はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

当事者主権によるニーズ中心の福祉社会に向けて~次世代型福祉戦略

2010-01-31 | ジェンダー関連

2010年1月31日(日曜日)
今日は午後1時半からのシンポジウムに参加するため
秋葉原へ・・・
UDXギャラリーというところへ1時に到着。
で、このUDXっていったいなんのこと?
いろんな人に聞いてみたけど誰も知らないという・・・

家に帰ってから検索してみました。
秋葉原UDX(あきはばらユーディーエックス、
Akihabara Urban Development X)

JR秋葉原駅から徒歩2分、
東京地下鉄銀座線末広町駅・つくばエクスプレス秋葉原駅から
徒歩3分と交通利便性が非常に高く、
NTT都市開発を始めとした企業の本社、
および日立グループ企業が多数入居している・・・んですって・・・

このナウい超高層ビルで開催された
シンポジウムは
「当事者主権によるニーズ中心の福祉社会に向けて
                 ~次世代型福祉戦略」
と題して超豪華パネリストが4人も勢ぞろい・・・
上野千鶴子さん
中西正司さん
樋口恵子さん
大沢真理さん
これで参加費が1000円なんて、すごい得した気分!

このシンポジウムに助成しているキリン福祉財団のかたの
あいさつもとてもよかった・・・
こういう企業がドンドンふえてくれるとうれしい。

最初は上野千鶴子さんの
「介護される側の論理:当事者主権の立場から」というお話。
とてもわかりやすく、最近少々なまっていたわたしの
おつむにもピンピンと響いてくる。

続いては高齢社会をよくする女性の会理事長の樋口恵子さん
動脈瘤破裂寸前で大きな手術を受けられたというのに
元気な話しっぷりは以前にも増して歯切れがいい。

三番手は大沢真理さん
現在の日本の税収より社会保障費が上回っている
福祉政府の惨憺たる現状と
生活の協同に根ざした組み換えが必要であることを力説された。

最後のパネラーは主催の全国自立生活センター協議会の
中西正司さん
中西さんと上野さんの出会いが「当事者主権」という
言葉をあみだし、共著にもなっている。

障がい者も高齢化になっていくし、
高齢者も障がい者になっていく現実のなか
福祉サービス・ユーザーユニオンの設立を目指そうという
高い理想をかかげ、日々闘っている中西さんの熱い思いが
胸を打つ。

第1部が終わり、第2部は休憩中に会場の参加者からよせられた
質疑応答にたいし、コーディネーターの上野さんを中心に
議論が繰り広げられた。

な~も社会のためになっとらんのに長生きして
みんなに迷惑かけとるだけやわ・・・と口癖のように言う
タミヨさんの言葉はそういわせる社会に問題がある。

ちょうどわたしの目の前にすわっていた女性は
タミヨさんより1歳年上の方だった。
わたし、かわいいおばあちゃんにはなれないのよ・・・と
笑っていらした。

障がい者は社会貢献度が低い!などと平気で口にする
ブログ市長の竹原さん・・・
こういうシンポジウムにこそ参加してほしいわね。

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シンポジウム「地方議員年金廃止への道」

2010-01-30 | 議会

2010年1月30日(土曜日)
午後1時半からのシンポジウム「地方議員年金廃止への道」は、
準備にもたつき10分以上も遅れて開始。

立正大学大学院教授の渡部(わたなべ)記安さんの基調講演の表題は
「世界から見た日本の地方議員年金制度」

世界各国の住民自治・市民自治と議員の報酬や年金制度についての
現状を紹介しながらの講演だった。
レジュメは15ページからなる
「地方議員年金制度の世界的最新動向」

アメリカやヨーロッパ各地の地方自治制度と議員年金制度の概要が
おもな内容である。
早い話、日本の公的年金制度は世界的にも異常な現象だということ。
議員年金制度もしかり。

破綻するのはわかっていながら、全国のほとんどの議会が
全国市議会議長会の存続案に賛成をしていることも異常だ。

講演に続いての第2部は
各地の活動状況や年金廃止に向けての取り組みの報告。
その第2部が始まる前に、とつぜん、
ブログ市長で名をはせた阿久根市の竹原市長があいさつ・・・

3人のパネラーの報告の後は質疑応答があり、
わたしも敦賀市議会での全会一致による廃止案支持と
要望書提出について簡単な報告をさせてもらった。

質疑応答の中、竹原さんの発言にブーイングがわきあがった。
まちを変えるのは市民でも議員でもない、首長だ!
と相変わらずのゴーマニズム丸出し発言・・・
市民自治・住民自治など露ほども頭の中にはないようだ。

さいごに議員年金廃止の決議文の採択があり、シンポは終了。

けっこう、疲れてしまいました・・・

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参院選候補者・・・すでに分裂の自民党福井県連

2010-01-29 | ニュースから

2010年1月29日(金曜日)
明日の東京行きのチケットを買いに駅へ行ったら
窓口には長蛇の列・・・
東海道新幹線の不通の影響なんだそうな。

朝、9時台のしらさぎにのれば、12時過ぎには東京だ。
しらさぎもひかりも指定席を確保できたし、
今日ははやめに休んで、明日にそなえなきゃ・・・

さて自民党は参院選比例区で、70歳定年制を守るという。
で、山崎拓元幹事長(73)、保岡興治元法相(70)、
片山虎之助元総務相(74)の3人の公認はしないそうだ。
地方区には年齢制限はないからと、
世代交代を求める声があるにもかかわらず、
出馬表明する70歳以上の候補者たち・・・
ま、たしかに高齢者ががんばる姿を見てほしい!
という気持ちはわからんではないけどネ・・・

福井県も1人にしぼりきれず、自民党内ですでに分裂状態だ。
自民党福井県連は22日、山崎正昭氏を公認ずみ。
どうなるんでしょうねぇ・・・
自民党でも民主党でもない無党派のわたしだけど、
気になるわ・・・

http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=9712

参院選福井、一瀬県議出馬固める 
             自民系分裂か「閉塞感を打破」

今夏の参院選福井選挙区(改選数1)に、
福井県議で前県会副議長の一瀬明宏氏(52)=高浜町三明=が
26日までに、立候補する意向を固めた。
自民党籍は持っているが保守系無所属で出馬し、
幅広い支持を集めたい考え。
同党は4選を目指す現職の山崎正昭氏(67)を公認済みで、
分裂選挙となる可能性も出てきた。

一瀬氏は福井新聞社の取材に対し「自民党は野党になった。
イメージを変えなければならない。
閉塞(へいそく)感を打破したい」と述べ、世代交代の必要性や、
政権交代した中での流れの転換を強調。
「嶺南と嶺北を一体にしなければならない」
などと出馬の理由を話している。

立候補の意思は、所属する県会会派、自民党県政会の一部県議や
後援会幹部に伝えており、近く表明する見通し。

参院選をめぐり同党県連は昨年6月、山崎氏の公認を申請。
ただ、党本部は各県連に対しあらためて信任を得る手続きを求め、
本県でも党員投票を実施。
その結果も踏まえて山崎氏は22日に公認された。

ただ、かねてからあった山崎氏の高齢や健康面に対する不安に加え、
党員投票の投票率の低さや追認を機関決定した総務会の
出席率の低さを問題視する声が広がり、
県議らの間では一瀬氏の出馬を促す動きが広がった。

分裂選挙になる可能性もはらんでいるが、
選挙に向けては県議らが中心になり支援していく見通し。
これに対し、県連や会派内には「手続きを踏んで公認が出た以上、
一致団結して戦うべきだ。
分裂して戦うのは民主党を利するだけで有権者の支持は得られない」
といった批判の声もある。

一瀬氏は高浜町議を1期務めた後、1999年に県議初当選。
現在3期目で、2008年9月から09年9月まで副議長を務めた。

福井選挙区ではこのほか、民主党県連が会社役員で大野市にゆかりのある
井ノ部航太氏(35)の公認を申請中で、
共産党は党県委員の山田和雄氏(42)を公認。
政治団体「幸福実現党」からは宗教法人役員の
弓削和人氏(37)が立候補を表明している。

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おいしいおそばを食べ損ねた・・・

2010-01-28 | 日々の暮らし

2010年1月28日(木曜日)
福井からの帰り、しきぶ温泉湯楽里に立ち寄りました。
1時間ほど温泉につかり、地元の女性たちと
楽しくおしゃべりしてきました。

ねーちゃん、腰でもぉ~痛いんけの?
と、すっかりねーちゃん扱い・・・
このボタンおすとぉ~、ほら泡がでるさけぇ~
痛いとこにあててみねの・・・
と親切に解説してくれました。

湯楽里はたしかによくはやっている・・・
入浴料金は600円。
冬場の平日なのに宿泊のお客さんも多い。

こじんまりとしていて、ちょっと田舎っぽい雰囲気が
かえってお客さんにうけるのかもしれない・・・

温泉で疲れを癒し、敦賀へ帰る道中にある
今庄の友人おすすめのおそばのおいしい店で、
越前そばを堪能しようといってみたら、
なんと、今日は定休日!

温泉もそばも予定外だったので、まぁしゃーないか・・・
そばがおいしいと評判のお店は
今庄から木の芽トンネルを抜けて敦賀へと帰ってくる途中にある
「土の駅今庄」というところです。
こちらは土の駅今庄のホームページ
http://tutinoeki.com/

あさっては、東京です。
議員年金廃止のシンポに参加してきます。

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市負担は21億か28億か・・・子どもたちにツケを回さない選択を!

