今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「レディ・ダ・ヴィンチの診断」5話の感想

2016-11-09 14:41:27 | ドラマ
これはある症状を起こした患者がそれにとどまらず幾つもの症状を起こし、重症化していくのを、
解析診断部という7人の様々な分野の女医が力を合わせて解明していく話です。
 
NHKのドクターGをドラマにしたような感じです。
今回は、屋上から落ちて怪我をした建築士の話でした。
はじめ自殺と見られたのですが、どうもそうではないよう。
色々な病気の可能性を女医たちは話し合いますが、どれもしっくりこないのです。
志帆は患者に絵をかかせて、患者の奥山が空間の半分が見えていないのを突きとめます。「半側空間無視」というものです。(中居くんのドラマになかったっけ?)
さらに調べると、どうも脳梗塞をあちこちに起こしているよう。
それは心臓の心房細動から来ているのでは?と部長の岩倉が推測しますが、そうでもない。
 
志帆は娘のまおの話からヒントを得ます。
これがとても不自然な会話です。
なぜ娘がそんな鋭いヒントを言うのか、都合のよい突っ込みな感じです。
そして志帆は疑問を抱きながら患者の妻との話で、病気の因果関係を発見します。
 
重箱の隅をつつくような細かい推理で病気を突き止めるのです。
志帆は脳神経外科の天才医らしいですが、推理も天才、なのでしょう。
頻発する脳梗塞は、実は卵円孔開存症が原因でした。
右心房と左心房の間に穴が開いていてそこから小さな泡が流れ出すのです。
 
それにより脳梗塞が度々起きていたのだと。腹圧が上がることからそうなるのだとか。
すごい‥
滅多にない病気をピンポイントで当てたのです。
 
そして、こういう晴れがましい職場とは裏腹に、志帆自身は濃い闇を抱えていたのです。
それは、このドラマ全部を覆す恐ろしい現実でした。
 
どうも、志帆は自分に娘がいるという幻覚に捕らわれているようなのです。
毎回出てくる女の子が、実際はいないのです。(ぞーっとしました)
時々何らかの刺激があると、志帆は頭痛を起こします。すると何もかも手につかなくなって職場を離れてしまうのです。
 
天才的外科医の彼女は、何かの理由で前の病院を離れました。
その理由はどうも恩師である北畠だけが知っているようです。
 
という粗筋でした。長くてゴメン…
 
素朴な感想ですが、こんな素晴らしいチームがもし自分を診察してくれたなら、どんなに幸運だろうと思います。
 
でもドラマ的には…、女医7人がみな似たり寄ったりの印象でお互いの存在が薄まっています。
そして幻覚を見続ける天才外科医が、仕事に支障をきたすほど苦しめられています。
私は、普通に会話している親子を微笑ましいと思っていました。
なのに、それが彼女の頭が作り上げた娘だというのは…恐ろしすぎます。
そのミステリーの部分が、尺が短いせいか響いてこない。
また、私の感想ですが、吉田さんがあまりにも活躍していて、もはや新鮮でなくなった感が強いのです。
こういう特別な役は、意外な人にやってもらったほうがいいのでしょうか。
 
私は吉田さんが大好きです。キリッとしていて、何て美しい人だろうと見とれてしまいます。
でもテレビに出すぎてしまったのかなぁ。CМも10本以上ですもんね。ちょっと残念です。


コメントを投稿