今日の考え事〈applemint1104〉

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「地味にスゴい!校閲ガール」5話の感想

2016-11-04 09:32:35 | ドラマ
今回は中身がたっぷりの一時間でした。
仕事がパワフルなのと行動が素早く大胆という悦子に、周りも振り回されながら、やがて認めざるを得ないという事態になっていきます。
台風の目のような彼女です。
 
今週悦子は一目ぼれした小説家兼モデルの折原と初デートをしたりします。
また「クラッシィ」のスタイリストから雑誌のディレクターになったフロイライン登紀子という憧れの人が、イタリアで本を出版するのを知ります。
その校閲を任された悦子は、緊張します。
が、イタリアという遠くの地の情報を確かめる術がないことに不安を感じ、苦肉の策を考えます。
町でアンケートをイタリア人に配り、情報の真偽を確かめようとします。
編集部が「文章だけの校閲でいい」と言ってるのに…またこの出すぎた行為です。
 
彼女は自分の考えでどんどんやってしまいます。
こんな人がいたらそれはそれで凄いと思うんだけど…。
 
さてさて、意外や意外、伝説のスタイリストであるフロイラインは、実際社に来てみるとワンマンディレクターでした。
周りの人やスタッフを一刀両断する鼻持ちならない人です。
悦子は思わず「そんな人だったんですか…」とつぶやいてしまいました。
 
一方、悦子の後輩の森尾はずっとグダグダしています。
「何がやりたいのか分からない」「ダメ出しされる」「熱意が起きない」のようなことを同居人の折原にぶつけています。
私は、この本田さんのかったるい演技が気になってしょうがありません。
脱力系というか、これは桃井かおりを意識してるのか?
(それはない)演技が下手なだけなんですかね。
しかし、これは賛否両論のよう。こういう演技を支持している人もいるようです。うーん…
 
自棄的な森尾と、結果が出なくてもどんどんやりたいことをやってしまう悦子。
自然に意見がぶつかってしまいます。言い合って気まずい雰囲気に…
 
悦子は編集の八郎に注意されます。何でもかんでも思った事をすぐ喋りすぎると言うのです。
「そうなんですよね。私って頭と口が直結してるみたい」と彼女は反省してる様子ですが、次のシーンではケロリと路上でビラを配っていました。
 
ところが、この悦子の独りよがりな行動が功を奏して、ビラを受け取ったイタリア人から沢山のメールが届きました。調査に協力してくれたのです。
それを知って、フロイラインも心が変わりました。
何でもかんでも「無駄だ」と指摘する彼女が、無駄な仕事ばかりの悦子を認めたのです。
 
いつも全力で物事に挑む彼女が、周辺を明るくし、困難を軽々と乗り越えていきます。
与えられた環境の中で精一杯生きてるという、奇特な人ですね。
 
今回はちょっと反省させられました。
悦子の派手な服装はちょっと…と思う、だけど頑張っている。まぁきれいだからサマになるんだろうけど。
活力がありますよね。いつも楽な服装の自分を思わず振り返ってしまいます。
このくらいしてもかまわないんじゃないかと。
悦子の部屋もキッチュだけど、可愛いです。じーっと見てしまいました。
小道具さんの努力ですかね。
 
いやー、見どころ満載でした。悦子の行動力と表現力。校閲にしておくのは勿体ない。
むしろこれまでどんな人生を生きて来たんだろうと興味が起きます。
 
光と影の二人に挟まれ、菅田君の存在感が希薄です。
でもよく見ると、ちゃんと役作りをしているんですね。観察してみて下さい。


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