2010-01-27 | ニュースから

2010年1月27日(水曜日)
昨日は、かなり疲れていたので、メールのチェックもせず、
新聞にもちゃんと目を通していなかった。

好きな作家のひとりの北森 鴻さんが亡くなったというのを
今日、知った・・・まだ48歳という若さ・・・

最近、読んだのは「暁の密使」「深淵のガランス」
お気に入りは旗師・宇佐見陶子を主人公にした
「狐罠」「狐闇」
ちなみに、旗師とは店を構えずに骨董品を扱う古物商・骨董屋のこと。

子どものころから、近所の骨董屋さんに入り浸っていたせいで
骨董が大好き・・・だからかも・・・

さて、駅舎のバリアフリー化とリニューアル
市負担分は21億円or28億円と多額になる。
しかも毎年、維持管理費が別に必要になるのだ。

原発マネーで金銭感覚がマヒしてる敦賀市は
JRに足元をみられ、いいように翻弄されたあげく、
未来の市民に重いツケを背負わせる・・・


http://mainichi.jp/area/fukui/news/20100127ddlk18010560000c.html

JR敦賀駅舎改修:新幹線認可で38億円 
       市負担は21億4500万円 /福井

敦賀市は、バリアフリー化に伴い改修するJR敦賀駅舎の詳細な費用を、
26日の市議会駅周辺整備調査特別委員会に示した。
ケース(1)として、
北陸新幹線の敦賀駅部が認可された場合の総額は38億円で、
うち市負担分は21億4500万円。
ケース(2)で、
認可が出なかった場合は33億8000万円と規模を縮小するが、
新幹線を建設する鉄道・運輸機構の補助が出なくなるため市負担は増え、
28億5500万円と試算した。

市は昨年9月、32億~52・5億とする概算を初めて示した。
その後、JR西日本などと協議を重ね、詳細な計画を詰めた。
ケース(1)では、新幹線と在来線の大量の乗り換え客を考慮し、
ホーム間の連絡通路の幅を9メートル設け、
(2)では幅4メートルに縮小する。

国の補助を受けられるバリアフリー新法は10年度末で期限が切れる。
市は、新幹線の認可が10年度内に間に合わないことも想定し、
ケース(2)の完成後も追加工事でケース(1)へ
切り替えられるよう設計を工夫した。
当初予算案にケース(2)の設計費を盛り込む予定だが、
いずれにしても10年度末までの完成は厳しい情勢だ。【酒造唯】

 

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また、熱をだしちゃった・・・

2010-01-26 | 医療と健康関連

2010年1月26日(火曜日)
明け方、苦しくて目が覚めた・・・
熱っぽいので測ったら、7度7分もあるではないか・・・

すぐに、解熱剤を飲んで、布団にもぐりこんだ・・・
それが悪かった・・・
健さんに声をかけられ、目を覚ましたのはお昼過ぎ。
まだ、頭がボ~としているし、体もふらつくし・・・
熱は7度3分になっていたが、
もう一度、薬を飲んで水分も補給して
とにかく、熱を下げることに専念。

最近、よく熱をだすな~・・・
ちょっと、免疫力が落ちているのかもしれない。

この寒さがこたえているのかもしれない。
はやくあったかくなってほしいと思う今日この頃・・・

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権威の象徴・・・議員バッジはつけない!

2010-01-25 | ニュースから

2010年1月26日(月曜日)
河北新報の「変えよう地方議会~あすの自治」がおもしろい。
1月25日は「威厳とオキテ 奥の院(上)」には
議員バッジについても取り上げられている。

わたしは議員になってから、1度も議員バッジをつけていない。
いま、敦賀市議会では、顔写真付のカードを首からさげるようになった。
このカードができるまでは、それこそ数え切れないぐらい
議長室へ呼ばれたり、代表者会議に呼ばれたりした。
それでもつけないことを宣言し、実行してきた。

そんなくだらんことに時間を費やすなんて、アホか! 
と、怒って電話をかけてくる人もいたな~
そうそう、スーツを着てハイヒールを履きなさいとも言われたっけ。

敦賀市議会は一問一答、予算決算常任委員会設置と
議会改革が着々とすすんでいる。

審議会や各種委員会などには、
議会選出の委員は出さない方向にもなった。
今期からは農業委員会も議会からの委員はゼロだ。
そろそろ、監査委員も見直す時期がきている。
チェックする側の議会からの監査委員は、
そもそもまちがっているのだから・・・


http://www.kahoku.co.jp/(河北新報ニュース)
http://blog.kahoku.co.jp/chihougikai/2010/01/post-27.html

「威厳とオキテ 奥の院(上)」

住民から選ばれた代表が、
住民のための議論を繰り広げているはずなのに、
地方議会の傍聴席が満席になることはまれだ。
「住民自治の代表機関」としての威厳を守ろうとするあまり、
かえって住民との距離が遠くなっているのではないだろうか。
議会が必死になって守ろうとする
「権威」にまつわる素朴な疑問を調べてみた。

◆権威の象徴

◎監査委員/独立性に疑問の声

正副議長とともに「議会三役」の一角を占める
議会選出の監査委員をめぐって2008年、
政府の地方制度調査会(地制調)で廃止議論がわき起こった。
全国都道府県議会議長会などの地方議会3団体は猛反発している。

自治体の財務状況などをチェックする監査委員の定数は3、4人。
「識見委員」と議会から選任される1、2人の「議選委員」で構成される。
議会の同意を得て首長が選任するが、誰を議選委員にするかは事実上、
議会内の話し合いで決まる。

これに「議会選出の監査委員には短期で交代する例が多く
高度な専門知識を必要とする監査委員の役目を果たしているか疑問だ」
「議会も監査の対象であり、その中から監査委員を選任するのはおかしい」
とクレームが付いた。 

多くの議会では、監査委員を経験することが
正副議長への「登竜門」となっている。
そのため、人選には本人の能力より議会内の力学が重視される。

慣例的に正副議長の経験者を監査委員としている議会もある。
正副議長を退いて無役になると議員報酬が減ってしまうことに
配慮した「激変緩和措置」だ。
議選委員は議員報酬のほかに監査委員の報酬が支払われる。

議会には「監査委員に就いた議員は次の選挙で落選する」
というジンクスもある。
自治体の巨大財務をチェックしなければならない
監査委員の業務は多忙で、選挙区を留守がちになるからだ。

宮城県議会では、05年度に支給された政務調査費の
返還を求めた住民監査請求を県監査委員が「棄却」。
住民訴訟で仙台地裁が、
約8830万円を返還請求するよう命じる判決を出した。

こうした住民感覚や司法判断とずれた結論を出す監査委員に
地制調は「独立性が十分に確保されていないのではないか」
と疑念を呈し「行政全般を幅広い見地からチェックする議会」と
「財務を専門的に監査する監査委員」の役割分担を
「今後の検討課題」とした。

◎バッジ/着用義務特になし

議員の胸元にさんぜんと輝く議員バッジ。
議会の権威の象徴そのものと思われがちだが、
実際のバッジ事情はかなりあいまいだ。
国会議員の場合はバッジが公的施設への通行証となっているため、
着用していないと国会議事堂に入れない。
だが、地方議員にバッジの着用を義務付ける法律はない。
議員章規程で「在職中、常に着用する」と
明記している議会もあるものの、
圧倒的に多いのは着用義務に関する記述がない議会だ。
オリジナルの議員バッジを作製している自治体もあるが、
多くの議会は全国共通のデザインを採用している。
共通デザインでも純金製から金メッキまで価格もさまざま。
永年勤続議員や引退した名誉議員のために
宝石を埋め込んだバッジを贈る議会もある。
名誉欲をくすぐるのに十分の議員バッジに
権威主義のにおいをかぎ取り、
ノーバッジで日々活動している議員もいる。

◎議長/権限絶大 争奪戦も

地方自治法によって議事整理権と議会代表権を与えられた
議長の権威は絶大だ。
公的な会合では首長と同格で扱われるし、報酬もほかの議員より多い。
それだけに、議長のいすをめぐるバトルも激しさを増す。

青森県野辺地町議会では30年ほど前、
議場に2人の議長が居並ぶという珍事が起きた。

自らが経営する会社のトラブルに端を発して不信任、
辞職勧告決議を立て続けに可決されたA議長。
ついには議員除名処分となり、代わりにB議長が選ばれた。

処分に納得いかないA議長は「違法な権利の侵害があった」
として県に申し立て、県も「除名処分は懲罰権の乱用に当たる」と決した。
しかし、B議長も議会多数派の支持を取り付けて一歩も譲らない。

かくして野辺地町議会は議長席に2人が着席。
議案審議そっちのけで、ののしり合いが数カ月続いた。

自治法は、議長の任期を「議員の任期による」(103条)としている一方、
「議会の許可を得て辞職することができる」(108条)ともしている。
要するに議長の任期に明確な定めはない。

全国では、ワンマン議長が何年も君臨する議会もあるし、
議長就任時にあらかじめ1年後あるいは2年後の日付で辞表を書かせ、
銀行の貸金庫に預けるケースもある。

最近は、開かれた議会を目指して議長に立候補した
議員による所信表明会を行う議会もある。

◆権威の失墜

◎ダメ議員/住民団体が「仕分け」

東京で昨年末にあった「開かれた議会をめざす会」のシンポジウムで、
首都圏で地方議会ウオッチを続けている住民4団体が
「ダメ議員トップ3」を「仕分け」した。
各団体の辛口批評に参加した議員からは
「そんな議員を選んだ有権者の責任はどうなるのか」と反論も。
議会の権威をおとしめるのはダメ議員? 
それとも選んでしまった有権者?

