はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

明日は委員会・・・

2010-02-28 | 議会

2010年2月28日(日曜日)
冬季オリンピックもいよいよ明日が閉会式・・・
テレビ観戦をほとんどしなかったな~
今回のオリンピックは・・・
ニュースで結果を観るのが関の山。

さて、明日からまた予算決算常任委員会。
あさっては、当初予算の総括質疑だし・・・
無所属で会派を組んでいないわたしの総括質疑の持ち時間は
13分・・・(答弁は含まれていない)
時間配分は、10分+3分×会派の所属議員数なので
6人の会派だと、10分+18分で28分となる。
前回は、5分×所属議員数だったので、
わたしの持ち時間は5分しかなかったが、
今回改正され、プラス8分となった。

今回の総括質疑は、おもに歳入についてを取り上げる。

3日は一般質問の通告締め切り。
毎日が書類とにらめっこの日々・・・
そろそろ、限界を超えそう・・・

議会の最終日は、市長や教育長を交えての
会費1万円也の懇親会(?)親睦会(?)が
あるそうな・・・

わたしは参加しませんが・・・

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玄々社書道展

2010-02-27 | 映画・音楽・演劇・絵画など芸術関連

2010年2月27日(土曜日)
ハイチに続き、今度はチリでも大地震・・・
マグニチュード8.8という
想像をはるかに超えた規模のようです。

映画「2012」はまだ観ていないけれど、
世界のあちこちで大きな自然災害がこうも続くと
マヤ暦2012年の終末説もありかな・・・と思ってしまいます。

さて議会のあれやこれやが続いていて、
せっかく写してきたというのに、
写真をアップできないまま・・・

25日から始まった、「玄々社」の書道展。
つれあいの健さんも出品してるので
25日の夕方、見に行ってきました。
で、健さんの作品をパチリ・・・

その書道展も明日が最終日です。

  

                
         会場にはいるとやぶ椿が活けてありました。

       
            

   作品もさることながら、さりげなく活けてある花が
   とてもステキ・・・

       
     健さんの大作・・・「自在心」
    ちなみに健さんの雅号は「一空(いっくう)」

    この作品は今年の干支「寅」

いろんな寅・虎・とら・トラ・・・の小作品が
会場の入り口のパネルにズラリ勢ぞろい・・・
ユニークな書の数々に感動!

いや~、健さんの作品、なかなかよかったよ・・・

      

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雨が水に流してしまったのかきれいさっぱりなくなってしまった説明会

2010-02-26 | 議会

2010年2月26日(金曜日)
昨日までの春!!!青空!!!から一転、
今日は朝から雨・雨・雨・・・

10時からの常任委員会で28項目(全体では77項目)の質疑を終え、
分科会が終わったら、すでに6時。
1日中、しゃべっていたので、ほんと、疲れました。

さてそぼ降る雨に流されたのか、昨日は全員協議会での
保安院と機構の説明会が1日に開催! という情報は
立ち消えておりました・・・

新政会の幹事長から
「1日の午後、もんじゅへ行って説明を聞くから
いっしょに来ないか」とのお誘い・・・
何?それ?

いったい全体、何があったんだぁ?
せっかく原子力特別委員会の委員長・副委員長が
議長と話し合って、全協で説明会開催を決めたんじゃなかったの?
どこからの、誰からの圧力でひっくり返ったんだぁ?

しかも、議会事務局長がわたしのブログを
わざわざ印刷したペーパーまで持ち出し、
まだ決定したことじゃないのに書いてはいけない・・・
と非難までするとは・・・
委員長や副委員長にまで迷惑がおよぶらしい・・・

原安課を通して、OKになったんじゃなかったの?
保安院にも連絡いれたんでしょ・・・

これじゃあ、世間から非難されるわよ・・・
敦賀市議会ってなんなんだ!ってね・・・
任意で会派だけで説明受けて、ハイ!議論しました!
には、ならんでしょう!

きっと、月曜日にはまた、このブログ
印刷されて、今大地は問題児だぁああ・・・と
なってるんでしょうねぇ。

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もんじゅ再開に議会での議論

2010-02-25 | 議会

2010年2月25日(木曜日)
市長は市議会の議論を踏まえ、県とも協議しながら
もんじゅの判断には慎重に対応していくとの姿勢を示した・・・
じゃあ、市議会の議論はいつ、どこでするのか?

まだ、議会として事業者である機構の説明も
保安院の説明も聞いていないのに、どうやって議論し
判断するのか?
やきもきしているのに、説明会の開催の話は
ちっとも聞こえてこない・・・

原子力発電所特別委員会の馬渕委員長に
いったいいつ国と保安院と機構の説明を聞き、
議会としての議論をするんだ?と
聞いてみた。

説明会を開こうかな・・・とは考えていたらしい。
原子力発電所特別委員会の委員に対しては任意で
機構からの説明があったらしい。

質問の通告締め切りである3月3日までに
全員協議会での説明会を開催しないと、まにあわないし
それには、今日、説明会の日取りを決めないといけないのに
どないすんねん! とおもわず声を荒げてしまった・・・

午後5時40分・・・
渕上副委員長から電話があり、1日の委員会のあと
全員協議会で説明会を開催するという。
しかし、機構と保安院が説明させてほしいと言う形を
とるのだという。
議会として議論し判断するために、議会から説明を求めるのが
本来の姿じゃないのかな・・・

