2011年4月13日(水曜日)
そもそもの話だ。
5選をめざす河瀬市長は西川知事と同じく、
「福島のような事故は絶対、起こさない!」とチラシに
書いてあったけれど、
河瀬さんが100回叫んだとしても
原発はあなたが建てたんじゃないし・・・
あなたが絶対!といっても自然を支配できるわけでもないし
電力会社がミスをしないとも言い切れないのに・・・
いまや原発の安全神話も絶対神話もすでに崩壊しているのは
市民みんなが知っているんだわ・・・
そもそもの話、
今回の市長選、脱原発や反原発の立候補者がいないし・・・
国を挙げて東北地方の支援をしていかなければならないんだから
新幹線だってもはや、無理だし・・・
今日の夜、7時からプラザ萬象で市長立候補者4人の
公開討論会が開催されるけれど
残念ながら、わたしは聴きに行けない。
あしたの新聞を楽しみにしておこう・・・
今日の中日新聞から
「多選」「原発」論戦に注目、敦賀市長選 17日告示、4人出馬の見通し
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20110413/CK2011041302000118.html
統一地方選後半戦の敦賀市長選は、17日告示される。
無投票だった前回から一転、5選を目指す現職に新人3人が
「多選批判」などを掲げて挑み、激戦となる可能性が高い。
福島第1原発事故を受けた原発立地の政策にも注目が集まるが、
4人は原発と共存する姿勢は同じで、
どう違いを出せるかもポイントになりそうだ。
これまで立候補を表明しているのは、
無所属現職で自民推薦の河瀬一治さん(59)と、いずれも
無所属新人の元市議、渕上隆信さん(50)、
敦賀短大教授の多仁照広さん(63)、
元市議長の岡本正治さん(63)。
4人による選挙戦となれば、1995年以来16年ぶり。
河瀬さんは知事選出馬も検討したが
「初心に戻り頑張りたい」と出馬を決めた。
「バランスの良いまちづくりを進めてきた」と、
敦賀港の振興や原発の交付金使途拡大に取り組んだ実績を強調する。
多選批判には、東日本大震災にも触れながら
「混とんとした時代には経験豊富な者が必要」と切り返す。
渕上さんは最も早い昨年9月、原発交付金の使い方も含め、
「お金の使い方が雑だ」と批判し立候補を表明。
北陸新幹線の敦賀延伸は「現時点ではいらない」と明言する。
清新さと世代交代の必要性を強調。
出馬表明直後から各地区を回り、市の補助金見直しなどで
「小さな市役所の実現」を訴える。
多仁さんは「長くやれば組織は腐る」と批判。
原発の交付金を活用した市民税減税、関西、中京圏との連携強化による
地域経済の活性化推進で「若い人が住みたいと思えるまちづくり」
を目指す。
長年の研究教育活動で培った人脈で後援会を組織。
「敦賀に新しい風を」と呼び掛け、浸透を図っている。
岡本さんは
「市政の在り方を改革する」と原発の交付金に頼らない
市政運営を目指して出馬。
事業仕分けの実施などで財政のスリム化を図る一方、
地元企業の支援強化による産業振興を掲げる。
「多選はマンネリを招く」と批判。
こまめに個人演説会を開いて「自立した敦賀市をつくる」と訴える。
原発政策では4人とも福島第1原発の事故後、
一層の安全管理の徹底と防災体制の強化を強調しており、
「原発マネー」との関わり方などを含め、論戦の行方が注目される。
(立石智保)