議会最終日・・・市が最終日に提案してきた第47号議案。
敦賀駅前に建設される立体駐車場の工事請負契約の件である。
内容は、一般競争入札で塩浜工業が落札、
その金額が、6億9541万2千円(消費税込)というもの。
で、その入札結果一覧を見て仰天した。
なんと! 請負率99.99%!
しかも・・・しかもである。
無効となった4社はすべて8億以上の入札金額!
加えて、どこの会社もとても7億近い工事を
請け負えるとは思えない工務店レベルのところばかり。
市が提示した設計額は6億4394万5千円(税抜)なのにである。
始めから無効となるのをわかっていて、入札に参加したとしか
思えない今大地。
どう考えたってちゃんと、一般競争入札で落札しましたよ!
のためだけに仕組まれたとしか思えないけれど
証拠があるわけではない。
一覧表を見て今大地が推理しただけである。
本会議で議案の提案説明があったときに質疑したが
電子入札だったし、市が操作できる問題でもない。
前代未聞の入札結果に対して行政の考えを聴いたが
答えようがないわな・・・
それでも不信感を払しょくできないのは、
塩浜工業ありきの出来レースだったのではないか?
という、今大地の疑心暗鬼のせいかもしれない。
47号議案には、当然、反対したけれど
疑惑のニ文字が、いまも脳内で増殖中である。
さて、本会議の最後に議員提案による
「敦賀市議会倫理条例の一部改正の件」が
提案者によって説明された。
今回、議員間で協議がおこなわれ全会一致で
改正案を可決しようということになっていた。
ただし、内容は
「請負等の契約については、市民に疑念を生じさせるような
行為をしないこと」となった。
でも、地方自治法92条の2も明記されたし
配偶者もしくは2親等委以内の親族が経営し・・・など
これまで明記されていなかった点が、盛り込まれたことは
小さな一歩ではあるが、次の段階への希望も見えてきていた。
で、今大地は、
☆これまでの条例との大きな違いは何か
☆疑念を生じさせるような行為をしないことというのは
実際に、市の請負契約は行わないということか
☆条例施行後、請負等の契約が明らかになった場合は
市議会としてどのような対応をするのか
☆市民から疑念があると申立があり説明を求められた場合
市議会としてどのような対応をするのか
の4点を提案者に質疑した。
条例の4条からは違反している疑いがあれば
調査請求や、倫理審査会の設置などの条項があるから
そこで、対応できるという答弁がかえってくるもんだと
思っていた。
なのに・・・かえってきたのは、疑念とは刑事問題だの
マスコミに報道されることだのと訳の
分からん答弁だったのである。
請負契約をしていても何も問題はないのか?
という、再質疑にも明確な答弁はなく
は~・・・結局、今大地は反対してしまったのである。
なんだか提案者をイジメた問題児になった気分である。
最終日・・・ホンマ疲れた・・・