仲間は誰も行かないので、観光も何もない日帰り。
一人だから、スタジアムにはキックオフの1時間前くらいに着けばいいかと、ノンビリと新幹線で行った。
名古屋は、姉が安城市に住んでいたので、毎回、一緒に応援に行っていた。ゴール裏で応援したり、時にはメインやバックで応援したり。
豊田スタジアムでの試合には、途中にあるうどん屋さんに寄り、いつも味噌煮込みうどんを食べた。
でも、姉が亡くなってから、いつも一人で行っている。なぜか、仲間は名古屋には行かないので。
通いなれた地下鉄桜通線に乗ったら、小学生の坊やを連れたお母さんと一緒になった。
お母さんは、「初めての名古屋なので不安で」
「大丈夫、私と一緒に行きましょう。この地下鉄で下車してもいいけど、途中、新瑞橋で名城線に乗り換えて一個目の駅で降りた方が、スタジアムまで近いし、何といってもウチのゴール裏に直だから」
彼女は、どうしても名古屋に行きたくなってチケットを買おうとしたら、もう、ゴール裏は売り切れで、メインのアウェイ寄りを買ったそうだ。そんなに東京サポーターが行くのだとビックリ。いつも、空いている事が多いのに。
男の子の着てる東京青赤ユニに、「もかして、東京のサッカー教室に?」
「そうなんです。今度の横浜戦で、横浜の子供達との試合があるんですよ」
「え、前座試合をするんですか?クラシコみたいに」
「そうだといいんですけど、味スタの近くの競技場で試合をして、終わったら、直ぐに味スタに行くんですよ」
「そうなんですか。それなら、前座でやってくれた方が、私達も楽しいのに」
そんな事を話しながらスタジアムに着き、私はスタジアムに入った。
確かに、ゴール裏が売り切れの通りにほぼ青赤で埋まっていた。私は、空きがあるメイン側にユックリと歩いていると、知り合いに声をかけられた。
アウェイに行くと、時々は会える。
そこで、しばらく東京の諸々の話しをした。アウェイに行くと、ホームではなかなか会えない人達と会って話が出来るのが楽しい。
上通路のそばに空きを見つけて座ったら、両脇の人達が席を詰めて、私の後から来たお父さんと男の子の二人も座り、時々はそのお父さんと話をする。メガネをかけた可愛い男の子。とっても楽しそうだった。
試合が始まって、何か、ピリッとしないなと思いながら応援していた。私の周りはほとんどの人が座っているので、座って応援していた。
森重のオウンゴールあたりから、隣の女性達が立って応援し始めたので、私も立って応援を始めたら、コウスケからのエドゥーの美しいゴール。
周り中の人達とハイタッチ。モチロン、可愛い坊やとお父さんとも。坊やの笑顔がとっても可愛い。
そして、また、闘莉王のヘッドを決められた。何となく、闘莉王には決めらるというイメージがある…。
昨日は何となく武藤くんが元気がないなと思いながら見ていた。いつものようには、あまり走らない。痛めた所が万全ではないのか、疲れているのだろうか。
後半、そんなヨッチにゴール裏から、「ムトウー、ムトウー、シュート打て」 コールが出た。
目の前だから、ハッキリと聞こえただろう。
だから、ヨッチが、ボールを持って、私達から見て右へドリブルで流れた時には、もう、ゴール裏が固唾をのんで、それこそ、食い入るように見つめた。
シュートを打った! ボールがスーッとGKを横切った! 直後にネットが揺れた!
ゴール裏の爆発の雄叫び!
もう、最高だった。
あまり、調子が良く無くても、ヨッチの決めきる気持ちの強さが凄い。
しかし、逆転勝利にはならなかった。内容を見れば、引き分けでもしょうが無いのかなと思う。
名古屋地方は、3時から雨の予報だった。本当に、ゲーム終了の3時から雨が降って来た。
帰り、地下鉄へ続く道路へ出たら、前を知り合いのグループが歩いていた。声を掛け一緒に歩く。
彼女とは、東京がJ1に上がって国立がホームだった時に、たまたま後の席にいて、東京がゴールしてハイタッチをして、その時からの知り合い。時々、スタジアムで一緒になり、挨拶する程度だったが、いつしか、親しくなり、ACLでは一緒に中国へ行った。
会えば、東京を熱く語り、そして、次の応援へと気持ちが熱く繋がって行く。
帰りの地下鉄は、彼女達は栄まで行くというので、途中でサヨナラした。
私は、名古屋駅で、姉の長男夫婦と待ち合わせて、ちょっと早いが夕食を食べながらのおしゃべり。
姉は、若いころから、絵を描く事が趣味だった。日本画から油絵まで。
姉が亡くなって沢山の絵が残された。姉の子供達と、その絵をどうしょうかと話し合った事がある。姉の息子達は、とても引き取れないと。
処分するのも私としては忍び無い。
私も夫を亡くし、マンションの地下にあるトランクルームは夫の物しか無かったので、そこを整理して、絵を全て引き取ろうかなと思っている。
引き取っても、その後どうするかは考えていないが、当分は考えを先送りするつもり。
そんな事とかを、甥夫婦と話し合った。
帰りの新幹線では、青赤の男性と一緒になり、時々、話をした。
彼も新横浜で降り、横浜戦で町田まで行くというので、そこまで一緒に東京の事を話しながら帰った。
見ず知らずの人でも、ただ、東京のサポーターだというだけで、昔からの知り合いのように話しが弾むのが楽しい。こうして、顔だけ知り合いが増えて行くのが可笑しい。
次は、ホーム新潟戦。南ちゃんの仲間が来るので、ぜひ、東京のカッコいい所を見せて欲しい。次もぜひ行きたいと思えるような。
もう、今年も残り3試合になった。早い、早すぎる。
一つでも順位を上げる為にも
ガンバレ!! トーキョー!!
