今日の考え事〈applemint1104〉

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「デジタル・タトゥー」1話の感想

2019-05-21 11:05:12 | ドラマ

ユーチューバーが主役らしく面白そうなので見てみました。
瀬戸康史演じるタイガという男は人気ユーチューバーです。
が、愚にもつかない事をするタイプではなく、攻めるタイプの人です。 ダイレクトに思った事を言い暴言を吐き、見る人たちを炎上させてビュー数を稼ぐタイプです。

ところがそんなタイガが、ある視聴者に強迫めいたレスをされました。
「何月何日にお前に天誅を下す」と書かれ、実際その通りにタイガは後ろから襲われてしまいました。
ホームで電車が来るところを押されて転倒しました。が、間一髪で助かりました。

悪質です。タイガは高橋克実演じる弁護士、岩井に相談に行きました。
でもまったく気があわなそうな弁護士です。案の定断られました。星の数ほどいる弁護士なのに、なんでこの人に?と思いました。 しかもネットに疎い弁護士です。

タイガは独自のやり方で強迫した男を突き止めていきます。
見ていると手際よくあっという間に相手を特定出来ました。
「なるほどこうやって調べて探していくんだ」とタイガのやり方に興味津々でした。
トモチンなる男、緒方がどうもそうらしいのでした。 弁護士がこの男の住むアパートに出向いて行きますと、女性のキャラを被った男が踊りを撮影をしていました。 でもこの男ではなかったのです。

本当は違う理由からタイガは狙われたのでした。
タイガには過去がありました。 父親が有名な政治家の彼は、中学時代に教師にからかわれ、怒りで教師を彫刻刀で刺してしまったのでした。 また、兄が謎の自殺をしてしまったのです。
デジタルタトゥーというのは、「書いたことがそのまま残ってしまう」ことではなく、タイガの過去がそのままデジタルに入れ墨のように残ってしまうということなのでしょう。

ここで私の勘違いが発覚しました。
SNSに書いたりユーチューブなどでしたことがそのまま残るのがデジタルタトゥーだと思っていましたが、冤罪や噂がそのまま検証もされずにデータとして残り続けるということのようです。 ちょっとがっかりしました。

私は「普通の人が発信するさりげない言葉が恐ろしいことになる」というデジタルの怖さを見たかったです。
このような最先端の出来事を扱うドラマでも、実は裏にもう一つの大きな事件があって、それを追っていくという定番のドラマになってしまうのかと思いました。

瀬戸君も高橋さんも、前のめりなタイプな役だけにこれからの展開がどうなるのか見当がつきません。
今後もユーモアのある感じではなく、シリアスに進んで行くのでしょうね。
タイガの父親や兄の事件がメインになるのでしょうか。
でも、今回瀬戸君がやったようにネットで人を探し出したり特定したりする方法がまた見てみたい。
それを期待しています。



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