◇相模原市議会をよくする会(神奈川県)
(1)職員の代筆を朗読する議員
(2)行政執行を審査する意欲のない議員
(3)財政や税制に習熟していない議員

◇くにたち市議会を見ていく会(東京都)
(1)「自分が住民の代表だから」と公言して住民参加を妨げる議員
(2)自分の言うことが絶対正しいと信じて聞く耳を持たない議員
(3)単に人がいいだけの議員

◇多摩市議会ウオッチングの会(東京都)
(1)部分の最適化に目を奪われて全体の最適化を考えられない議員
(2)政策の専門分野を持たない議員
(3)信念を貫けない風見鶏議員

◇えびな市民オンブズマン(神奈川県)
(1)議員の器でない議員
(2)首長や職員におべっかを使う議員
(3)自分の考えではなく文章を朗読する議員

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基地の沖縄県内でのたらい回しはやめてください・・・稲嶺さんの言葉

2010-01-24 | 日々の暮らし・議会・市民運動など

2010年1月24日(日曜日)
午後8時に開票が始まった名護市長選。
なんとすぐに、稲嶺さんの当確がでた・・・
ネットのニュースでは20:16の表示。
ツイッターにも名護市長選に対するつぶやきが次々と入ってきた。
最終結果では、1,588票差。

こちらは名護市役所の開票速報
http://www.city.nago.okinawa.jp/senkyo2010/kaihyou.htm

「辺野古の海に基地を造らせないと皆さんに約束した。信念を貫く」
「海上にも陸上にもいらない。これ以上ごめん被りたい」
「鳩山首相には『基地の沖縄県内でのたらい回しはやめてください』
と言いたい」

稲嶺さんの言葉を空手形にしないよう、
連立政権には頑張ってもらわないと・・・

社民が提案していた硫黄島は取り下げたというニュースもあった。


【毎日新聞】
名護市長選:4度目に「移設ノー」 稲嶺氏「公約貫く」

24日に投開票された名護市長選は、
米軍普天間飛行場の県外移設を求めキャンプ・シュワブ沿岸部への
移設反対を掲げた前市教育長の稲嶺進さん(64)が初当選した。
普天間移設を争点にした過去3度の市長選では、
移設と引き換えの地域振興に期待を寄せてきた名護市民。
県外移設を公言した鳩山政権誕生後の市長選として
注目された4度目の審判は、初めての「移設ノー」だった。
【井本義親、阿部周一、朴鐘珠】

「辺野古への基地移設はストップだ」。
数百人の支持者が集まった稲嶺さんの選挙事務所では、
「当選確実」の一報を受け、移設に揺れたこの13年余りの苦渋を
一気に吹き飛ばすかのように喜びがはじけた。
稲嶺さんは笑顔で万歳。
指笛と手拍子が鳴り響く中、支持者と共に
カチャーシー(沖縄の手踊り)を踊って勝利を祝った。

稲嶺さんは「13年間の思いを市民の皆さんが選挙にぶつけてくれた。
辺野古の海に新しい基地は造らせないという公約を信念を持って貫きたい。
これが新しいスタートだ。
皆さんにお約束してきたことを実行することで、
支援に応えたい」と当選の喜びを語った。

民主党沖縄県連代表の喜納昌吉参院議員は報道陣に
「辺野古に基地はいらない、普天間飛行場は即返還という民意が示された。
明日にでも官邸で鳩山(由紀夫)首相に会い、
政府はしっかり民意をくみ取るように伝えたい」と話した。

稲嶺さんは民主、共産、社民、国民新など6政党が推薦。
移設を巡る各党間の微妙なスタンスの違いを
「辺野古反対」「市政刷新」の共通項でまとめた。
名護市を抱える沖縄3区選出の民主党衆院議員、
玉城デニー氏は街頭で「政権とつながっているのは稲嶺さん」
「来年度政府予算案で鉄道敷設の調査費がついた。
基地とリンクしない振興を」などとアピール。
政権与党との連携を強調する戦術も功を奏した。

 ◇「国策争点なぜ」島袋陣営
一方、辺野古移設を条件付きで容認した現職の島袋吉和さん(63)の陣営は、
重苦しい空気に包まれた。
午後10時過ぎ、開票速報をテレビで見守った島袋さんは
「思ってもみない結果。
私の不徳の致すところで申し訳ない」と険しい表情で支持者に頭を下げた。

島袋さんは選挙戦で基地問題について
「国や県と相談して対処する」と述べるだけでほとんど触れなかった。
陣営の予想以上に基地問題への有権者の関心が高まった結果に、
陣営幹部からは「相手候補の県外移設の訴えは分かりやすかった。
国策が市長選の争点になるのは本来おかしいのに」との声も漏れた。

 ◇「喜んで協力」宜野湾市長
普天間飛行場のある宜野湾市の伊波洋一市長は稲嶺さんの選挙事務所で
「県内移設と辺野古移設に反対する立場で、
稲嶺市長に喜んで協力していく。
稲嶺市長の誕生が仲井真県政にも大きな影響を与えると思う。
結果が出た以上、知事として県民の意見を一つにまとめる方向で
取り組んでいただきたい。
これで辺野古移設の現行案になることはあり得ないと思っている」と語った。


【朝日新聞】
新顔・稲嶺氏当選「辺野古に基地造らせぬ」 名護市長選

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題が争点になった
沖縄県名護市の市長選が24日、投開票され、
日米が合意した同市辺野古への移設に反対する新顔の
稲嶺進氏(64)=民主、共産、社民、国民新、沖縄社会大衆、そうぞう推薦=が、
移設を容認する現職の島袋吉和氏(63)を破り、初当選した。
鳩山内閣は5月末までに移設先を決める方針だが、
辺野古への移設は極めて困難になった。
当日有権者数は4万4896人、投票率は76.96%(前回74.98%)だった。

1996年末に名護市辺野古が普天間飛行場の移設候補地に浮上して以来、
13年余で4度目の市長選。
再選を目指した島袋氏を含め、これまで移設容認派が推した候補が3連勝したが、
今回は移設反対の候補が1588票差の接戦を制し、初勝利を収めた。

当選を決めた稲嶺氏は24日夜、
「私は辺野古の海に基地を造らせないとの公約を信念をもって貫いていきたい」と明言した。
政府が移設先の再検討を進めるなか、市民があきらめかけた
「県外移設」の実現に期待する層を引き寄せた。

稲嶺氏は選挙中、移設受け入れの事実上の見返りとして政府が行ってきた
振興策についても、失業率の改善につながっていない、と批判。
低迷する地域経済に不満を抱く人たちにも支持を広げた。

従来の「保革対決」の枠を超え、島袋氏の市政運営に反発する自民系市議や、
99年に移設受け入れを表明した故岸本建男元市長の親族や後援会関係者の支援も得た。

島袋氏は普天間問題について「過去3度の市長選で結果が出た話」と争点化を避けたが、
県外移設を求める世論のうねりにはかなわなかった。

自民、公明から推薦を受けず、政党色を薄めたが、
政権交代でこれまでアピールしてきた「政府とのパイプ」を打ち出せないことも響いた。
移設に期待する建設業や商工業などを通じた票固めを図ったが、
業者の倒産などで細った支持基盤は回復せず、一部の離反を食い止められなかった。

激戦を反映し、期日前投票者数は1万4239人と前回の1.5倍に増えた。

     ◇

■名護市長選の確定得票

当 17950 稲嶺  進 64

  16362 島袋 吉和 63 

【読売新聞】
名護市長に稲嶺氏、普天間合意の実現困難に

沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設受け入れの是非が
最大の争点となった同県名護市長選は24日投開票され、
受け入れに反対する新人で前市教育長・稲嶺進氏(64)
(無=民主、共産、社民、国民推薦)が、
容認派で自民、公明両党の支援を受けた現職・島袋吉和氏(63)
(無)を接戦で破って初当選した。

鳩山首相は選挙結果を普天間移設先決定の判断材料にすると明言しており、
受け入れ反対派の稲嶺氏が勝利したことで、
名護市辺野古に移設するとした2006年の
日米合意の実現は極めて困難となった。
選挙結果は、在日米軍基地の再編計画全体の行方にも影響を与えそうだ。

当選後、稲嶺氏は「辺野古の海に基地を造らせないと皆さんに約束した。
信念を貫く」と決意を語った。
普天間の代替施設について、
「海上にも陸上にもいらない。
これ以上ごめん被りたい」と強調。
そのうえで、
「鳩山首相には『基地の沖縄県内でのたらい回しはやめてください』
と言いたい」と述べた。

普天間移設問題をめぐり、鳩山政権は昨年12月、
名護市辺野古沖の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部への移設計画を白紙化し、
移設先を新たに選定する方針を決定。
鳩山首相は今年5月末までに結論を得るとし、その際には、
現行案の移設先である名護市長選の結果を判断材料とする意向を表明した。
このため、米政府も高い関心を寄せてきた。

名護市は、日米両政府が1996年に普天間飛行場の全面返還に正式合意後、
移設先として浮上したが、地元の賛否は受け入れをめぐって激しく割れた。
97年には賛否を問う市民投票が行われ、反対票が過半数を超えたが、
98年以降に行われた3回の市長選では移設容認派の候補が勝利した。
今回は、民主党が昨年9月に政権交代を果たした結果、
「県外、国外移設」に期待する県民世論が再燃した中での選挙戦となった。

稲嶺氏は名護市への移設反対を前面に出したほか、
陣営が政権交代による鳩山政権とのパイプの太さを強調。
「基地とリンクしない振興策」を訴えて、景気低迷に苦しむ市民に浸透した。

