報道各社が伝えた今日の大きなニュース・・・
ウクライナの首都の呼称に関し、政府が
ロシア語に由来する「キエフ」(Kiev)から、
ウクライナ語の読み方に基づく
「キーウ」(Kyiv)に変更すると発表した。
各省庁で作成する文書は今後、キーウを用いる。
「チェルノブイリ」を「チョルノービリ」に
改めるなど、首都以外の地名も同様に
ウクライナ語読みに統一する。
国の象徴とも言える首都の呼称を変えることで、
G7をはじめとする国際社会と連携し、
ロシアによる侵攻が続くウクライナへの
連帯を示す狙いがある。
その他の地名に関しては、「オデッサ」を「オデーサ」、
「ドニエプル」を「ドニプロ」にそれぞれ変える。
****:以上、記事から引用****
なかなか決着がつかないなかでの政府の決断・・・
気になるのは、追い詰められている(?)
ロシアのプーチンが
何を仕掛けてくるのか・・・である。
ロシアでは、いまだに70%の支持率だという
プーチンだけど
ホンマかいな? と思ってしまう。
近くて遠い国ロシアだけど、
敦賀は戦前、ロシアと深いつながりがあったのも
確かである。
敦賀商業高等学校(敦商・・・とんしょう)と
呼ばれていた時代、ロシア語が必須科目だったと
父・ナオゾウさんから聞いたことがある。
シベリアで収容所に抑留されていたとき
所属部隊の桂隊長から、
絶対にロシア語ができると言うな・・・
スパイにされてしまうと言われたらしい。
桂隊長は、部隊全員が生きて日本に帰るのだから
ぜったいに死んではならぬ!と
ことあるごとに言い聞かせていたという。
そう言えば、ナオゾウさんがロシア語を話すのを
聞いたことがなかった・・・
ロシア語を封印したまま、一生を終えたのである。
欧亜国際列車につながる港町・敦賀の歴史を
今につなげていくなかでの今回の侵攻には、
複雑な感情を抱いているひとりでもある。
人が歴史をつくるのか・・・
歴史が人々を翻弄するのか・・・
ニュースをどのように捉えればいいのか・・・
春の雨が温かさを奪っていく夜に
悩みだけが深い。