とりあえずは、委員長・副委員長の尽力で
全員協議会での説明会の開催が決まったことだし、
どうもご苦労さまでした。

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3月定例会が始まりました・・・

2010-02-24 | 議会

2010年2月24日(水曜日)
昨晩、根を詰めて質疑の通告書を手書きしたのが
たたって、今日は朝から、右腕がだるくてたまらない。
右手の親指の付け根の辺りも痛い・・・

10時からの本会議には、マスコミが傍聴席にいっぱい。
市長の提案理由説明で「もんじゅ」に対する見解を
記事にするためだ。
パシャパシャとカメラのシャッター音が議場に響きわたり
フラッシュが交差する。

提案理由の中では、
当面する敦賀市の重要課題として、原子力行政がトップ。
まず日本原電1号機の延長運転を市長として了承したことに続き
もんじゅの運転再開についてが語られた。
敦賀の経済活性化と教育文化の向上に
大きく貢献してほしいと願っている市長・・・
あたりさわりなく、県と十分に協議しながら
慎重に対応していくと結んだ。

3月補正予算と当初予算は予算決算常任委員会に付託され
本会議は、午前中で終了。

午後からは提出した当初予算の質疑のヒアリング。

外はポカポカ陽気で、なんと! 気温が20度を超えている!
明日は委員会で補正予算の質疑がはじまる。
補正予算の質疑は通告制をとっていないので、
執行者側とそれこそガチンコの質疑応答となる。

今夜はもう一度補正予算に目を通してから休もう・・・

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「CEF敦賀・今庄ウインドファーム事業に係る意見について」敦賀市環境審議会の答申

2010-02-23 | 風力発電

2010年2月23日(火曜日)
昨日は「2」が5つ並ぶ日だった。
平成22年2月22日・・・
そういえば、昭和22年2月22日生まれの二郎さん・・・
お元気ですか?

今日の読売新聞の1面トップ記事は
「『もんじゅ』事前協議申し入れ」だった。
他紙も大きく報道している。

風力発電についての敦賀市環境審議会の答申も
ニュースになった。
8項目について新たな調査を求めるなど、事業者にとっては
かなり厳しい答申内容だ。

「CEF敦賀・今庄ウインドファーム事業に係る意見について」
下記をクリックしてください。

http://www.city.tsuruga.lg.jp/sypher/open_imgs/info/0000018182.pdf

さて、予算決算常任委員会への当初予算の質疑の
通告締め切りが明日の午後1時・・・

ヒアリングが、あまりできなかったのが、心残り。
通告の書類をやっと書き上げたので、明日の朝一で提出する。

ここからは「もんじゅ」(読売新聞)と
「答申」(毎日新聞)の記事です。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20100223-OYT8T01443.htm

「もんじゅ」事前協議申し入れ

国が高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市白木)の運転再開を
了承した翌日の23日、日本原子力研究開発機構は早速、
安全協定に基づく事前協議を県と敦賀市に申し入れた。
岡崎俊雄理事長は安全最優先を改めて約束。
現在も国の検証作業が続く施設の耐震安全性についても
「十分確保できる」と強調し、目標とする
今年度内の再始動に意欲を見せた。

この日午前に県庁を訪れた岡崎理事長は、
旭信昭副知事に事前協議願を手渡し、
「年度内の運転再開を目指し、一時も気を緩めず、
安全第一で取り組んでいく」と誓った。
旭副知事は「県議会での議論や敦賀市の意見を踏まえ、
県民の立場で慎重に判断する」と淡々と答えた。

申し入れ後の記者会見で岡崎理事長は、
1995年のナトリウム漏れ事故に絡んで失われた
県民の信頼の回復について言及。
「地道な改善活動や地元への説明によって、
かなり理解を得られつつあるのではないか」と語った。
国の耐震安全性評価もまとまりつつあるとの見通しを示し、
「(地元から)了解をいただければ、
原子炉の再起動に速やかに備えたい」と述べた。

岡崎理事長は続いて訪れた敦賀市役所でも、
「運転再開という目標達成に向けて、現場の責任感、
士気は高まっている」と強調。
応対した河瀬一治市長も
「子や孫に『もんじゅがあって、世界のエネルギーが変わった』
と言える施設になってほしい」と期待の声を寄せた。

県と市は、議会での議論などを参考にした上で、
再開の是非を判断する方針。


http://mainichi.jp/area/fukui/news/20100223ddlk18010545000c.html

風力発電事業:「調査と公表必要」 
       敦賀市環境審、答申 /福井
 
敦賀市と南越前町にまたがる山中に建設計画がある
風力発電事業「CEF敦賀・今庄ウインドファーム」について、
敦賀市環境審議会は22日、鳥類や騒音など8項目での
影響調査と結果公表が必要とし、市が事業者に指導するよう
河瀬一治市長に答申した。
審議会の中田隆二会長は「答申が守られれば、
事業を進めることには反対しない」と述べた。

調査を求めたのは、
鳥類▽騒音▽低周波音▽動植物▽景観▽電波障害▽水質▽その他の8項目。
猛きん類などが風車に巻き込まれて死ぬ
「バードストライク」については
「設置場所の変更も含めた回避策の検討」、
健康被害が全国で問題になっている低周波音では、
住民から苦情や被害が出た場合の「稼動の停止」を盛り込んだ。

計画は、クリーンエナジーファクトリー
(CEF、北海道根室市)が、鉢伏山(標高761メートル)の
尾根に、2500キロワットの風車を12基建設。
高さは約85メートル、羽根は長さ50メートル。
12年度の運転開始を目指しているが、
資源エネルギー庁の補助を受けるための審査には、
地元首長の同意が必要。
答申通り新たな調査が必要になれば、
計画が遅れる可能性がある。【酒造唯】