島袋氏は、移設問題については「過去3回の選挙で決着済み」だ
として選挙戦で積極的に触れず、
これまでの地域振興策の実績を訴えたが、及ばなかった。

投票率は76・96%で、06年の前回選挙(74・98%)を上回った。

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小沢さん事情聴取、そして明日はいよいよ沖縄県名護市長選

2010-01-23 | ニュースから

2010年1月23日(土曜日)
ミゾレまじりの冷たい雨が降り続いた1日だった。
今日も車で福井行き・・・3連チャンだ。
わたしはもっぱら助手席の人。

ちょっと疲れがたまってきたようだ。
明日は1日、ゆっくり休んで来週にそなえるつもり。

今日は注目の小沢さんの事情聴取・・・
事情聴取後の記者会見で小沢さんが配布した文書も記事になってます。
そして明日は、いよいよ
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾=ぎのわん=市)移設に
影響する沖縄県名護市長選の投開票。
明日の夜もテレビに釘付けになる。

http://mainichi.jp/select/today/news/20100124k0000m040065000c.html

小沢幹事長:聴取4時間半 「包み隠さず説明した」と会見

「隠し立てすることはないので包み隠さず説明した」。
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の
土地購入を巡る政治資金規正法違反事件で23日、
東京地検特捜部による事情聴取を受けた小沢氏は記者会見で
「潔白」を強調した。
16日の党大会では検察側との対決姿勢を示していたが、
この日は「捜査については今後も協力してまいりたい」。
4時間半に及んだ聴取での小沢氏の説明は、
果たして検察側を納得させたのか。【鈴木一生、山本将克、松谷譲二】

23日午後8時15分、事情聴取が行われた東京都千代田区の
「ホテルニューオータニ」1階の「芙蓉(ふよう)の間」に設けられた記者会見場。
小沢氏は弁護士2人とともに約300人の報道陣の前に姿をみせた。
議員バッジを付けた紺色のスーツに同色のネクタイ。
無数のフラッシュを浴びて着席する際、「よし」と気合を入れるような声を出し、
ゆっくりした口調で語り始めた。

冒頭、「午後2時から6時半まで特捜部に事情の説明を行いました。
隠し立てするようなことではございませんでしたので、
私の記憶している限り、包み隠さず、お話を申し上げた」と述べた。
だが、質疑応答では険しい表情を見せることも。
幹事長の進退を問われると
「国民の皆さんにおわび申し上げなければならないが、
与えられた職責を全うしたい」と辞任を強く否定。
建設会社からの裏金提供を巡る質問には
「不正な金は一切受け取っていない」と語気を強めた。

虚偽記載とされる政治資金収支報告書の作成などには
「まったく私の立場からすれば分からない」とし、
元私設秘書の同党衆院議員、石川知裕容疑者(36)
=政治資金規正法違反容疑で逮捕=らに任せていたことを強調。
土地購入の原資に関する説明が変遷しているとの指摘には
「個人資産の中身を公表する必要はないと思った」などと釈明した。

この日になってようやく実現した事情聴取。
その理由を「問題点が整理されてからの方がいいだろう
ということもありまして、結果として今日になった」と釈明し、
検察に対して「公平、公正な捜査をしてもらいたい」
と不満を口にする場面もあったが、
最後は「ありがとうございました」と述べ、
わずか約20分の会見を締めくくった。

聴取が行われたのは小沢氏がここ数日泊まっていたとされる
ニューオータニ37階の部屋。
「秘密通路があり検事が出入りしやすく聴取に適したテーブルの部屋もある」
(小沢氏側の関係者)として小沢氏側が勧めたところ、
検察側が応じ、今回の事件捜査を担当する特捜部特殊1班の主任、
木村匡良(まさよし)検事が来室した。

この日午前、小沢氏の聴取実施について、接見した弁護士に聞かされた
石川議員は「あ、そうですか。自分はともかく、
小沢先生が虚偽記載になるんですかね」と語ったという。

聴取後、小沢氏は弁護士から「腹減ったでしょ」と団子を手渡され、
「一つ食おうか」と言って口にし、(報道陣の)
ぶら下がり取材に答える意向を示した。
弁護士が正規の会見を提案したところ、「それでいい」と了解。
ホテル側に空きがあったため、急きょ実施が決まったという。

会見後、ホテルを出た小沢氏は世田谷区の居酒屋に入った。
午後11時すぎ、店から出てきた小沢氏は、報道陣の問いかけには答えず、
千鳥足で迎えの車に乗り込んだ。

 


http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010012301000681.html

小沢氏配布の文書全文 記者会見の際に配布
 
小沢一郎民主党幹事長が23日の事情聴取後の記者会見の際に
配布した「陸山会への貸付等に関する経緯の説明」の内容は次の通り。

 
本日は、午後2時ごろから午後6時30分ごろまで東京地検特捜部の
要請を受けて事情説明をいたしました。

今までは、検察官への説明前の段階だったので、
発言を差し控えておりましたが、この機会に、
報道されております陸山会の不動産購入と資金の流れ等についてご説明いたします。

【陸山会に4億円を貸し付けた経緯】

秘書の数も増え、妻帯者も増えたので、
事務所兼用の住居を提供したいと思っていたところ、
秘書が本件土地を見つけてきて、これはいいのではないかということになりました。
秘書に不動産業者にあたらせたところ、
土地売買代金額が3億4千万円余りと決まりました。

購入することになりましたが、陸山会の経理を担当していた秘書から
各政治団体の資金をかき集めればなんとかなるが、
各団体の活動費がほとんどなくなってしまうので、
何とか資金調達できないかと言ってきました。
私は自分個人の資産の4億円を一時的に貸し付けることにしたのです。

【2004年10月に貸し付けた4億円の原資】

(1)1985年に湯島(東京都文京区)の自宅を売却して、
深沢(世田谷区)の自宅の土地を購入し建物を建てた際、
税引き後残った約2億円を積み立てておいた銀行口座から
89年11月に引き出した2億円
(2)97年12月に銀行の家族名義の口座から引き出した3億円
(3)02年4月に銀行の家族名義の口座から引き出した6千万円を、
東京都港区元赤坂の事務所の金庫にて保管していました。
04年10月には、同金庫に4億数千万円残っており、
うち4億円を陸山会に貸し付けました。

4億円の一部は建設会社からの裏献金であるやの報道が
なされておりますが、事実無根です。
不正な裏金など一切もらっておりませんし、
事務所の者ももらっていないと確信しています。

【4億円の銀行口座への入金や売買代金支払いへの関与】

すべて担当秘書が行っており、全く関与していないので、
具体的な処理については分かりません。

【所有権移転日を05年にした理由】

何の相談も受けていません。
購入資金は自分で出しており隠し立てする必要はないし、
所有権移転日を翌年にすることに政治的にも何のメリットもないので、
なぜ翌年にしたのか分かりません。

【売買代金支払い後に定期預金を組んで預金担保に借り入れをした理由】

具体的な事務処理については、関与していないので分かりません。

【融資を受ける際に個人が借り入れ、陸山会に貸し付けた理由】

関与していないので分かりません。
ただし、以前に陸山会が不動産を購入した際にも金融機関から
個人での借入を要請されたこともあったので、
担当秘書から銀行の書類に署名するように頼まれ、
そういう理由からと思って署名したことはあります。

【収支報告書の記載】

本件不動産に関する収支報告書の記載については全く把握していませんでした。
また、収支報告書の記載内容について、相談されたり、
報告を受けたこともありません。

【収支報告書の内容の確認】

常々、担当秘書には、政治団体の収支についてはきちんと管理し、
報告するように言っていましたが、
実際に私自身が帳簿や収支報告書を見たことはありません。
担当秘書を信頼し、実務については一切任せておりました。

担当秘書から、各政治団体ごとの収入支出と残高などの概要について
報告を受けることはありましたが、
収支報告書の内容を一つ一つ確認したことはありません。

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うれしそうな顔をみると、わたしもウフフ・・・

2010-01-22 | 日々の暮らし

2010年1月22日(金曜日)
健さんはごきげん・・・
孫の通ってる保育園の給食のおかずがおでんだった。
孫は「ごちそうさま」のあとで、先生に言った。
「ジィジのおでんのほうがおいしい!」と・・・

先生がそのことを連絡帳に書いてくれたという。
娘からその話を聞いたジィジは、ほんとにうれしそう。

タミヨさんお待ちかねのケータイがやっと入荷。
夕飯の後、タミヨさんの友人・知人の電話番号を
アドレス帳に登録・・・
メールのための文字の入力の仕方・・・なんていう
表示もあって、タミヨさんがんばるそうです。 
電話をかけるとか切るというのも
日本語表記だからありがたい! と喜んでいます。
文字も大きいし、わかりやすい!
いまにわたしもこういうケータイに買い換えるかも・・・

さて、1月30日の地方議員年金廃止のシンポジウムですが
「年金廃止の決議」を採択した、山県市議会から
寺町ともまささんが第2部の「各地の活動から」にでられるそうです。

いまのところ、30日の予定は入っていないので、
東京へ行こうと考えています。

やっとパソコンがなおって帰ってきました・・・
初期化されたので、また一から設定しなおさなきゃ・・・
今日は疲れたのでその元気がありません。
明日に備えて、今日はもう寝ます。
おやすみなさい・・・ 

 

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岩上安見さんの「ニュースのトリセツ」から

2010-01-21 | ニュースから

2010年1月21日(木曜日)
夜9時ごろのお月さま

明日、晴れるといいな・・・

さて、連日テレビや新聞で大きく報道されている
資金管理団体「陸山会」の政治資金問題。
国会が始まってしまうと逮捕できなくなるからなのか、
元秘書の石川議員が自殺する恐れがあったから
身柄を拘束したのか・・・まるで「藪の中」状態が続いている。
加熱する報道に振り回されているのは国民だ。

