワクチンを2回に分けておこなっています。5月に8種混合、11月に狂犬病。接種に伴う体の負担を避けるためと、半年ごとにかかりつけの獣医さんの目で見てもらうことで変調を早くとらえるため。

 その11月の受診の前に、以前からできていた後頸部のおできをしげしげと観察してみました。過去に2回、「血管腫と血管肉腫の間」という微妙な状態のおできを切除してきた既往があり、首のも同じものと思っていました。でも最近、それが自壊して血塊で覆われているようだったので、これを取り除いて本体をよく見てみることにしました。先生も観察しやすいしね。

 なんとそれは、粉瘤だったのです!皮膚の下にできた袋に角質や皮脂がたまってできた良性のもの。食生活やアリエスのにじみ出る雰囲気から“悪性じゃないんじゃない?”とは思いつつ、半分はもしそうでも仕方がない、自分たちで絶対治すぞと考えていました。年齢から全身麻酔のオペは避けたいと以前から言われていたし、私たちも同意してサプリメントなどで対応してきたのです。でも今回、出血をきっかけにきれいにしてみたら、ちょっと表面に炎症のある感染性粉瘤。局所麻酔での切除はきついので、毎日消毒で様子をみましょうか~と先生もニコニコしてお話ししてくれたのでした。でかしたよ、アリエス!

 それからは毎日せっせと洗浄しています。傷などの感染対策は、昔なら消毒薬を塗ったり抗菌薬を飲んだりですが、今はとにかく洗浄することなのですね。ヒトにはなんと粉瘤専門のクリニックなるものも存在していて、そういうところのドクターが公開している動画なども参考にしています。シリンジに水を入れ、先端を粉瘤の穴から差し込んで水で洗います。滲出もだいぶ減り、すっかり「落ち着いた」顔つきの傷になってきました。

 しかし粉瘤はここからが難しく、皮膚の中の袋を取り出さないといずれまたパンパンになってしまうのですね。先日、獣医でもあるカイロの先生にも相談してみたら、感染が落ち着いたら医療用ハーブを注入するときれいに治るかもとのことだったので、ますます張り切って洗っています。

 絆創膏の上にコットンをたたんで重ね、さらにテープで保護します。毎日1回交換。コットンの部分が浮き上がって、本当にスイッチみたいです。あまりにかわいいので、絵を書いて時々押しています。押し心地もなかなかよし。なんでも遊びにするんだからとあきれられちゃうけど、病気もケガも、清く(清潔に)・正しく(正しい対応で)・おもしろく!がいいよ。


こうやって、いつもおりこうに治療してもらうよ


ほらほら、これですよ


後ろから見てみましょう・・・


そうっとね


あったよー!やる気スイッチ?


なによ~やめてよ~だって。ごめんごめん


いろんなバージョンがあるんだもん






押すなといわれると押したくなる人情・・・





円盤トレーニング

2017-12-20 | 10~11歳




 アリエスが運動後に左うしろ足を引きずることがあってから、月に一度カイロプラクティックの先生に施術してもらっています。実際に教わって自分でもマッサージをするんだけど、リクツも大事だと思うので勉強しました。もっと効果を上げたいのでリハビリも始めたのですが、ネットの情報ではやっぱり体系的には理解できず、本を取り寄せて、使えそうな方法で計画を立てました。分厚くてゲンナリ・・・でも、写真がいっぱいでわかりやすかった。

 まずは様々な面での評価。痛みの程度の推測、関節可動域や筋力のチェック。具体的には食事や睡眠・動作の様子を点数化したり、全身の関節の角度や筋肉の大きさを測っておき、歩様や動作のビデオも撮影して、客観的に現状を把握。

 ヒトのリハビリも、効果の実感を得にくいのが継続をはばむ最大の難点のような気がするので、数字などでうまくいってるか確認できればやる気も続きそうです。また、施設でおこなうだけでなく当事者が可能な限り、自宅でも、生活の中でも、工夫できることを考えながら進められたら最高だなと思います。ちょっとのおもしろいこと、ちょっとのワクワク感を演出してあげたいと思っています。