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原発も長寿命化

2010-02-22 | ニュースから

2010年2月22日(月曜日)
とても暖かな1日でした。
車の中は、ポカポカ~
助手席に座っていると眠くなってきます。

健さんは窓をあけたとたん、くしゃみが止まらない・・・
花粉症の季節だわ~・・・
花粉症は人によって、アレルギーがそれぞれ違うから
スリーシーズンがつらいという人もいるとか・・・

さいわい、わたしは今のところ、花粉症で悩むことがない。
暖かくなると、頭の傷の部分の痛みも、
ずいぶんとやわらいでくるので、ありがたい。

明日も1日、ポカポカ陽気が続くそうな・・・

今日は、店の青色申告のお仕事でした。

あさってからは、いよいよ議会が始まります。

このところ、経年化だの延命だのといった言葉が
ニュースや文書の中に頻繁にでてくるようになりました。
人間だけでなく、いろんな事柄にも高齢化がすすんでいるんだな~
と、感じています。
そうそう、予算書の中にも
「長寿命化・・・事業」なんてのがあって、
ボ~としていたわたしは、
ちょうじゅ・いのちか?・・・なんて読んでしまいました。

辞書によれば「長寿命」は新語なんですね。
国土交通省が長寿命住宅という言葉を使ったり
電化製品にも長寿命をつけた製品が数多くあります。

日本原電1号機も40年運転するという長寿命化をめざし、
県と市はそれを了承したというニュースが
大きく取り上げられました。

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/

県と市の事情交錯 敦賀原発1号機運転了承
(中日新聞)

    
    
敦賀原発1号機の運転継続への考え方を述べ合う
       河瀬一治市長(左)と西川一誠知事=県庁で


日本原子力発電敦賀原発1号機の40年以降の運転を
了承する方針を確認し合った21日の
西川一誠知事と河瀬一治敦賀市長の会談。
交わされた言葉には、地域経済への配慮から継続運転に
積極的だった河瀬市長と、県民の不安や他の自治体への
影響を考え慎重姿勢を保った西川知事。
会談では県と地元自治体それぞれが、
抱えた事情がにじみ出ていた。

「安全に、安定して運転することが重要。
使える物は上手に使う『もったいない精神』だ」。
独特の表現で敦賀1号機の運転継続への考え方を述べた河瀬市長。
その境地に至った理由として、
「1号機が停止すれば数百人の雇用がなくなる。
(3、4号機が増設されるまでの)数年間でも
地域経済への影響は大きい」と訴えた。

「40年以降の運転という新しい事柄には新しい方法を
導入するのがいいと思った」。
西川知事は、県が提案した安全規制策が国に
受け入れられたことを判断理由に挙げた。

「これまでにない経験なので県民には不安がある。
原発のある他の地域でもいずれ遭遇しなければならない」と、
国内初の事例に直面した地元首長として
国への提言に踏み切った理由を説明した。

◆規制方法、国が自主的強化を
 【解説】

敦賀1号機の40年以降の運転継続を了承するのに先立ち、
西川一誠知事は17日に直嶋正行経済産業相に
独自の安全規制策を提案し、受諾された。
新設が難航する中で既設の原発を長期利用したい国に、
住民の不安を背負う地元が一石を投じた形だ。

安全規制を担う経産省原子力安全・保安院は、
30年を超えて運転する原発に対し、10年ごとに事業者の
安全評価を確認して運転継続を認可する。
国内に前例のない40年超運転も、
30年超の場合と対応に変化はない。

敦賀1号機は46年間の運転を予定している。
西川知事は折り返し点となる3年目に、
事業者が特別に安全評価を行い、
保安院も確認検査をすることを求めた。
法令で定められた規制方法に自治体が注文を付けるのは異例だ。

西川知事は「104基の原発があるアメリカでも
40年以上の運転は2基だけ。
システムや機器のバランスが崩れる不安がある」と理由を話した。
今後も40年超の原発は増えてくるが、
長期運転を推奨する国には、自治体に迫られずとも
自主的に規制方法を強化する姿勢が求められる。
(谷悠己)


http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=9973

敦賀1号継続了承 県と市、原電に伝える
(福井新聞)

3月14日に運転開始後40年を超える敦賀原発1号機について
福井県と敦賀市は22日、原電に対し、
2016年まで運転を続ける方針を了承すると伝えた。
西川知事は停止時期を再延期しないことを念押しし、
運転継続期間での「中間安全確認」の確実な実施や、
原電敦賀本部の体制強化などを求めた。

地元の同意を受け、敦賀1号機は国内で初めて
40年を超えて運転することになる。
全国で稼働中の原発54基のうち、敦賀1号機を含め
9基が今後5年間で運転開始40年を迎えるが、
各事業者や立地自治体の対応に影響を与えそうだ。

知事は、原電の森本浩志社長を県庁に呼び、
運転継続を認める意向を伝えた。
6年間の運転継続を再延長しないようあらためて求め
「敦賀1号機はわが国で初めて40年を超える運転という
未知の経験に踏み出す。
トップランナーとしての責任と使命を十分自覚して
県民の信頼に応えてほしい」と強調した。

その上で
▽3、4号機増設の計画通りの推進
▽中間安全確認の実施
▽敦賀本部の体制充実
▽エネルギー研究開発拠点化計画への貢献や
 地元企業への優先発注―を要請した。

森本社長は「停止時期は総合的に経営判断して決定した。
今後変更することは考えていない」と明言。
長期保守管理方針に基づく保全対策に加え、
中間安全確認を確実に実施することで、
安全確保に万全を期すとした。

