今日の考え事〈applemint1104〉

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「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」6話の感想

2021-02-18 11:17:34 | ドラマ

かなり話が整ってきました。今回は漱石が熱で(40度超え)車の運転を誤り、事故寸前で済んだものの入院します。
碧が病院にかけつける所から始まります。
しかしここから首を傾げるシーンが始まります。
碧は病室にも関わらず次々に呆けたことを言い、病室で漱石にキスを迫り、漱石を動揺させます。
普通に考えて、熱が40度もある人は寝ているのが精一杯です。ただぐったりしてるだけでしょうに。碧が大人と思えない非常識な人に見えます。
場所と時をわきまえず、自分の気持ちや立場を延々と喋る。その掛け合いがユーモアだとでも言いたげです。が、ひたすら寒いだけ。

シリアスを書く人が面白い事を書こうと頑張ってみても滑るいい例です。
繊細な会話が上手い人なのに、コントにしようとするから…。無理なことはしない方がいいのになぁ。
しかし物語りは進んで行きます。

天真爛漫と世間知らずで押し通して、碧はそれなりに友人やファンを集めています。
基本的にこのドラマの男性は優しいんですよね。女性の聞き役で、変な発言や行動をしても大目に見てくれます。
全体的にフェミニズムなんでしょうね。

私は空の性格が馴染めません。ぶっきらぼうで、どこでもズケズケ言ってそれで通っている。誰も諫めません。
オタクって、世間に気を使って生きています。もっとオドオドしてるもんじゃないの?(自分がいい例)
あ、でもそれは昔の話か…。
空だけじゃなくて、碧は幼なじみの家へ上がり込んで食事したりデザート食べたり、大声で自分の事を喚いたり我が物顔に振る舞っています。
いくら幼なじみだって言っても、それを許しておくゴンは、何か弱みでもあるの?
それとも碧の演技不足なのか?
もっと高飛車な演技なら納得出来たのかもしれません。
空もねぇ、もう少し可愛げがあったら…。ただ怖いだけの気がしてなりません。

今回は光のシーンが多くて、光がまるで準主役のようでした。(満足です!)
光と空の距離が微妙です。空は渉先生が大好きで次のデートにワクワクしています。光は何故か空が好き。でもその気持ちを空は察していません。
空は自分の血液型がABで母親の葵がOなのを訝しく思います。O型からAB型の子供は生まれないのです。
とすると、碧は自分の本当の母親じゃないってこと?
空は病院で血液型を調べて貰いますがやはりAB型でした。

碧はしまい込んでいた母子手帳の位置が変わっているのを発見し、空が自分たちの親子関係に不信感を持って調べていることに気づきます。

空は血液型の結果を知りショックで家に帰りたくなくなります。
光の部屋へ来ましたが、光は気を使って部屋を空に貸します。自分は漫画喫茶へ。
空も後をつけて一緒に漫画喫茶へ行きます。そこで二人で色々な話をしている内に、次第に心が通ってきます。
光は抑制の効いた大人のようです。結局ガツガツしていない辛抱強い男が、こういうタイプの女性をものにするんでしょうね。
「空と光ってステキな名前があるのにどうして名前で呼び合わないの?」と母親が言ったとか、「水無瀬と呼ぶとその先に空が見える」と光が言う、作者の本領発揮の繊細な会話が続きます。

わがままな母親は、流行作家なので許されるとして、空はいつまでこのままなんだろう。
自分の出生の秘密を知るという試練を乗り越えた後、空の性格は変わるんだろうか?
人の弱みというものを知る、自我が強いだけの女の子から脱却してくれればいいのになと何となく思いました。

 

 



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