こうなる前に、小沢さん自らがきちんと説明するべき。

最近になって、検察に対する批判の記事もチラホラ・・・
こちらは
フリーのジャーナリスト・岩上安見さんの「ニュースのトリセツ」

http://www.iwakamiyasumi.com/column

http://www.iwakamiyasumi.com/column/politics/item_229.html

検察とマスコミは、すみやかに「正常化」を
            ~郷原信郎弁護士緊急取材1

Twitterをご覧になっていただいている方々は、事情を御存じだと思いますが、
今日、夕方に流れた「石川知裕容疑者、4億円の虚偽記載について、
事前に小沢一郎民主党幹事長に了承を得ていた」という速報が流れました。

このケースの「異様さ」は、機会あるたびに指摘してきましたが、
見込み捜査、別件捜査を重ねる、検察の強引な捜査手法も万代ながら、
検察からのリーク情報を無批判に垂れ流す新聞・テレビなどの
主要マスコミの一方的な報道ぶりにも、大きな問題があります。

検察は、小沢氏について、何の被疑事実で捜査しているのか、
公式の会見も発表も説明も、一度も行っていないにもかかわらず、
連日、主要メディアが足並みを揃えて、微に入り細にわたり、
小沢氏に関する「疑惑」が報じられている状況は、
常軌を逸していると言わざるをえません。

小沢氏を、政治家として支持するか、否か、あるいは、
人間として好きか、嫌いか、などということには一切関係なく、
これは「推定無罪」の原則も、冤罪可能性も考慮に入れない、
メディアスクラムであると考えます。

検察の権力と一体化したメディアの権力の「暴走」は、大げさではなく、
法治国家の基盤を破壊する暴挙だと言わなくてはなりません。

一部では、これは単なる司法の暴走ではなくて、
誰がこの国の権力者なのかを思い知らせるための、
むきだしの権力闘争なのだ、という観測も広がっています。
仮にそうであるとすれば、実に愚かしい、
国民不在の身勝手な争いと言うしかありません。

この問題について、かねてより、検察の強硬な捜査手法を批判している、
元検事の郷原信郎弁護士に緊急取材をしました。

今のメディア状況では、バランスのとれた報道や論評は
期待できないことから、できるだけ多くの方々に、
検察リーク情報に染まった主要マスコミの報道とは一線を画す、
別の視点からの分析にも耳を傾けていただきたいと考え、
郷原弁護士の了解を得て、テキストのコピー・転載自由といたします。
できるだけ多くの方々に、読んでいただきたいと思います。

TEXT1の
「石川議員の釈放要求を国会で決議せよ~民主党政権VS検察・マスコミ連合軍の最終対決」
と題したテキストは、今日、私が直接取材し、
まとめたテキストに郷原弁護士が推敲を入れ、まとめたものです。

TEXT2の「検察主義の国会議員逮捕」は、
昨日(1月19日)の毎日新聞夕刊に寄稿した元の原稿です。
掲載原稿とやや異なりますが、こちらがオリジナルのテキストです。

そして、もっとも長文のTEXT3「『小沢VS検察』ではなく、
『石川議員逮捕』こそが最大の問題」は、まだ未発表の未定稿です。

3本とも、コピー・転載自由です。

以下、多忙を極める激務の傍ら、緊急取材に応じてくれた
郷原弁護士からのメールの内容を、転載しておきます。

**************************

岩上さま
直しを入れた取材原稿をお送りします。
この内容で掲載してもらって、かまいません。
先にお送りした毎日新聞の夕刊の元原稿と、未発表の未定稿も含めて、
できるだけ多くの人に読んでもらえれば幸いです。
郷原

***************************

最後に。

検察とマスコミに対する反感や不信を高めることが、
批判の目的ではありません。
検察には検察本来のあり方、使命があります。
捜査が適正な手続きで行われるなら、何も文句はありません。
あらかじめ、「小沢無罪論」を掲げているのではないのです。

マスコミにも、同様に本来のあり方と役割があります。
国民全体の利益のためにも、両者が、
すみやかに「正常化」されることを心から祈っています。

「石川議員の釈放要求を国会で決議せよ
   ~民主党政権VS検察・マスコミ連合軍の最終対決」

今日の夕方、15日に逮捕された石川知裕議員が、
政治資金収支報告書に4億円の記載を年度をずらして記載した
虚偽記載について、事前に小沢一郎民主党幹事長に了承を得ていた、
という内容の供述を行ったと、一部で報じられました。
これをもって、検察が、小沢氏への逮捕に踏み切るかどうかですが、
私は、検察が小沢氏逮捕まで考えている可能性は十分あると思います。
もうここまできたら、いくしかないと、
検察幹部は腹を決めているのかもしれません。

昨日(1月19日)の、毎日新聞の夕刊にも談話形式で原稿を出しましたが、
そこでも述べたことですけど、
水谷建設から5000万円の裏金が支払われたという、
水谷建設元幹部の証言には信用性に疑問があり、
それで公判を維持してゆくのは、まず無理です。
公判には耐えられません。

この元幹部の贈賄容疑で立件された佐藤栄佐久前福島県知事の
汚職事件の控訴審判決で、「賄賂性はゼロ」と断定され、
無罪に近い司法判断が下されています。
また、この幹部は実刑判決を受けて受刑中であることを考えると、
仮釈放欲しさに検察に迎合する可能性があり、この証言を持って、
あっせん収賄の核心の証拠とするのは、危険すぎます。

もともとのシナリオは、4億円というお金がやましいお金であり、
それを隠すために虚偽記載が行われた、というものだったはずです。
そのシナリオがあるからこそ、マスコミ各社も、
ここまで検察に引っ張られてきたはずです。
小沢氏が、ゼネコンなどから裏金をもらったというなら、
強硬な捜査を行うのもやむをえないという考え方ですが、
それも、あっせん収賄も、談合も、脱税も立件が難しいとなると、
このまま無批判に検察に従っていって、いいのでしょうか。

おそらく検察は、悪質性が高い容疑で小沢氏を立件することはできず、
結局、4億円の不記載(記載すべき年度に記載しなかったこと)で、
立件するしかない。
しかしそれは無謀な話です。
形式犯にすぎません。
たしかに虚偽記載は、最高刑は禁錮5年ですが、
その中にはきわめて軽微な、処罰しづらいささいな金額のものも含まれます。
たとえば1万円、2万円程度の金額の「虚偽記載」でも、
法定刑としては「最高禁錮5年」なのです。
その中で、どの程度の重さに該当するかは、また別の問題です。

今回は、4億円と、額面の金額は大きくても、
不動産を買うためのお金を建て替えであったら、
極めて軽微である、と言えます。

軽い罪でも、禁固5年程度の罰が設けられているものは他にも少なくないのであり、
法定刑をそのまま額面通りに適応するべきものではありません。
量刑というのは、法的な常識というものが働くものであり、
ここまで強硬な捜査を行って、重い量刑を課すほどの悪質性の高い犯罪とはいえません。

そもそも、現職の国会議員である石川議員の身柄を、国会の開会直前に、
この程度の軽微な罪状で、拘束すること自体が不当です。
検察は、どうかしている。
身柄を拘束されて検察の取り調べを受ければ、石川議員でも誰でも、
「小沢氏の承諾を得て記載した」と言わされますよ。
わけもないことです。
取調室の中で、そう言わされている石川さんは、それがどういう意味をもつか、
よく理解できていないでしょう。

こんな無茶な捜査で、国会議員を逮捕し、さらには与党の幹事長という
要職にある人物まで逮捕しようとするなど、本当なら考えられません。
「狂気」としか言いようがない。

国会議員は、国会の会期中は不逮捕特権があります。
逮捕するには、国会の許諾が必要になります。
石川議員は、国会の会期前だったので、不逮捕特権がなく、
逮捕されてしまいましたが、衆議院において釈放要求が議決されれば、
検察は石川議員の身柄を釈放しなくてはなりません。
そのうえで、石川議員自身は説明責任を果たすと同時に、
国会で身柄拘束相当の罪なのかどうか、衆院で議論すればいいのです。

その次の段階として、検察があくまで強硬に、小沢氏を逮捕しようとするなら、
国会に許諾請求することになりますが、民主党が多数を占める国会では、
この請求は認められないでしょう。
しかし、国会が閉幕すると、会期外になりますので、不逮捕特権がなくなります。
もし、会期が終わってから以降に小沢氏を逮捕しようとするなら、
最終的には、指揮権の発動も考えらえます。
そうなると、民主党中心の政権と、検察・マスコミ連合軍との、
最終的な全面対決になるでしょう。

この問題は、小沢氏や石川氏だけの問題ではすみません。
もし、検察・マスコミ連合軍が勝ったとしたら、今後、
誰でも軽微な形式犯で逮捕・起訴できることになります。
どんな国会議員でも、検察が目をつけたら、必ず逮捕されることになりますし、
身分が保障されている国会議員ですら、そうであるなら、
一般の国民はいかようにでもなります。
そうなったら、本当に民主主義社会の崩壊となります。

最後は、世論次第だと思います。
国民の意志で決まるのです。
その点では新聞・テレビなどのマスコミが追随してきている検察が、
現状ではかなり有利です。
ただ、私は常識的にこんな検察の「暴走」は、
さすがにマスコミも支持しないのでは、と思っていますが、
こればかりはどうなるか、私にもわかりません。