市役所で森本社長と面談した河瀬一治敦賀市長は
「市民の中に不安もあるが、(敦賀1号機が)
あってよかったと思えるよう安全第一に進めてほしい」と述べ、
技術面での人材育成や市民の理解活動、
エネルギー研究開発拠点化計画、3、4号機建設を
引き続き着実に進めるよう求めた。

敦賀1号機について原電は当初、10年中に
運転停止するとしていたが、3、4号機増設計画の遅れに伴い、
昨年9月に16年まで継続する方針を表明した。
21日に西川知事と河瀬市長が会談し、
運転継続を認めることで一致した。


http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000001002220004

敦賀40年超了承 国の安全強化決め手
(朝日新聞)

日本原子力発電・敦賀原発1号機
(敦賀市、35.7万キロワット)の国内初の
40年超運転を21日、西川一誠知事が認めた。
判断の決め手は、国からさらなる安全規制の強化などの
協力を取り付けたことだった。
高速増殖原型炉「もんじゅ」(敦賀市)の
14年ぶりの試運転再開に向けた議論が大詰めを迎える前に、
県としては、原子力行政の重要課題を一つ解決させた格好だ。

     ◇    ◇

西川知事は21日の河瀬一治・敦賀市長との会談で、
市長に17日の直嶋正行経済産業相との面会の内容を説明した。
知事が国に、6年間の延長期限のうち前半の
3年間を終える段階で、原電に安全評価をさせ、
その結果を、国が県と市に報告する
「中間安全確認」の導入を提案した。
経産相からは了解を得たという。
また、地域振興の方針も示された。
知事は「不安を感じる県民は少なからずいる。
厳格な安全規制が県民の理解や信頼につながる」と強調した。

運転延長に前向きだった河瀬市長は、安全確保を前提に、
「使えるものは上手に使う『もったいない精神』も大事。
数百人の雇用がなくなれば地域経済が大打撃を受ける」と応じた。

これで、県の原子力行政の当面の重要課題は、
もんじゅ試運転再開の地元判断に絞られる。
1号機については、知事の上京以降は1週間足らずで進展した。
ある県幹部は「県議会2月定例会でもんじゅの議論をするために、
22日の開会前に1号機の延長問題を
決着させたかったのでは」という。

知事は取材に対し、国の協力を取り付けられたことが
判断の上で「重要」だったとして、
「40年を超える新しい事態には、新しい安全確認の
システムの導入が必要と判断した」と説明した。

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「杉原ビザ」で助かったユダヤ難民の顔写真発見 元JTB職員の遺品から

2010-02-21 | ニュースから

2010年2月21日(日曜日)
いつもブログを読んでくださっているみなさま
そしてコメントをお寄せくださったみなさま
ありがとうございます。
こころより感謝しております。
コメントへの返信が滞っております事に関しては
大変心苦しく思っております。

もうしばらくのご猶予をお願いいたします。

さて、今日の中日新聞の記事は
杉原千畝さんの「命のビザ」にまつわる感動的なお話でした。

http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2010022102000127.html

「杉原ビザ」で助かったユダヤ難民の顔写真発見 
                元JTB職員の遺品から

    
  大迫さんの遺品にあったユダヤ難民7人のポートレート

第2次世界大戦中、外交官の故杉原千畝(ちうね)氏が
発給した「命のビザ」を手にナチス・ドイツ支配下の
欧州を脱出したユダヤ難民7人の顔写真が、
元JTB職員の遺品から発見された。
元職員は当時、難民を旧ソ連から福井県敦賀市に運ぶ
連絡船に乗務。
裏書きなどから、逃避行を手助けしたことへの
感謝のしるしに贈ったらしい。
在日本イスラエル大使館は、写真の難民の
消息などについて調査を始めた。

写真は男性1人、女性6人。
千葉県市川市に住んでいた大迫辰雄さん
(2003年、86歳で死去)のアルバムにあった。

大迫さんは入社2年目の1940年、
旧ソ連・ウラジオストク-敦賀間の輸送船「天草丸」
(2,345トン)の乗組員に配属された。

当時、JTBは米国のユダヤ人協会の依頼で、
シベリア鉄道で逃れてきたユダヤ難民に、
敦賀への連絡船をあっせん。
40年9月~41年6月に約1万5000人を
輸送したといい、多くが杉原氏の
「命のビザ」を手にしていたとみられる。

手記などによると、大迫さんは、
天草丸で片道2泊3日の航路を二十数回、往復。
出航前・下船後の手続きや乗客の世話などを担った。
ユダヤ難民の様子を「何となく元気なく、
中にはうつろな目をした人もおり」と書いている。

大迫さんの死後、遺品にあった難民の写真に
関心を寄せたのが、元部下で国際観光振興機構の元職員、
北出明さん(65)=東京都中野区。
現在はフリーライターで、難民の消息をたどろうと
遺族の了解を得てイスラエル大使館に照会。
同大使館は、本国の「ヤド・バシェム」
(ホロコースト記念館)などを通じて、
7人の名前や家族の所在などを調査している。

7枚の写真にはポーランド語やブルガリア語などの裏書きがある。
同大使館によると、「すてきな日本人へ」
「私を覚えていて」など、大迫さんあてのメッセージだという。

     
        ユダヤ難民女性の写真の裏書き。
     「すてきな日本人へ、私の思い出」という意味の
           ポーランド語とみられる

調査を担当しているミハル・タル1等書記官(38)は
「写真を見て感動した。
この人々がホロコーストから、
どのように日本へ逃れたか知りたい」と話す。

北出さんは「大迫さんは誠実な人柄だったので、
難民を親身に世話したのだろう。
70年も昔のことで難しいが、写真の人を捜し出せれば、
大迫さんを覚えているか尋ねたい。
杉原氏の偉業を陰で支えた大迫さんを紹介したい」と話している。

