はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

ほんとうに安全なら国も保安院もメディアもさわがないでしょう・・・

2011-04-01 | 東日本大震災

2011年4月1日(金曜日)
ネット・ジャーナリスト、団藤保晴さんの『Blog vs. Media 時評』
http://blog.dandoweb.com/?month=201104

今ネットで話題に上がっているのが、
福島より怖い「もんじゅ」・・・

団藤さんは「もんじゅ」にも言及しています。
「高速炉もんじゅ落下装置の引き抜きは困難」
http://blog.dandoweb.com/?eid=118695

高汚染無視で飯舘村民を棄民する国とメディア
2011.04.01 Friday 資源・環境・災害  
 
国際原子力機関(IAEA)が福島原発の北西40キロ、
飯舘村で測定した土壌の放射線レベルが極めて高かったのに、
原子力安全・保安院は無視を決め込み、
マスメディアは事態の意味を理解しようとしません。
国とメディアが一体になった文字通りの棄民です。

ウィーンからの当初報道は
「1平方メートル当たりで200万ベクレル、
IAEAの設けた避難基準の2倍」でした。
原子力推進のIAEAにしては厳しい基準を作っていると感じたのですが、
実は桁が一つ違っていて、10倍2000万ベクレルの
「ヨウ素131」が真相でした。
セシウムに比べると半減期が8日と短いヨウ素であるにせよ、
ショッキングな高汚染です。
ところが、保安院は完全に事実を無視する方向です。

毎日新聞の《東日本大震災:福島第1原発事故 
IAEA基準超す放射能 保安院「避難の必要なし」》はこう伝えます。
「文部科学省の簡易型線量計のデータを基に、
震災以降の累積線量を試算した。
その結果、同村周辺で最も線量が高い地点の累積線量は
50ミリシーベルトだった。
これは一日中屋外にいた場合の線量で、日常生活での
累積被ばく量はこの半分程度と見ていいという」
「一日中屋外で過ごすことは現実的には考えづらく、
(水素爆発などが起きた3月中旬に比べて)
時間当たりの放射線量も減少傾向にある」

IAEAの測定チームが特殊な場所を選ぶとは考えられませんから、
飯舘村民の生活空間に原子力推進側から見ても
放置できない高汚染場所があったのです。
具体例があがっているのに
「自分の手持ち測定データでは安全です」と言ってしまうお役所、
毎日新聞に限らずこれに納得してしますマスメディアにはあきれ果てます。
「どういう基準か分からないが」と書いた新聞までありました。

土壌の放射能汚染について日本には基準が無いのです。
IAEAが何となく避難基準を設けるはずもなく、議論の上に作ったはずです。
その基準の2倍の数字が出ていると突きつけられて、
土壌汚染について真剣に考えたことがない日本側がはねつけるとは、
論理学の初歩を知らない愚かさです。
その事実が無視できるのは、徹底的に村内を測定をして回り、
結果として例外的な事例であると判明した場合だけです。
そんな手間をいま掛けていられませんから
「安全のため取り敢えず避難してください」と
指示するのが普通の行政機関です。

「公衆の被ばく限度、運用で10~50倍も切り上げ」を書いた際に
危惧していたことですが、原子力防災での
屋内退避指標「10~50ミリシーベルト」の上限50ミリシーベルトが
記者会見で公衆被ばくの上限として扱われています。
「最も線量が高い地点の累積線量は50ミリシーベルトだった」と聞いて
メディアの記者は何の疑問も持たないようです。
いますぐ目に見える影響は無くても、癌の発症確率は
従来の公衆許容量年間1ミリシーベルトに比べずっと高まりますし、
IAEAの測定例が示すように公衆内部で個人による条件差は
非常に大きいものです。
50ミリシーベルトの累積被ばくが多数あるなら
2倍の100ミリシーベルト、3倍の150ミリシーベルトの人がいて
不思議でありません。
全員の被ばく量を管理している職業人と違う点も要注意です。