 そんなこんなで、最近取り入れてるのがこのバランスディスク。患側の荷重を避けるように着地し、アリエスの重心は右に傾きがちです。バランスを取るために体軸を捻り、背骨のずれや前足の負担を生んでいます。このディスクに乗せ、お尻を支えて左へ重心をゆっくり移す練習をしています。けっこう難しく、アリエスも不安そうにするので、いかに私を信頼して体を動かしてもらうかが鍵なのだなと思います。安心できる介助、楽しい動作、痛みが軽くなっていく嬉しさを、アリエスに伝えたいものです。無理せず、止まらず、いつも一緒に。






ちゃんとカメラ目線になってるヤツ



一生懸命になってるマロもかわいいよ





首カバー

2017-12-18 | 10~11歳
 土手で散歩の時は草や低木の間を走り回ったりするので、ダニよけとケガ防止のために首にカバーをしています。オサレにいうとスヌードなるものらしいが、我が家ではあくまでも首巻き。

 ガーゼのバスタオルを切って両側にゴムを通し、ずれないように作っています(ずれるけど。走って帰ってきたらものすごくずれてるけど)。いつもアリ子母がこの生地を選んできてくれるのですが、どうしてもどうしても、かわいらしいやつを買ってきます。赤ちゃん用の柄が似合うおじさんの罪。アリ子母を責めるわけにはいかない。私が行っても、どうせこういう選択になるだろうからな・・・



母ちゃんたちは悪くない。自業自得のクマさんウサちゃん柄

誕生日ショット

2017-12-17 | 10~11歳


車の点検の時にディーラーさんのくじ引きで頂いたポインセチア。白いのを買っておめでたくしたよ。1と0の数字キャンドルもおそろいでしょ。
今日はごちそう、とはいっても結局いつもとあんまり変わらないけどねーー

お薬(気づかないうちに?)飲めるよ!

2017-12-16 | 10~11歳
 アリエスはほぼ完全な肉食なので、栄養計算上不足している分をサプリメントで補充しています。また、皮膚におできができやすい体質の可能性があるから、獣医さんに教えてもらったハーブを摂っています。それと、運動後の左うしろ足の負担軽減のためのホメオパシー錠。デトックス目的のよもぎは粉末なので、これはヨーグルト+トッピングで食べています。

 アリエスは食べものにとても用心深いのです。見慣れないものや不自然なものは口に入れない。拾い食いしないのは安心だけど、薬やサプリはね。
でも我が家ではずっと、薄切り肉に巻くやり方やチーズコーティングで苦労せずに済んでいます。

 錠剤やカプセルよりちょっとだけ広い幅に切った薄切りの肉を焼く。火を止めて、両端にスライスチーズを乗せてちょっと溶かした状態で、すばやく巻き込みます。あまり熱を加えると、カプセルが変性しちゃいそうなので。端っこと両側を溶け出したチーズで“封”をしてできあがり。匂いの強いやつもこの方法なら、ごはんの一部だと思って食べてくれています。パクパク食べてるうちにこれだけ残っちゃうと、「ん?」ってなっちゃうけど。食べ始めの段階で口に入ればスムース。・・・本当は気づいてるのかも??



手前から、カルシウム、ビタミンBコンプレックス、レッドクローバー、MSMコンドロイチン2回分。チーズ切って準備~


焼き焼き


巻き巻き


横からも匂いが漏れないように、温かいうちに溶けたチーズでふさぎます


小指の先5mmほどの量をヨーグルトの間に入れますが、嫌いではないようでそのままでも平気みたい


最強のトッピングたち。乾きもののおやつをチーズグレーターで削ります


こちらはタブレット


おやつを分割して一部削り・・・


切ったプロセスチーズにクイッと押し込んで成形~


削ったおやつにまぶしてできあがり