【杉原ビザ】 
第2次世界大戦中の1939~40年に
在リトアニア日本領事代理を務めた元外交官、
杉原千畝氏(1900~86年、
岐阜県八百津町出身)が、ナチス・ドイツの迫害から
逃れようと領事館に押し寄せたユダヤ難民6000人以上に、
外務省の訓令を無視して大量発給した日本通過ビザ。
難民たちはこのビザを手にシベリア鉄道経由で来日、
北米などに逃れた。
戦後、杉原氏は外務省を事実上、解雇された。
イスラエル政府は85年、杉原氏に
「諸国民の中の正義の人賞(ヤド・バシェム賞)」を贈った。

     

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選択的夫婦別姓:法務省民法改正案、概要提示 閣内に賛否 千葉法相「ぜひやりたい」

2010-02-20 | 議会

2010年2月20日(土曜日)
「選択的夫婦別姓」を盛り込んだ民法改正案に対する
反対の意見書を提出するよう求める陳情が
3月議会にあがってきた。
請願と同等に扱うことで議案となり、
総務常任委員会に付託され審査されることになった。

夫婦別姓には根強い反対の立場の人も多い。
だからこそ、選択できるようにすることの
どこがいけないのだろう・・・

政治だって、いろんな考え方や思想があってそれぞれが
政党を組んでいるんだし、
家族のあり方も働き方も、多様な社会になってきているのだから
夫婦別姓だって、選択できるのは当然だと思うんだけど・・・

右向け右! の号令で1億人が同じ方向を向く時代は
とうの昔に終わったはず。

いまだに、主人と嫁の関係性で成り立っている家族が多いのも
事実だけど・・・

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100220ddm012010004000c.html

選択的夫婦別姓:法務省民法改正案、概要提示 
     閣内に賛否 千葉法相「ぜひやりたい」
 
選択的夫婦別姓を盛り込んだ民法改正案の概要を
法務省は19日、政策会議で与党議員に提示した。
改正では、非嫡出子の相続差別解消なども併せて提案する。
選択的夫婦別姓を巡っては国民新党代表の
亀井静香金融・郵政担当相が反対を表明して
閣内の足並みがそろっておらず、改正案を今国会に
提出できるかは不透明だ。
しかし、実現に強い意欲を示す千葉景子法相は、
同日の閣議後会見で
「覚悟を決めてぜひやりたい」と述べた。【石川淳一】

改正案概要によると、選択的夫婦別姓が導入されれば、
夫婦は婚姻時に同姓とするか別姓とするかを選択できる。
いったん姓を決めたら変更はできない。
生まれた子の姓はどちらかの姓に統一する。
既に婚姻している夫婦も、法施行後1年以内に
届け出れば別姓に変えられる。

また、婚姻していない男女間に生まれた非嫡出子の
相続分については、嫡出子と同一(現行は嫡出子の半分)とする。
女性の婚姻年齢は、現行の16歳から男性と同じ18歳にそろえ、
女性の再婚禁止期間を離婚後6カ月から100日に短縮する。
関連する戸籍法も改正する。

 ■内容96年と一緒

政府は改正案の詳細について検討を続けてきたが、
内容は、法相の諮問機関である法制審議会が96年に答申した
民法改正要綱と同じとした。
当時は与党だった自民党から「家族のきずなを薄める」など
反対意見が相次ぎ、法務省が法案提出を断念した経緯がある。
一方の民主党は野党時代の98年以降、
議員立法で提案を続けてきた。

選択的夫婦別姓については鳩山内閣発足後の09年9月、
千葉法相と福島瑞穂・男女共同参画相が
法案提出に向けて意欲を表明した。
政府は今国会提出予定法案に盛り込んだが、その後に亀井氏が
「絶対に成立しない。法案提出もできない」と述べ、
法案提出の閣議決定にも反対する姿勢を強めている。

 ■国民新強く抵抗

一方で鳩山由紀夫首相は16日「基本的には賛成している」
と前向きな意向を示し、千葉法相は19日の閣議後会見で
「大変大きな後押しになる発言。
先頭に立っていただければ大変うれしい」と歓迎。
亀井氏に対しても「いろんな角度から
ご理解いただく努力を続けている。
私も覚悟を決めてぜひやりたい」と閣内の
意思一致への決意をのぞかせた。
だが亀井氏は同日夜、記者団に「国民新党は絶対反対。
民主党がどんな手続きを進めても無駄」と改めて強調した。

 ■世論調査も拮抗

選択的夫婦別姓は世論の賛否が拮抗(きっこう)
しているともされ、毎日新聞が09年12月に実施した
世論調査では「賛成」が50%で「反対」の42%を
わずかに上回った。
民主党内にも反対意見があるとみられる。

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今日は雨水・・・なのに雪模様・・・

2010-02-19 | 議会

2010年2月19日(金曜日)
今日は二十四節季でいうところの雨水。
雪が溶けはじめ、そろそろ農耕の準備を始めるころですよ・・・
という時期。

なのに、この寒さときたら、真冬並み。
ときおり雪もちらつく1日だった。

外出はみあわせて、自宅で予算書と格闘。
夜になって、一段と寒さがこたえる。
我が家で一番、あったかい店に書類を運び
カウンターの片隅で作業開始。
ひととおり、目を通し、概要説明を貼り付ける作業に没頭。
昨年度の予算書と照らし合わせるところまでは
いきつかなかった・・・