世論を形成するのはマスコミの影響が大きいものですが、
こういう状況ですから、私のような意見が反映されなくなる可能性はありえます。
多くの国民の皆さんに元検事であり、
弁護士である私の意見も広く読んでもらって参考にしてもらい、
考えてもらいたいと思います。

かなりの長文なので続きは次のページで・・・

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検察とマスコミは、すみやかに「正常化」を~郷原信郎弁護士緊急取材2

2010-01-21 | ニュースから

2010年1月21日(木)

http://www.iwakamiyasumi.com/column/politics/item_230.html

検察とマスコミは、すみやかに「正常化」を
          ~郷原信郎弁護士緊急取材2

「検察主義の国会議員逮捕」

名城大学教授・弁護士 郷原信郎

沢一郎・民主党幹事長が16日の党大会で行った事件の説明だけでは、
疑惑が晴れたとは言い難い。
小沢氏は、土地購入資金は土地購入の約6年前に信託銀行から
引き出して自宅に保管していた父親の遺産と説明しが、
遺産相続のこと、相続後の経過、現金化した目的など
もっと詳しく説明しなければ、国民が納得できる説明とは言えない。

一方で、現職の国会議員を国会召集の3日前に逮捕した
検察の捜査の方にも大きな問題がある。
小沢氏が自宅を購入した4億円の出所に問題があるという報道があるが、
収入・支出の総額が過少だったというだけで、
具体的にいかなる支出・収入が記載されていなかったのかが特定されていない。
疑われている事実を特定すらしないようなでは、
国会議員の逮捕許諾請求は困難だったと思われる。

代表者の政治家による資金団体の経費の立て替えなどを
どこまで収支報告書に記載するかで、収入・支出の総額はいかようにも変わり得る。
その処理方法の話を収入・支出の総額の虚偽記入だとして
国会議員を逮捕できるとすれば、検察はどんな政治家も逮捕できることになる。
それは、検察が国会以上の強大な政治的権力を持つことになり、
民主主義の崩壊を招きかねない。

そもそも職務権限や時効の問題があって、収賄、談合、脱税など
政治資金規正法以外での立件は考えにくい。
水谷建設が国発注のダムの工事受注の謝礼として5000万円を
小沢氏側に渡したと社長が供述していると報道されており、
それが今後の捜査の最大のポイントになっているようだが、
その社長の贈賄供述で立件された佐藤前福島県知事の汚職事件の控訴審判決で
「賄賂額はゼロ」とする実質的に無罪に近い判断が示されている。
また、脱税で実刑判決を受けて受刑中であること、
仮釈放欲しさに検察に迎合する動機も十分にあることなどから
今回の一連の事件の核心の供述として扱うのは危険だ。

http://www.iwakamiyasumi.com/column/politics/item_231.html

検察とマスコミは、すみやかに「正常化」を
           ~郷原信郎弁護士緊急取材3

「小沢VS検察」ではなく「石川議員逮捕」こそが最大の問題

名城大学教授・弁護士 郷原信郎

2010年1月15日午後10時、北海道11区選出の石川知裕衆議院議員は、
東京地検特捜部に逮捕された。
第174回通常国会開会の3日前だった。
戦後日本で初めて、国民の選択によって、
民主党中心の連立政権が誕生し、政務三役への権限の集中、
官僚答弁の禁止など従来の官僚主導から政治主導へ中央省庁が大きく改革された。
従来、官僚だけで密室で行われていた予算編成も、
事業仕分けという形で、公開の場で市民の参加の下で行われ、
1兆8000億円に上る無駄の削減が行われるなど、
日本の政治に劇的な変化が起きた。
しかし、それによって編成された予算を審議する場である通常国会に、
石川議員が北海道11区の有権者の代表として参加することはできなくなった。

国会議員には憲法によって不逮捕特権が与えられており、
会期中は議院の許諾がなければ逮捕されない。
会期外で逮捕された場合でも、議院の釈放要求決議あれば釈放される。

それだけに、従来から検察は国会議員の逮捕については慎重な取り扱いをしてきた。
政治とカネを巡る問題では1976年のロッキード事件での
田中角栄衆議院議員の逮捕以降、10年にわたって国会議員の摘発はなく、
久々の国会議員の収賄事件となった1986年の撚糸工連事件、
1988年の砂利船汚職事件でも、逮捕は見送られ、任意聴取の後在宅起訴された。
そして、8年後の1994年にゼネコン汚職事件で中村喜四郎衆議院議員が
逮捕許諾請求の上逮捕されてから、5人の国会議員が逮捕されたが、
いずれも、罪名は収賄か、又は裏献金の不記載等の
重大・悪質な政治資金規正法違反事件だった。

ところが、今回、石川議員は、前回の選挙で衆議院議員になる前に
民主党小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の
会計担当者をしていた当時の政治資金の処理手続に関する容疑で、
通常国会の開会の3日前という時期に逮捕された。

そのような捜査手法が許されるのか、国会議員の活動に対する
検察の介入の是非という観点から徹底的に議論されるのが当然であろう。
しかし、マスコミの報道では、「石川議員の逮捕」の是非の問題は
ほとんど取り上げられず、小沢氏側が「検察と闘っていく」
という姿勢をとっていること、鳩山首相を含め民主党がそのような
小沢氏を支持していることの是非ばかりが取り上げられ、
国民の関心も、小沢氏の聴取がいつ行われるのか、
検察は小沢氏を逮捕するのか、などの点に集中している。

今回の容疑事実は、現職の国会議員を国会開会直前に逮捕することを
正当化するほどの重大なものなのか。
翌日の取調べを待たないで逮捕する事情があったのか、
逮捕容疑と逮捕に至る経過を見ると、そこには、重大な問題が浮かび上がってくる。


まず、石川議員の逮捕容疑は、裁判官が発した逮捕状では、
平成16年分の政治資金収支報告書の「収入総額」を4億円過少に、
「支出総額」を3億5200万円過大に記入した虚偽記入の事実だ。

政治資金規正法では、25条1項2号で政治資金収支報告書に
「記載すべき事項を記載しなかった者」、
3号で「虚偽の記入をした者」を罰則の対象としている。
「収入総額」「支出総額」の欄は、その年の収入と支出を合計したものであり、
記載すべき政治献金の収入が記載されていなかったとか、
架空の経費が記載されていた事実があれば、
それに伴って収入や支出の総額が実際とは違うものになるのは当然だ。
収入について過少に報告したということであれば、問題なのは、
政治献金等の具体的な収入の記載が行われなかったことや
実際より少なく記載されたという問題であって、
収入総額の過少というのは、それに伴って当然生じるものに過ぎない。

ところが、今回の石川議員の逮捕の容疑となった被疑事実は、
どのような収入・支出が不記載だったのかを特定しないで、
全体として収入総額・支出総額が過少だったという
政治資金規正法25条1項3号の虚偽記入の事実だけだ。
要するに、石川議員が、政治資金収支報告書に
どのような事項を記載しなかったのか、どのような不正を行ったのかは、
逮捕事実では明らかにされていない。
脱税の問題で言えば、どのような収入を隠したのか、
どのような支出を架空に計上したのか、というのが犯罪事実の中心のはずなのに、
そこが明らかにされないまま、収入の合計金額を少なく申告した
ということだけで逮捕されたようなものだ。

資金管理団体は政治家にとって「政治資金の財布」の役割を果たすものだ。
自らの資金管理団体の人件費、事務所費等の経費が不足すれば、
代表者の政治家が立て替えるのは当然だ。
このような立て替えやその返済も、政治資金規正法上の
「収入及び支出」に当たると考え、すべて収支報告書に
記載しなければならないとすると、立替えが多い政治家の
「収入総額」「支出総額」の記載は、
実際の政治活動に係る収支を反映しないものとなる。
それが、果たして、
「政治活動が誰から、どの企業・団体から資金提供によって賄われ、
それがどのように使われているのか」、
を国民にありのままに開示されることを目的とする
政治資金規正法の趣旨に沿うものであろうか。

政治家との間の立て替え、返済をどこまで収支報告書に記載するかで、
いかようにも変わり得る「収入・支出の総額」についての
虚偽記入で国会議員を逮捕できるとすれば、
検察はどんな政治家も逮捕できることになる。
それは、検察が国会以上の強大な政治的権力を持つことになり
民主主義の崩壊を招きかねない。

しかも、さらに問題なのは、石川議員の逮捕事実が
そのように不特定なものであることが新聞等ではまったく報じられていないことだ。
ほとんどの新聞が、石川議員の逮捕について、
見出しでは「4億円不記載」、
記事では「4億円の収入と土地代金の支出を収支報告書に記載しなかった」などと、
明かに25条1項2号の「不記載罪」の事実であるように書かれていることだ。

実際には収入総額・支出総額の過少記載が逮捕事実なのに、
なぜ4億円の「不記載」が逮捕事実のように報じられるのか。
逮捕時の検察側の説明が、司法クラブの記者だけを集めて行われ、
会見者である地検幹部の発言を直接見ることも聞くことができないので、
まったく不明だ。

今回、石川議員は、なぜ逮捕されたのかということを判断する上で
最も重要な逮捕事実すら、国民に正確に伝えられないまま、
身柄を拘束され、通常国会への出席を阻まれた。
国会会期中であれば、国会議員の逮捕には逮捕許諾請求が必要となる。
その場合、逮捕の容疑となった事実が具体的に特定され、
明確な理由が示されない限り、許諾請求をすることはあり得なかったはずだ。
今回のような容疑事実では許諾請求など到底できないので、
国会開会直前に逮捕したのではないかと思わざるをえない。

