はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

草の根で訴え実り女性県議誕生 西畑、細川氏が議席獲得

2011-04-11 | 議会

2011年4月11日(月曜日)
今朝の福井新聞から・・・

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nationwidelocalelections2011/27473.html

草の根で訴え実り女性県議誕生 西畑、細川氏が議席獲得

福井県議会では過去5人しかいなかった女性県議が、
一挙に2人誕生した。
西畑知佐代氏は、前回に続く2度目の挑戦で初当選。
一貫して、子育てや介護など女性の視点で生活密着型の政策を掲げてきた。
女性スタッフを中心に草の根の選挙戦を展開し、
前回の得票より1200票余り増やした。

選挙事務所に姿を現すと、約100人の支援者は大きな拍手で迎えた。
西畑氏は
「4年間、待ちに待った日。
これまで訴えてきた福祉、教育、労働者の支援を今後4年間で勉強し、
実行していきたい。
女性の声を県政に届けていきたい」と力強く意気込みを語った。

一方、細川かをり氏は多方面に人脈を持つベテランや実力派の
若手現職がひしめく激戦区で、定数5の最後のいすを射止めた。
当確が報じられると選挙事務所は歓喜の渦に包まれた。

後援会は業界や組織に頼らず親類や知人、ボランティアを中心とした布陣。
「女性や弱者に優しい県政を」という地道な訴えが、
劣勢との下馬評を覆した。
当選が濃厚となった午後11時40分、事務所に現れると、
後援会長の女性と30秒ほど抱き合い2人で号泣。
駆け付けた約80人の支持者と何度もバンザイし
「皆さんの気持ちを大切に懸命に仕事をする」と力強い決意を示した。

これまで県会には、女性県議は5人しかいなかった。
最後の女性は8年前の2003年県議選で女性新人1人とともに落選した。
その後07年は女性の立候補が西畑氏1人しかなく、
議席回復はならなかった。

女性県議が2人となるのは、山田志那子氏(鯖江市区=当時)と
今島ミネ氏(小浜市遠敷郡区=同)が在籍した1971~75年以来。

福井市区に出馬した中井玲子氏と小沢喜久子氏は定数3人超えの激戦の中、
ともに女性票と浮動票の獲得を目指したが浸透できなかった。
中井氏は
「涙が出ないのは、これで終わったわけではないから。
これをバネに前向きに行く」と再挑戦に意欲を見せた。
小沢氏は
「全て私の力不足。
最後まで一緒に頑張っていただき感謝しています」と述べた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする