ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

ブランニュー缶詰

2014-11-09 | 6~7歳
 Brand Newと言っても、我が家での話で。以前アリエスがおいしく食べていた缶詰が販売されなくなり、その後は新しいものを試してもお気に召さない感じが続き・・・。今回はいつも利用しているネットショップでお得意様キャンペーンが始まったのを利用して注文してみました。



 今度のは、アリエスが愛用しているマットレスも発売しているSCHECKER社のもの。単種の動物の肉と内臓ごとに缶に詰められており、10種類もあります。鹿・七面鳥・ダチョウ・鴨・カンガルー・ヤギなど、あまり見かけない種類もあります。1缶に1種類であるということは、アレルギーを発見したり避けたりするのに有用だし、普段入手しにくい種類は新奇蛋白質の摂取として、ひとつのアレルギー対策でもあります。

 「添加物探知犬」かのごとく鋭敏なアリエスですが、このシリーズは大丈夫そうです。パカッと開けた時、私達もごはんにかけたくなるような、どぎつくないいい匂いがします。幼い頃、骨格の成長のためにヤギミルクを飲ませてみたことがありましたが、少し体にかゆみが出たような印象があったので、ヤギ缶は最後にして慎重に見ていく予定です。

 最近は、野生時代の食生活を鑑みて肉のみでなく内臓も食べさせよう、という意図のドッグフードが増えているように思います。考えてみれば、いつもあげている肉、っていうのは「筋肉」のことですもんね。劣悪ドライフードのように「どうせ分からないから何でも混ぜちゃえ」というわけではなく、イヌ達が選んで食べていたと思われる部位を中心に取り混ぜているみたいです。

 以前アリエスが食べていた缶詰は、反芻動物の第4胃を含み、そのアミノ酸やプロバイオティクスまで摂取しようというコンセプトでした。オオカミだって初めにここを食べるんだぞ、と書いてありました。かかりつけの獣医さんと色々話した時、イヌが野生の状態で狩りをしたなら、まずは獲物の肝臓を食べるのではないかという意見でした。いろいろな考え方があって、いろいろ試行錯誤して、イヌとの理解が進んでいくといいなと思います。

 余談ながら、アリエスは今はフードとトッピングの関係が逆になっていて、シニア用ドライフードを1日100-120gしか食べません。昨年の夏バテを機に食生活を見直してきたわけですが、もしかしたら猛暑のせいだけではなく、年齢と共に現れる体の変化のひとつだったのかな、とも思います。あれ以来ほとんど下痢しなくなり、いまさらお腹が強くなったというよりは、やはり食事が現状に合ってきているのでしょうね。

 

肘タコケア

2014-11-06 | 6~7歳
 アリエスは白。「男の子はだんだん茶色くなるけど、この子はきっと白いままですよ」とブリーダーさんが言っていた通り、大人になっても腰回りが少し色濃くなっただけ。私にとっては「白い」ということにすごく価値があるのではなく、「アリエスが白い」ということに価値がある。めんどくさいかな?・・・もしアリエスが白くなかったら、白くないことがきっと私にとって価値あることになるでしょう。要するに、アリエスがアリエスらしくいることが基準になっていますね。

 以前誰だったかが、アリエスの肘が茶色く着色していることを惜しんでいました。あれが無かったら真っ白なのにね、と。フワフワ地面生活をしているわけではないので、私にとっては肘タコは必然であり、むしろ関節や骨を守る必要性のあるものと思っていたので、その見方は新鮮でした。


肘タコくん

 服、家電、車でも家でもそうですが、世の中では最近、デザインの重要性が主張されるようになっています。機能は良くてもダサイのはダメなんじゃないか、と。逆に多少機能に難があっても、デザインの良いものは我慢して購入し使いますというおしゃれな人が増えているようです。私も結構デザインにはこだわるほうですけど、でも見てくれが良くて機能が伴わないのは最悪だよーと思っちゃうんだよな。

 で、肘タコは、必要機能として温存されてきました。ところが、このところアリエスがペロペロとなめている姿を目にすることが多くなりました。タコが硬くなりきっていないのに、乾いてきて表面が割れてきていたのでした。

 愛用の本を調べて、アリエスの皮膚に使えそうなハーブをピックアップしてみると、それらを豊富に含んだバームがあることが分かりました。植物博士の設立した会社で、古くから自社農場で農薬フリーで栽培したハーブからの抽出物を大切に精製して作ったもののようです。


香料は添加されていないのに、瑞々しく元気な植物の香りがいっぱいです。アリエスの鼻には強烈すぎか・・・


強烈すぎでした・・・無表情になっちゃてるよ

 これを毎日丁寧に肘にすり込んで1-2週間で、すっかりタコが柔らかくなりました。全然なめなくなったし。このところ肉球にも使っています。手に残った分は母ちゃんが手や顔にありがたく塗っちゃうよ~

 それと、老犬介護でよく使われる褥瘡用枕を、ためしに作ってみました。↓↓



 実際の褥瘡治療にこの円座型のクッションを使うのは賛否両論あるところですが、肘タコには使えそう。梱包用によく使われているプチプチシートを丸め、布でカバー。



 アリエスはなんとも思ってないようですが、母ちゃんとしては満足です。うんよし。