石川議員の逮捕前から行われている本件に関連する報道の中によると、
今回の捜査の対象になっている中心的な事実は、
水谷建設が国発注のダムの工事受注の謝礼として5000万円を
小沢氏側に渡したと社長が供述していることのようだ。
しかし、その事実が今回の陸山会をめぐる疑惑の核心であり、
石川議員の逮捕もその事実の解明が目的だというのであれば、
それが逮捕事実として明示されるのが当然である。
それが行われず、収入総額の過少記載などという不特定の事実で逮捕されたのは、
検察当局も、この5000の裏献金についての水谷建設の社長の供述の
信用性を疑問視していて、その事実の立件は困難と考えているからではないか。

供述の信用性に関する重要な問題の一つは、
同社長の贈賄供述で立件された佐藤前福島県知事の汚職事件の判決の認定だ。
知事の弟が経営する会社の所有する土地を時価より1億7000万円高く購入して
「1億7000万円」の賄賂を供与したという事実で現職の知事が逮捕・起訴されたが、
一審判決で賄賂額は7000万円に削られ、
控訴審判決では「賄賂額はゼロ」という実質的に無罪に近い判断が示された。
また、同社長が脱税で実刑判決を受けて受刑中であることからすると、
仮釈放欲しさに検察に迎合する動機も十分にある。
これらは同社長の供述の信用性に重大な問題があることを示すものであり、
その供述を今回の一連の事件の核心的供述として扱うのは極めて危険だ。


う一つの問題は、通常国会開会の3日前の夜に石川議員らを
急遽逮捕する理由があったのか否かである。
「石川議員の自殺の恐れがあった」「任意聴取を拒否した」などと報道されているが、
これらはまったく事実とは異なる。
石川氏を支援していたフォーラム神保町の緊急シンポジウムでの
佐藤優氏の発言によると、石川氏は、1月14日に東京地検の任意聴取を受け、
その夜は同じ北海道選出の衆議院議員の松木謙公氏の自宅に宿泊し、
翌日も、佐藤氏と電話で連絡をとり、長時間にわたって話していたが、
そのときの様子は至って元気であり、
自殺の恐れなどまったくなかったとのことだ。
また、次の聴取も翌日の午後1時から予定されており、
聴取を拒否するつもりもまったくなかった。
ところが、15日の夕刻になって、東京地検から午後8時に出頭するよう要請があり、
その要請に応じて出頭したところ午後10時に逮捕された。

このような経過から考えて、通常国会開会の直前に石川議員を逮捕する
実質的な理由があったとは到底思えない。
小沢氏の元秘書の逮捕を世の中に的にアピールし、
今回の事件に対する国民の印象を小沢氏や石川議員の犯罪事実が
明白であるように印象づけることが目的であったとすると、
日本の民主主義を根底から揺るがす暴挙だと言わざるを得ない。

しかし、一方で、検察との全面対決の姿勢を示している小沢一郎氏の側も、
土地代金に充てたとされる4億円の資金の出所がマスコミ報道で問題にされ、
国民に疑惑をもたれていたのであるから、もっと早い段階で
十分な説明を行うべきであった。
今回の検察の捜査が、その4億円についての疑惑を
追い風に行われていることを考えれば、小沢氏は、
まったくやましいことはないというのであれば、この疑惑について
国民に対して納得できる説明を行って、
異常な事態を一刻も早く収束させるべきだ。


今、日本の議会制民主主義は重大な危機にさらされている。
何より重要なことは、「小沢VS検察」というような構図に惑わされることなく、
現職の国会議員が通常国会開会の3日前の逮捕という現実に起きた問題について、
それがいかなる事実によるもので、どういう理由があったのかについて
真相を明らかにすることだ。

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「地方議員年金を廃止する市民と議員の会」主催によるシンポジウム

2010-01-20 | 議会

2010年1月20日(水曜日)
夕方ころから、雨模様になった。
ポカポカ陽気も2日間だけだった・・・
明日、雪にならないことを祈るばかり・・・

さて、10日後の1月30日(土)には
「地方議員年金を廃止する市民と議員の会」主催による
シンポジウムが開催されます。

良識派市民と議員 全員集合!(デモとシンポ)
「地方議員年金廃止!」

●日時:2010年1月30日(土)
① たすき デモ 行進
午前11:00~12:00
◆場所:柏木公園(新宿区西新宿7丁目14)出発

② シンポジウム「地方議員年金廃止への道」
午後1:30~4:30 
◆場所:東京都中野区勤労福祉会館(3Fホール、100名収容)
【参加費】500円~2,000円(市民、議員により異なります)
     
第1部 基調講演:
渡部記安氏(立正大学大学院 教授)
  「世界から見た日本の地方議員年金制度」

第2部 地方議員年金廃止への道
■「総務省地方議会議員年金制度検討会報告書を読む」
■各地の活動から(予定)
◎徳島県小松島市議会議員(廃止を求める意見書を全会一致で挙げた議会)
◎神奈川ネットワーク運動(以前から廃止運動に取組んでいるグループ)
◎神奈川県茅ケ崎市議会議員(「廃止」要請の請願を不採択決定した議会)

詳しい内容はこちらからどうぞ!

http://ameblo.jp/nenkin-giin/entry-10437076329.html#main

 

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福井・民主県連パーティ 1000万円集まる!

2010-01-19 | ニュースから

2010年1月19日(火曜日)
タミヨさんの携帯、毎日、充電しないとダメになったらしい。
で、携帯ショップへいき、新しい携帯を購入することになった。

番号はそのままにしておいてほしいという。
といころが、今の携帯はドコモ、auの携帯にするには
ドコモでMNPの予約番号を聞いてこなくちゃならんとのこと。

ドコモでMNPの予約番号を教えてほしいといったら
名義人が名古屋の妹になってるとかで、
本人以外には教えられないんだと・・・

しかもタミヨさんの身分証明書だの委任状だの書類もいるらしい。

名義の変更をまずしていただきまして、その際には
妹さんが名古屋のショップで手続きをしていただき・・・
と、非常にややこしい手続きをしなければ
番号は手に入らないってことが判明。

じゃ、番号にこだわらなくって新規購入の場合には
どういう手続きが必要なの?

名古屋の妹さんに解約の手続きをしていただければいいです・・・
というのを聞いたタミヨさんは番号を変えてもええわ。
名古屋の妹さん・・・このブログ読んだら
お手数ですが、暇なときで結構ですので、
タミヨさんの携帯、解約してきてくださいな。

そのあと、またauショップに引き返し、
あのきみまろがCMに出ている簡単ケータイに決めたタミヨさん。
ところがタミヨさんの希望する
ピンクのケータイは明日入荷なんだそうな。
明日が楽しみ・・・だね、タミヨさん・・・

さて、MNPってナンだ? と、ショップで聞いたら
MNP とは[mobile number portability]の略で
番号ポータビリティのことだとはじめてわかった。

そりゃ、ドコモからほかの会社に乗り換えるんやから
あんまりええ顔せんのはあたりまえやわなぁ・・・
そりゃ、しゃあないで・・・
ドコモってNTTやろ? 
昔は電電公社ちゅうくらいや、いばっとるにきまっとる・・・
国鉄とおんなしや・・・親方日の丸やったさけなぁ・・・
とタミヨさん。

さて、国会では公明党がはやばやと2次補正予算への賛成を表明。
よらば大樹の照準を民主党にしたのかな・・・

こちらは福井県の民主県連のパーティの記事・・・
1000万円を集めたんだとか・・・
政権与党になるってことは、こういうことなのね!
甘い蜜にたかるアリなのかハチなのか・・・
はたまた甘い水によってくるホタルなのか・・・
そんな権力志向の人間といっしょにしないで! 
と虫さんが怒るかも・・・
コンクリートの大好きな虫っていないもんね。

政権与党はやっぱりコンクリートが大好きなんだわ。
コンクリートから脱却は難しいね、きっと・・・

中日新聞の記事には
「小沢さんが一番憎いのが福井だろう」なんてコメントまでついてた。

http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000001001190003

民主県連パーティー 関心、小沢氏捜査に(朝日新聞)

小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体への強制捜査に
政権が揺れるなか、同幹事長を招いた民主党県連の
政経パーティーが18日、福井市の福井商工会議所で開かれた。
夏の参院選福井選挙区(改選数1)の立候補予定者を
お披露目する舞台だったパーティーも
小沢幹事長の発言に注目が集まり、出ばなをくじかれた格好。
県連執行部は幹事長擁護の姿勢だが、参院選に向けて
支援団体からは不安の声が聞かれ動揺は隠せない。
      
      ◇    ◇

「参院では過半数に達しておらず、
政権党として過半数を持つことが大事。
安定した基盤の上で約束の政策を実行したい」。
壇上に立った小沢幹事長は語気を強めた。

来年度の整備新幹線予算に未着工区間にも使える90億円の
留保金を盛り込んだことを挙げ、
「地域、国に必要なインフラ整備はやらなければいけない。
北陸新幹線予算もまだわずかであるが、建設続行できる予算を付けた」
とアピールも忘れなかった。
あいさつが終わると、会場は大きな拍手に包まれた。

福井の民主勢は昨年の総選挙の小選挙区で自民に全敗。
07年の参院選から続き自民が連勝したのは福井だけだ。
今夏の参院選に向けて県連は12日、
元電通社員で大野市にゆかりのある井ノ部航太氏(35)
=東京在住=の擁立を決定。
井ノ部氏は小沢幹事長が設立した政治塾に入塾予定もあり、
選挙戦では小沢幹事長の支援に期待を寄せる。

パーティー後の会見では、小沢幹事長の同席で
井ノ部氏の出馬が披露された。
政治資金規正法違反事件の参院選への影響について問われた
井ノ部氏は「まったく心配していない。
自分ががんばるだけだ」と話した。

会見後、小沢幹事長のそばにいた県連の松宮勲代表は取材に、
検察の捜査を批判しながら「小沢幹事長を支援していく」と述べた。

昨年3月、小沢幹事長の秘書が政治資金規正法違反容疑で逮捕された
「西松建設事件」の時に選挙の責任者だった県連の
前幹事長の玉村和夫県議は
「事件後の昨夏の総選挙でも国民は民主を支持してくれた。
今回は前回を上回る反発はない」と言い切った。

一方、連合福井の馬場修一会長は
「(今回の事件は)残念で信じられない。
組合員から『民主党はどうなってるんだ』という声もあり、
きちんと説明責任を果たし、国民から納得を得てほしい」と注文をつける。
社民党県連の若山樹義代表も
「大変な状況で参院選への影響は大きいだろう。
説明を果たし国民が納得すれば、一緒に戦って勝てると思うが」と話す。

この日、JR福井駅前で聞くと、昨夏の衆院選で民主党に投票した
福井市の会社員中島拓哉さん(28)は
「きちんと説明すれば国民に理解してもらえるはずだ」と話した。
同市内の美容室経営の女性(51)も
「政治を変えたくて」民主へ投票したが
「(政治資金収支報告書の)記載を間違ったとかありえないことで言い訳だ。
小沢さんは古い自民党体質」と批判した。

◇出席900人 与党の権勢◇

会場には、地元政界や経済界などから900人近い出席者が詰めかけた。
自民系の業界団体に加え、
西川一誠知事のほか県内市町の首長も続々と姿を見せ、
政権与党の権勢を見せつけた。

出席者たちは、笑顔で各テーブルを回ってくる小沢幹事長の周りに
何重にも人垣をつくって一緒に動き、
先を争って握手を求め何度も頭を下げていた。

県連によると、今回のパーティー券は1枚1万円。
現在集計中だが、売り上げは1千枚を超えるという。
単純計算すればパーティー収入は1千万円を突破し、
従来の数倍になる見込みだ。

政治資金収支報告書などによると、
県連は過去4年でパーティーを2回開いた。
06年12月に敦賀市の敦賀観光ホテルで開いた
パーティー収入は389万円。
08年1月に福井市の福井ワシントンホテル(当時)で
開催した際には376万円の収入があった。

過去のパーティーの事業費は300万円を上限にした
党本部からの助成金でまかなっていたが、今回は助成金が一切ないという。
そのため、今回のパーティー券の多くは、政権交代を受けて、
これまで自民党を支持していた経済界や業界団体が購入した分とみられる。
県連担当者は「飛ぶように売れた」と驚く。

自民党を強力に支援してきた業界からも、農協や県医師会、
県建設業連合会の政治団体の代表がパーティーに初参加した。
建設業連合会は「公共事業削減の流れの中、
福井は道路など社会資本整備が他県に比べて遅れている。
国のバックアップが必要で、支援を政権与党にお願いしたい」
と参加の理由を話す。

ただ、3団体とも今夏の参院選の政党支持について
「未定」と口をそろえた。

◇小沢氏の警備「首相と同等」 県警◇

民主党・小沢一郎幹事長の来県を受け、
県警は約200人態勢で移動中の警護や会場周辺の警備にあたった。
県警警備課によると「総理大臣が来たのと同等」規模だったという。

同幹事長が出席するパーティー会場となった福井商工会議所ビルの
会場入り口には金属探知機3台が置かれ、手荷物検査もあって、
午後4時半ごろから出席者が続々と集まって長い列ができた。

◇小沢氏「このままでは影響」◇

小沢幹事長はパーティー後に記者会見を開いた。
主なやりとりは以下の通り。

――福井は自民の強いところだが、
「落下傘」と受け止められる候補者を擁立して今夏の参院選をどう戦うか

「もっと足腰を強くしなければならず、
何としても県民の支持を得て当選に持っていきたい。
立候補する井ノ部航太君は東京出身だが、
大野市や若狭地方に血縁がある。
当選の基本は福井市を中心とした地域だが、私の主張のように
地縁血縁の強い川上から歩き始め、県内を回って理解を求めるしかない。
地域のためにがんばるという本人の心がけと行動次第だ」

――今回の政治資金規正法違反事件が参院選に与える影響は

「ちょうど1年前、(西松建設事件が)始まったことは、
私の不徳のいたすところだ。
(今回も)メディアの報道量が多く、ご批判が今のままであれば、
いろいろと影響が出てくると思う。
私としてはできるかぎり公正な捜査に協力しながら、
できるだけ早い機会に国民のみなさんにも理解できる結論を得て、
参院選に臨みたい」

――整備新幹線の未着工3区間について、
国は今年の夏までに新規着工の優先順位を示す方針を示しているが

「北陸新幹線はつながないと意味がない。
地域の利便性を増進させると同時に、
第2東海道的な意味を持つ新幹線になるだろう。
やるならば早くしないと時代遅れになる。
経済効果や費用対効果も薄れていく。
ぜひ現実に着工してもらうよう、政府に働きかけていく」


http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20100119/CK2010011902000018.html

民主パーティーに首長や各界トップずらり(中日新聞)

民主党の小沢一郎幹事長が出席した18日の民主県連政経パーティーには、
政権交代を象徴するかのように各界のトップらが顔をそろえた。
強い追い風が吹いた衆院選でさえ選挙区で全敗した民主が
保守王国を崩せるのか、
県連は夏の参院選に向けて与党の利点を生かす構えだ。

小沢幹事長は「衆院選の小選挙区で福井はもう一歩及ばなかったが、
皆さまのお力で夏の参院選に勝たせていただきたい」とあいさつ。
パーティー後の会見では北陸新幹線の県内延伸にも配慮を見せ、
「着工してもらいたいと政府に働き掛けたい」と強調した。
パーティーは経済界の拠点の福井商工会議所で開催。
西川一誠知事をはじめ、ほとんどの市長、町長に加え、
保守支持層とされてきた経済界、農業、建設関係などの
業界団体トップも出席した。

西川知事はあいさつで
「夏の選挙で民主党の皆さんが良い結果を出すことを期待する」
と踏み込んだ。
約600人の会場があふれて入場制限する状況に、
長年の民主党員は「野党だった例年とはまったく違う」
と驚きを隠さなかった。

全国で唯一、衆参の選挙区で全勝中の自民県連も警戒を強める。
15日の執行部会では幹部から
「小沢さんが一番憎いのが福井だろう。
今回は相当力を入れてくるはず」との声が上がっていた。

コメント (2)
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淺川マキさんも赤い橋を渡っていってしまった・・・

2010-01-18 | 映画・音楽・演劇・絵画など芸術関連

2010年1月18日(月曜日)
淺川マキさんが亡くなった・・・
さっきから、「朝日の当たる家」「ちっちゃな時から」
「赤い橋」「かもめ」「夜が明けたら」なんかを
かけっぱなしにしている・・・

ふしぎな橋がこのまちにある
渡った人は帰らない・・・
淺川マキさんも赤い橋を渡っていってしまった・・・
渡った人は帰らない赤い橋を・・・
(これは作詞が北山修さん)

めぐる季節の人の世に
夏もあります  秋もある  
冬さえあるに  春だけを  
女は春を売りまする

いつも ドアを開けたままで着替えして
男達の気を引く浮気女
かもめ かもめ 笑っておくれ

わたしが着いたのは
ニューオリンズの朝日楼という名の女郎屋だった・・・

「死春記」も「かもめ」も
「朝日楼~朝日の当たる家~」も
春をひさぐ女の唄・・・

ライブは学生のころに何度かいったけれど
今は、CDで聴くだけ・・・
もう一度、ライブに行きたかったなぁ・・・

新聞記事の多くは「アングラ歌手の女王の突然の死」などと
書いているけれど、
アングラじゃないと淺川マキさん自身が語っていたのに・・・

さて、今日、召集された国会。
明日は代表質問。
おっと、そのまえに今日は
渦中の人・小沢さんが福井へ来ているのです。
東京から来ていた番記者の質問には答えなかったとかで
これも問題になりそうな気配・・・

http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_23468

幹事長辞任重ねて否定=参院選に影響の可能性−民主・小沢氏
2010年 1月 18日  22:13 JST

民主党の小沢一郎幹事長は18日、福井市内で記者会見し、
自身の資金管理団体の政治資金規正法違反容疑事件に伴う
自らの進退に関し「できる限り公正な捜査に協力し、
国民が理解できる結論を得て参院選に臨みたい」と述べ、
幹事長職にとどまる考えを重ねて示した。
事件が参院選に与える影響については
「これだけいろいろと批判をいただけば、
影響が出てくることはある」と述べた。

秘書を務めた石川知裕衆院議員が逮捕されて以降、
小沢氏は16日の民主党大会後にぶら下がり取材に応じたが、
記者会見をするのは初めて。
会見は、参院選候補者の発表を兼ねて開かれた。

小沢氏は、報道各社の世論調査で幹事長の辞任を求める声が
多いことに対しては
「去年の3月(の公設第1秘書が逮捕された際)もそうだったが、
きちんと説明をした結果、国民の皆さんも理解していただけた。
皆さんの理解をいただき、(衆院選で)政権を負託された」と述べた。
検察当局から任意の事情聴取を求められていることや、
党内で説明責任を果たすことを望む声が出ていることへの対応には、
言及しなかった。 
[時事通信社]

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