ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

アリエスの庭

2018-10-21 | 10~11歳
 いやはや、あっという間に2018年も残り少し。広告ばっかりトップに載ってる日記になってしまいましたが、アリエスは元気にしています。

 昨年の家屋補修に続き、春には庭の改修をしました。イヌもヒトも忙しい工事期間を終えた途端に、今夏のとんでもない気温。まだ幼い苗木たちの世話も加わり、私は庭で過ごすことの多い日々ですが、アリエスはまだニュー庭解禁になっていません。

 これまで我が家の庭は、両親の「眺めて癒される庭」でした。故郷の植物を植え、時々芝生の上を歩く。それをアリエスも私達ももっと楽しんで使えるようにしようと、作り変えることにしたのでした。まだ寒い2月にこれまでの外溝を壊し、大きな物置も生垣も、配置されていたいくつもの岩も取り払い、舗装の道を剥がしたうえ、3月からは日陰をつくる木々を植えました。御挨拶に回らない距離の近所には、家でも建てるのかと思われていた、かなり大がかりな現場でした。

 前に生えていた植物たちを、まったくのこちらの都合で取り除く作業は、申し訳なくも悲しくもありましたが、前日にお酒をまきながらお礼を言ってお別れしました。100年の構想とはいきませんが、残った木々や新参の植物たちが将来にできるだけ長く快適に生きてゆけるよう、考えたつもりです。初歩的すぎる質問やギョッとするような妄想に、設計と造園のプロ集団が辛抱強くつきあってくれました。

 道行く人からよくドックランですか?と尋ねられるのも当然のフェンス。もともと馬がぶつかってもケガしないようにと考案されたもの。都市部の「緑」の在り方に共感してお願いした会社で採用していたので飛びつきました。外部にも迷惑にならないようにしたいし、丈夫さも願ったりかなったり、この内側に常緑の苗木、下草などを茂らせてこれから生垣になります。

 外側が生えそろってきたらアリエスのデビュー。今は元気に駆け回っている河原に行くのがきつい年齢になっても、自由に外を楽しめるように。母ちゃんは今日も石ころをどけ芝生を手入れし木々の調子を観察しています。低木などはこれからも地道に植えないといけないし、草ボーボーで仕事がいっぱい。物置棚や月見台も作りたい。草木、虫、鳥、アリエス、ヒト、みんな健やかに隣り合わせながら過ごせる場所を目指したいと思っています。



初夏のころ。