今日の考え事〈applemint1104〉

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「コンフィデンスマンJP」7話の感想

2018-05-24 10:21:30 | ドラマ
日にちが経ってしまいましたが‥。
毎回トンデモな事をして、人を騙し、大金を稼ぐダー子とその仲間。
回を追う毎に非現実的になり、今回は資産10億の大金持ちを騙すたくらみをします。
いまいち何故この老人が疎まれるのか分からないですがどうも投資屋が汚い稼ぎをしているからカモにしてもいいんだといった感じです。
老人の与論は子供の誰かに10億の遺産を譲ると手紙に書いていました。
与論には正妻の子の他に、妾腹の娘がおりました。この男の血を受け継いだろくでもない女という設定です。
彼女は窃盗などを繰り返してムショに入っています。
そして、自分はこの仕事の方が性に合ってると、老人の資産などには無関心です。
 
そこでダー子が彼女に成りすまして、18年ぶりに彼女の実家へ帰るのです。
が、そこには上の兄と姉がいました。どうも父親の遺産を狙っているらしいです。
しかし良く調べてみると、なんと二人とも詐欺師でした。姉と兄に成りすまし、虎視眈々と父親が死ぬのを待っているのです。
ダー子は父親と二人の様子を伺いながら仲間の手も借り、着々と準備をして財産に迫って行きます。
その手口はなかなかのものです。

なるほど、4人いると役割分担が出来て、ホントにすごい効果を生み出します。
犯罪ってチームワークなんだ…と思わず凝視しちゃいました。
そして切羽詰まると4人目の男、五十嵐が出てきて颯爽と素晴らしい仕事をしてくれます。
今回は老人の金庫ごと運び出し、そっくりなものと入れ換えました。
こんな芸当、詐欺師にしかできない…
ここをもっとじっくりやって欲しかった。
 
中身を入れ換えた金庫にはエロ写真と他のものが入っていて10億円などありません。
運び出した金庫には、確かに10億円がありました。見事略奪に成功したのです‥
 
にしても、もう片方の詐欺師があんまりマヌケなのでびっくりしました。
また、本物の娘息子がまったく登場していなくて、不自然でした。
最後の方で兄と姉は自分で会社を持っているから父親の財産については無関心とかありましたが、都合のいいつじつま合わせでしょう。
こんな上手く行くかよ、それに、ダー子の方は重犯罪だろう…。
 
でもこういう上手く行く展開を見たくて見てるのだから仕方ありません。
ラストで、亡くなった老人が霊となって花火見物の席に現れ一緒に花火を見たり、秘書が最後の愛人ですでにかなりの額のお金を貰っていたというのがせめてもの救いです。
 
一体ダー子は何のために金の亡者になってるんだろう??
お金を宙に放り投げたり、まったく良心の呵責がないところに私はちょっとイラッとします。
何か大きな目的のためにしているんなら許されるけど、そして今回だって老人がただ相場師なだけでしょ?合法じゃん。
あんたの方がもっとずっと悪い事してるよ、と思ってしまいます。
 
あーでも、またスカッと誰かを騙す手口が見たいから、(そしてそれを楽しみにしている)来週もまた見てしまうんだろうな。
脚本家はリーガルハイの人なんですね。何か世界が似てますね。主役の堺さんもすごいハチャメチャでしたもんね。


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