決算予算常任委員会での質疑の内容をまとめるのは
来週に持ち越し。

ウ~、肩がギンギンにこりかたまったぞ・・・
あしたは、温泉にいって、体をときほぐしてこよう。

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「持続可能な都市(サスティナブル・シティ)づくり」

2010-02-18 | つるがのまち~あれこれ~

2010年2月18日(木曜日)
今日は議会の控え室にこもりっきりで、
予算書とにらめっこ・・・

3月補正予算書だけで、1日が終わった。
目はショボショボだし、肩はこるしで、ぐったり。

なんじゃこれ?
という予算があまりにも多くて、明日からのヒアリングも
たいへんだぁ!

午後7時からは、涛声学舎(敦賀短大・多仁教授)の勉強会。
今回のテーマは
「持続可能な都市(サスティナブル・シティ)づくり」
sustainable :
持続可能であるさま。
特に、地球環境を保全しつつ持続が可能な産業や
開発などについていう。「―な社会作り」

まちづくりについての根幹の問題について
講師とともに語り合っていくことになる。
今日がその記念すべきスタートの日。

住みたいまちのイメージの共有化をはかり、
敦賀はどういう都市を目指したいのいかを議論していく。

今日の資料より~
「都市は人なり」
目指すべき都市とは?
○その土地で生まれ育ちかかわる人々だれもが、
 のびのびと生きていける都市
○その土地で生まれ育ちかかわる人々だれもが、
 生きていてよかったと思える都市
○その土地で生まれ育ちかかわる人々だれもが、
 お互いの立場を認め合える都市
○その土地で生まれ育ちかかわる人々だれもが、
 他人(ひと)を大切にすることが、
 自分を大切にすることになると信じられる都市

多仁先生の講義のあとの自由討論では、
よそのまちから、移り住んだ人の敦賀人に対する評価が
まっぷたつに別れていた。

*よそからの人をやさしく受け入れてくれる
*30年暮らしても、いまだによその人といわれる

どちらも真実だと思う。

わたしの母の世代だとよく「旅の人」という言葉を使う。
古代から海上と陸上、
二つの交通の要所として栄えてきた敦賀だからこその
言葉かもしれない。

子どものころ住んでいた富貴町(相生町商店街)は
昔、唐人橋町と呼ばれていたぐらいだから・・・

明日もまた、予算書とにらめっこの1日・・・
今日は疲れた目をいたわり、早く休むことにします。

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3月議会の議案書が配布された・・・

2010-02-17 | 議会

2010年2月17日(水曜日)
なんて寒いんでしょう・・・
さて、今日は、3月議会1週間前の議運。
議案書が配布され、分厚い当初予算案の説明書が
ずっしりと重たい。

款ごとにタックインデックスを貼り付けるだけでも
たいへん・・・
予算決算常任委員会までに、チェックし
質疑の通告をしなければならないし、
補正予算もあるし・・・

今回の当初予算の説明書にはあらたに参考資料として
一般会計事業・節別集計が加えられた。

予算に関する説明書の議会費(款)の総額は、289,747千円。
節は、報酬・給料・職員手当等・共済費・・・委託料など
法令に定められた区分にわけられている。

議員の報酬費は、167,984千円
職員の給料が、30,797千円
職員手当等 17,224千円
共済費 31,292千円・・・というふうに記載されている。

説明欄には、
職員給与費・8人分 57,868千円としか書かれていないが
節別集計表を見れば
給料 30,797千円 
職員手当等 17,224千円
共済費 9,847千円
というように、わかりやすくなったのは、ありがたい。

当初予算に関する説明書の一般会計分は 134ページ
特別会計分が 274ページ
合計 408ページもある・・・

明日は1日かけて、どこまでチェックできるのか・・・

あらあら、
インデックスが途中で足りなくなってしまったわ。

さて、当初予算には議会の本会議室の
改修工事費 1,124千円も計上されている。
一問一答方式になったために、執行者側と対面式に
するための工事請負費である。

3列ある議員席の真ん中の一番前の席をはずし、
そこに対面式の台を設置し、着席用のテーブルも設置する。

いままでは、議員席のほうを向いて登壇して行っていた質問を
はじめから、執行者側を向いてできるようになる。

改修工事は3月議会後、新年度にはいってからである。
6月議会が楽しみだ。

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お誕生日 おめでとう

2010-02-16 | 日々の暮らし

2010年2月16日(火曜日)
今日は、姪っ子の誕生日。
わたしの娘や孫もいっしょに、よんでもらって
タミヨさんちで、誕生会とあいなった・・・

タミヨさんもわたしも忙しかったので、
ご馳走は、急遽、中華料理をテイクアウト。
東鳳閣の餃子、炒飯、天津飯、肉団子、
酢豚、揚げそば、エビチリ・・・がテーブルの上に
所狭しと並べられた。

女ばっかりの誕生会はそりゃにぎやか・・・

食べ終わってから、ア~、写真写すの忘れてた~!

