ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

大忙し1週間

2011-10-31 | 3~4歳
 我が家を訪れる人を歓待しなければ気が済まないアリエスにとって、先週はなんとも忙しい日々になりました。とりわけ「作業服の働くおじさん」が大好きなヤツには、たまらんことでしたよ。

 知人が旅行のお土産を届けに来てくれたり、ガレージのシャッターが壊れたので修理のおじさんがやって来たり、4人の個性あふれる庭師さんが庭中を生まれ変わらせたり、冬の節電に備えていつもの担当のおじさんがガスの配管をいじったり。どの場合も作業について回りたいけど、ここに居なと言われてしょんぼりしながら、少し離れてじっくり観察するアリエスなのでした。

 アリエスがいることで、地域の人や子供、配達とか住居のメンテナンスの人や、おまわりさん、たくさんの人が我が家をおぼえ、印象に残し、来たがってくれる。たいしたヤツだよ。 


ガス工事の見積もり中。現場監督も臨席
 ボクの大事な台所ですから  

   
どれどれ、見せなされ



監督がモゾモゾ遊んでる間に超速で庭の手入れ終了。
植物達もそれぞれに季節を進める
 オクラの花が咲き
 
 ソテツの種もでき

 まだ柔らかな若い芽も

 
モゾモゾ・・・芝もきれいになりました 

秋の風

2011-10-12 | 3~4歳
 庭には白い花がいろいろある。まあ、我が家で一番元気で美しい白い花といえば、アリエスですけど。金木犀はほんの短い期間だけ芳香を放ち、もう散ってしまった。先日は、以前アリエスとわざわざ見に行った(そして覆パトに違反切符を切られた)思い出のある、ネモフィラの種をまいた。初夏には星形の青い花が咲くはず。

 季節はめぐってゆくなぁ。



八重がきれいです


さるすべりはもう終わり


虫に食事を提供しているようなもの、葉は穴だらけ


でもこんなに立派なオクラが!アリエスもごはんにトッピング


芝生に咲いているような金木犀の花


アリエスのおしりにも








待ってるボク

2011-10-10 | 3~4歳



 親戚たちがアリエスに会いにやって来てくれた。幼いころ追われたために犬嫌いになった伯母も、アリエスは大丈夫だ。接待が大好きな彼は、あちこちついて回ったり別の部屋に行った「群れの一員」を探し回ったりと、大忙しだった。途中でつい普段のようにグースカ寝てしまう失態も、ご愛嬌です。

 みんなが帰ってしまう時は、「行くなぁ!」と悲しそうに言うのでした。小さいころ自分もそうだったから、寂しさがよくわかるよ。また来てねって気持ちは、伝わったと思うぞ。今度はBBQかな。

 
 

思い出、過去、ルーツ

2011-10-09 | 3~4歳



 原発の避難区域の人々が一時帰宅をおこなった時、短い時間の中で多くの人が家族のアルバムを探し出し、胸に抱いて戻った。津波に襲われ辛うじて残った家の残骸の中で、非常な努力を払って探されたのは、やはりアルバムだった。泥にまみれたページを開ける姿を目にした時、人々の果てしない思いが画面から流れ出てくるようで、泣かずにはいられなかった。

 重く、かさばり、「今」使える物品ではない。それでも。亡くなった大切な人の笑顔と人生がそこにある。築いてきた幸せな生活の証拠がある。

 私達はどんなにドライに生きても過去を切り離すことはできず、思い出の積み重ねで自分を認識する。親に抱っこされた自分、これがおじいさん、これがひいおじいさん、これがご先祖で、と似た顔の世代をたどってルーツをを確認する。それらの記憶や記録がまったく絶たれたら、どんなに心細く恐ろしいことだろう。
 
 我が身をふり返ってみるに、やっぱり写真は大事だ。育つ過程にずっといてくれた大切な人々。一緒に居た家、一緒に行った場所。友人。それから、アリエス。彼自身は過ぎた時を振り返ることなく潔く生きてるように見えるけれども、実は、里のお母さんや友達を思うこともあるのだろうか。

 色々思いながら、小さなハードディスクを買ってきて画像データを全部移した。1TBも容量があっても、なんともコンパクトでびっくり。この分野もほんとに日進月歩だね。