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何を信じていいのやら・・・

2011-04-01 | 東日本大震災

2011年4月1日(金曜日)
IAEA(国際原子力機構)が勧告している避難しなければならない数値の
土壌汚染が見つかったというニュースがあった。
その後、保安院はただちに避難する必要はないと発表・・・

いったい何を信じていいのやら・・・
東電も保安院も政府も信じられないわたしです。

↓こちらは中部大学の武田邦彦さんのブログ

http://takedanet.com/

引用はご自由にどうぞ・・・とあるので
引用させていただくとして、ちょっと余談を・・・

2年前、風力発電を止めようと必死になっていたとき、
この武田邦彦さんの本を2冊、読んだ。
「ウソだらけ、間違いだらけの環境問題」と
「「地球温暖化」論で日本人が殺される!」である。
地球温暖化論をたてに、エコだからと風力発電を推進することに
我慢がならなかったからである。

今回の福島の事故でまたぞろ、風力発電建設を正当化する声が
大になるのではないかと危惧している。


原発 緊急の緊急(42)  海の汚染

ほとんどの日本人が、もう政府の発表を信じていないでしょうから、
大丈夫と思いますが、老婆心まで。

昨日、福島原発の取水口の沖合でとった海水から
基準値の3000倍を超える放射性ヨウ素が検出されたと発表されました。
まさか、この値自体ははウソではないと思います.

その後、保安院も国の放射線医療の専門家も
「健康に影響のない値」と言いました。

でも、基準値の3000倍を超える放射性ヨウ素のある海で、
スキューバダイビングをしたり、波打ち際で子供が遊んでいたら、
すぐ逃げるように言ってください。

おそらく日本人全員が国を信じていないので、
「健康に影響がない」と思っている人はいないと思いますが、万が一.

繰り返しますが「健康に影響がない値」という政府の発表や
専門家の説明は全くの間違いです. 
哀しいことですが、政府や専門家を信じないでください。

福島原発の横の海岸で遊ぶ人はいないと思いますが、
「健康に影響が無い」なら、水泳やお子さんの水遊びは
OKということになります。

保安院の人は自分のお子さんかお孫さんをお連れになって、
福島原発の横の海で遊ばせてください。
(やめてください。
絶対に危険です私が保安院に注意するのもなんですが・・・).

どこで何があったか知りませんが、メディアも
「健康に影響がありません」という人だけを出すのではなく、
「規制値の3000倍ですから危険です」という人も
登場させて欲しかったと思います. 
メディアは何のためにあるのでしょうか?

・・・・・・・・・類似の話・・・・・・

福島原発が事故を起こした後、テレビでは東大教授が
「このぐらいの放射線なら安全だ」と繰り返していました。

当時の福島市と東京では放射線の強さは、約200倍でした。

ところが、事故直後、東大の中では文書が回り、
「換気を止めること、ドラフト(化学実験などで使う空気が漏れない装置で、
これを使うと外気が研究室に入る)」を停止するよう
命令があったことを昨日、確認しました。

テレビでは
「レントゲンが600マイクロシーベルトだから、
福島市の20マイクロシーベルト(毎時)は30分の1だから心配ない」
と発言した、当の東大教授が、その200分の1のところで生活をしている
自分の大学では「換気扇を止めろ」と指示したのです.

私は教育者ですが、教育しても人間の品性が高まらないことに
がっかりしていますが、またそれを感じる今日この頃です.
(平成23年3月31日 午後2時 執筆)

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3月31日(木)のつぶやき

2011-04-01 | 東日本大震災
07:05 from goo
敦賀1号機も沸騰水型軽水炉・・・ #goo_aran1104 http://blog.goo.ne.jp/aran1104/e/fa7e2d8520b59d4a6ffba7d31f9b7d5f
by nakaikemi on Twitter
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