料理をたいらげたあとは、お待ちかねのケーキが登場。
孫は、姪っ子の歳の数のローソクを
数えながら、まるで自分の誕生日のように
興奮している。
バースディ・ケーキに並んだローソクに灯がつけられ
部屋を暗くして、姪っ子が吹き消そうとしたそのとき、
孫も必死になって息を吸い込む気配が・・・

おもわず、みんなで大笑い。

和菓子の好きな姪っ子のために娘が用意してきた
「いちご大福」にもローソクを灯した。

 

楽しい時間はあっという間に終わってしまう。

二人暮しの孫は、にぎやかな団欒のあとはいつも
帰りたがらない。
明日も保育園だから、もう帰ろうね・・・
明日は、トランプしよう! と約束をしてやっと納得。

また明日も、にぎやかな夕飯になりそう・・・

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越前市議会・・・県内初の議会基本条例制定へ・・・

2010-02-15 | 議会

2010年2月15日(月曜日)
まだ、一度もオリンピックの中継を観ていない。
3月議会の直前ということもあるけれど、
バタバタと日常の雑事に追われているからである。

今日は、メールのチェックも夜になってから・・・
200通あまりの受信メールを見ただけで、
ウェ~・・・
メールは後回しにして、とにかくブログを書くことにする。

福井県内でも越前市議会がいちはやく、
議会基本条例制定に向けて、動き出している。
3月議会に上程されるそうだ。

取り上げた中日新聞によれば
趣旨説明のために市民との意見交換会を開催したというが
条例案を策定する段階からの市民参加は、
なかったのだろうか・・・

敦賀市議会でもこれから、議会基本条例制定に向けて
話し合いが進んでいくが、まずは市民の参画を
どのようにして図っていくのかを協議すべきだろう。

17日には議会運営委員会が開催される。
たぶん、基本条例についても話し合われると思うが、
3月議会後、すぐにも動き出したとしても
来年の3月議会に上程しようとすれば
定例会をのけると、正味6ヶ月しかない。

まずは、17日の議運が最初の一歩になる。


http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20100215/CK2010021502000014.html

制定へ市民参加不可欠 越前市の「議会基本条例」

越前市議会が議会のあり方を定める
「議会基本条例」の制定を目指している。
早ければ3月の定例会で条例案を提出する。
成立すれば県内では初めて。
議会の活性化を目指す条例だが、市民の目線も必要だ。

議会基本条例は2006年5月、
北海道の栗山町議会が初めて制定したのを皮切りに、
三重県議会、同県伊賀市議会などで条例制定の動きが広がっている。

背景には、地方議会の危機感がある。
地方分権が進み、地方公共団体だけでなく、
地方議会もこれまで以上、責任ある活動が求められている。

越前市議会も07年3月、議長の私的諮問機関として、
議会活性化検討委員会(玉川喜一郎委員長)を設置。
条例制定に向け議論を重ね、昨年10月に素案がまとまった。
素案では「議会や議員活動の活性化」「市民との関係」
「市長との関係」などについて定めている。

具体的には、会議内容を積極的に公開し、
市民と情報共有に務める
▽市民と語る会の定期的な開催
▽市民の専門的な見識を議会に反映するため、
参考人や公聴会制度の活用▽市長など理事者の反問を認める-など。

玉川委員長は「議員の意識を改め、議会の活発化につなげたい」
と意義を強調する。
昨年12月には同条例の趣旨を説明するため、
市民との意見交換会も開いた。

参加者からは「議会は市民参加と言うが、
選挙が終わると市民のことを忘れている」
「委員会を市民も傍聴可能にしてほしい」といった
要望が相次いだ。
ただ、参加者は25人と少なく、市民の関心はまだ低い。
「もっと集まってもらえると思ったのに」と残念がる市議もいた。

市民も動き始めている。
越前市の保険代理業の吉村美幸さん(59)は昨年12月の
市議会定例会をすべて傍聴し、市民にも傍聴を呼び掛けている。
「傍聴しても市民が知りたいことを質問しなかったり、
同じ質問が多かったりする。
市民がもっと関心を持たないと」と指摘する。

質問や答弁が注目されることは、議員や首長にとっても励みになる。
条例制定によって活発な議会になるのか、注目される。
(砂上麻子)

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もんじゅの再開について、敦賀市議会は議決できない・・・

2010-02-14 | ニュースから

2010年2月14日(日曜日)
もんじゅ再開を容認・容認・・・というニュースが続いているなか
今日は一転、県原子力安全専門委員会から機構に対し
厳しい指摘があったという記事が
大きく取り上げられている。

「国の基準を満たせば安全と判断できる具体的なデータを
技術的に説明すべきだ」と厳しい注文をつけられた機構。
はたして、きちんとした具体的データを
示すことができるのだろうか・・・

もんじゅの再開について、敦賀市議会は議決できない・・・
なぜなら議案として上程されないからだ。
一般質問や原子力発電所特別委員会での議論はあるが
議案として議会にあがってこない以上、
議決されないのだ。
最後は、市長の判断ということになる。
市民が選んだ市長の・・・である。
住民投票条例も制定されていないから、市民も
YESなのかNOなのかを表明することはできない。


http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20100214/CK2010021402000010.html

もんじゅ耐震で承認持ち越し 専門委「安心の具体的説明を」

原子力行政の諸課題を審議する県原子力安全専門委員会
(委員長=中川英之・福井大副学長)は13日、
県庁で会合を開き、運転再開を控える
高速増殖原型炉もんじゅの耐震安全性を議論。
委員から「事業者の説明は具体性に欠ける」との指摘が相次ぎ、
承認が次回会合に持ち越される事態となった。
委員が問題視したのは「安心」が明確化されていない、
という点だ。

「国の規格基準を満足しているから大丈夫、
というのではなく、そのことでわれわれがどう
安心していいのか技術的に説明していただきたい」。
日本原子力研究開発機構(原子力機構)の担当者に向けた
飯井俊行委員(福井大大学院教授)の口調は厳しかった。

原子力機構が2日に公表した耐震安全性に関する
最終的な自己評価。
想定地震による破壊エネルギーが各機器に与える影響評価で、
発生値が許容値に近い重要機器が多い点に注目が集まった。

原子力機構側は
「許容値は実際の材料強度よりもかなり余裕を持っている。
発生値が許容値を越えなければ、
まず壊れない」などと説明した。

だが、安井譲委員(福井工業大教授)は
「(原子力機構が示す)許容値には
あいまいな仮定が重なっており、それ以下ならオーケーだ、
というのは都合のいい理論だ」と反論。
なおも「余裕」の概念を説明し続ける担当者を
「言葉ではなく、手計算でもいいから具体的な説明を」
と突き放した。

最終的には中川委員長が
「今後の会合で一例でもいいので具体的な説明を願う」と
“仲裁”に。
安井委員は終了後も
「国の審議が終了しそうだからといって、
儀式的に説明するのはいかがか」と不満をあらわにした。
(谷悠己)


http://mainichi.jp/area/fukui/news/20100214ddlk18040192000c.html

もんじゅ:機構へ「宿題」相次ぐ 
 県原子力安全専門委、耐震安全性を議論 /福井
 
県原子力安全専門委員会(委員長、中川英之福井大副学長)が
13日、県庁であり、高速増殖炉「もんじゅ」の設備に関する
耐震安全性を議論した。
委員からは、日本原子力研究開発機構に対し
「安全余裕を具体的に示すべきだ」といった「宿題」が
相次いで出され、次回以降の会合で回答するよう求めた。

原子力機構は、耐震設計の基になる最大の揺れ「基準地震動」が、
国の作業部会で760ガルに確定したことを受け、
主要な機器や配管の揺れに対する強度などを評価。
「すべて安全基準内に収まっていることが確認できた」と説明した。

これに対し、飯井俊行・福井大教授は
「基準を満足しているだけでは不十分。
機器自体の持つ実力(強度)と比べ、
どの程度余裕があるのかを示さないと、
安心につながらない」と指摘。
安井譲・福井工大教授も
「機器の中には許容値すれすれのものがある。
計算で使った条件にはあいまいなものもあり
『許容値以下だから安全』というのはどうか」と
疑問を呈した。【酒造唯】


http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000001002140003

もんじゅ、運転再開に県委員会から注文

県原子力安全専門委員会(委員長=中川英之・福井大副学長)が
13日、県庁であり、高速増殖原型炉「もんじゅ」(敦賀市)に
ついて、事業主の日本原子力研究開発機構が国や
自主調査による最新の安全評価を説明した。
耐震性をめぐり、委員からは
「国の基準を満たせば大丈夫とする姿勢では甘い」など
厳しい意見が相次ぎ、機構に対してより詳細で
技術的な説明を求める「宿題」を課した。

同機構はもんじゅ施設の耐震性について、
地震時に想定される最大の揺れ「基準地震動」の
新基準(760ガル=ガルは加速度の単位)に沿い、
主要な機器や配管で「耐震裕度が高く安全性を確保できる」と、
調査結果のデータを交えて説明した。

一方、複数の委員が
「国の基準を満たせば安全と判断できる具体的なデータを
技術的に説明すべきだ」などと批判。
次回の専門委までに、評価を導いた理論の積み重ねや
途中の計算など、安全とする「根拠」を
具体的に説明するよう注文した。

専門委は県内の原発の安全性について
「独立・専門」の立場から県の政策に助言を与える機関。

ニュースの最後は、毎日の特集のNO.4

http://mainichi.jp/area/fukui/archive/news/2010/02/13/20100213ddlk18040610000c.html

もんじゅ:40年の軌跡/4 1994年 初臨界 /福井
 ◇喜びと怒り、交差
 
喜びと怒りが交差した一日だった。
94年4月5日午前10時1分、敦賀市白木にある
高速増殖炉「もんじゅ」の中央制御室で核分裂が
連鎖的に起きる臨界が確認されると、
見守った当時の動力炉・核燃料開発事業団の職員約40人が
一斉に拍手を送った。
だがその時、もんじゅの原子炉建屋が見える近くの海岸では、
臨界に抗議する人たち約300人が北陸や関西各地などから集まり、
険しい表情で「もんじゅを止めろ」と
シュプレヒコールを何度も繰り返していた。

環境ジャーナリスト、アイリーン・美緒子・スミスさん(59)
=京都市在住=は、臨界直後に連絡をしてくれた
友人=米在住=の言葉が今も忘れられない。
「今日は悲しい日だ。
日本の子どもたちが絵本のおとぎ話を読んでもらう時、
ついている明かりは核兵器に転用可能な
物質(プルトニウム)を生み出している」。
アイリーンさんは「臨界の意味を象徴する言葉だった。
そんな悲しいことはないと痛感した」と語る。

白木の海岸ではナトリウム漏れ事故(95年12月)の後、
毎年同月にもんじゅの廃炉を求める全国集会が開かれる。
写真家で夫の故ユージン・スミスさんと取り組んだ
「水俣」以来、環境問題を追い続けるアイリーンさん。
昨年参加した時には「例年と雰囲気が違う。
不安が高まっていると感じた」と話す。
「ナトリウム漏れ火災だけでも、
世界中の高速増殖炉で数多く起きている。
運転が再開されれば必ずトラブルが起こる。
大きなものでなければ良いが」と声のトーンを落とした。
【安藤大介】

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