一人だから、スタジアムにはキックオフの1時間前くらいに着けばいいかと、ノンビリと新幹線で行った。
名古屋は、姉が安城市に住んでいたので、毎回、一緒に応援に行っていた。ゴール裏で応援したり、時にはメインやバックで応援したり。
豊田スタジアムでの試合には、途中にあるうどん屋さんに寄り、いつも味噌煮込みうどんを食べた。
でも、姉が亡くなってから、いつも一人で行っている。なぜか、仲間は名古屋には行かないので。
通いなれた地下鉄桜通線に乗ったら、小学生の坊やを連れたお母さんと一緒になった。
お母さんは、「初めての名古屋なので不安で」
「大丈夫、私と一緒に行きましょう。この地下鉄で下車してもいいけど、途中、新瑞橋で名城線に乗り換えて一個目の駅で降りた方が、スタジアムまで近いし、何といってもウチのゴール裏に直だから」
彼女は、どうしても名古屋に行きたくなってチケットを買おうとしたら、もう、ゴール裏は売り切れで、メインのアウェイ寄りを買ったそうだ。そんなに東京サポーターが行くのだとビックリ。いつも、空いている事が多いのに。
男の子の着てる東京青赤ユニに、「もかして、東京のサッカー教室に?」
「そうなんです。今度の横浜戦で、横浜の子供達との試合があるんですよ」
「え、前座試合をするんですか?クラシコみたいに」
「そうだといいんですけど、味スタの近くの競技場で試合をして、終わったら、直ぐに味スタに行くんですよ」
「そうなんですか。それなら、前座でやってくれた方が、私達も楽しいのに」
そんな事を話しながらスタジアムに着き、私はスタジアムに入った。
確かに、ゴール裏が売り切れの通りにほぼ青赤で埋まっていた。私は、空きがあるメイン側にユックリと歩いていると、知り合いに声をかけられた。
アウェイに行くと、時々は会える。
そこで、しばらく東京の諸々の話しをした。アウェイに行くと、ホームではなかなか会えない人達と会って話が出来るのが楽しい。
上通路のそばに空きを見つけて座ったら、両脇の人達が席を詰めて、私の後から来たお父さんと男の子の二人も座り、時々はそのお父さんと話をする。メガネをかけた可愛い男の子。とっても楽しそうだった。
試合が始まって、何か、ピリッとしないなと思いながら応援していた。私の周りはほとんどの人が座っているので、座って応援していた。
森重のオウンゴールあたりから、隣の女性達が立って応援し始めたので、私も立って応援を始めたら、コウスケからのエドゥーの美しいゴール。
周り中の人達とハイタッチ。モチロン、可愛い坊やとお父さんとも。坊やの笑顔がとっても可愛い。
そして、また、闘莉王のヘッドを決められた。何となく、闘莉王には決めらるというイメージがある…。
昨日は何となく武藤くんが元気がないなと思いながら見ていた。いつものようには、あまり走らない。痛めた所が万全ではないのか、疲れているのだろうか。
後半、そんなヨッチにゴール裏から、「ムトウー、ムトウー、シュート打て」 コールが出た。
目の前だから、ハッキリと聞こえただろう。
だから、ヨッチが、ボールを持って、私達から見て右へドリブルで流れた時には、もう、ゴール裏が固唾をのんで、それこそ、食い入るように見つめた。
シュートを打った! ボールがスーッとGKを横切った! 直後にネットが揺れた!
ゴール裏の爆発の雄叫び!
もう、最高だった。
あまり、調子が良く無くても、ヨッチの決めきる気持ちの強さが凄い。
しかし、逆転勝利にはならなかった。内容を見れば、引き分けでもしょうが無いのかなと思う。
名古屋地方は、3時から雨の予報だった。本当に、ゲーム終了の3時から雨が降って来た。
帰り、地下鉄へ続く道路へ出たら、前を知り合いのグループが歩いていた。声を掛け一緒に歩く。
彼女とは、東京がJ1に上がって国立がホームだった時に、たまたま後の席にいて、東京がゴールしてハイタッチをして、その時からの知り合い。時々、スタジアムで一緒になり、挨拶する程度だったが、いつしか、親しくなり、ACLでは一緒に中国へ行った。
会えば、東京を熱く語り、そして、次の応援へと気持ちが熱く繋がって行く。
帰りの地下鉄は、彼女達は栄まで行くというので、途中でサヨナラした。
私は、名古屋駅で、姉の長男夫婦と待ち合わせて、ちょっと早いが夕食を食べながらのおしゃべり。
姉は、若いころから、絵を描く事が趣味だった。日本画から油絵まで。
姉が亡くなって沢山の絵が残された。姉の子供達と、その絵をどうしょうかと話し合った事がある。姉の息子達は、とても引き取れないと。
処分するのも私としては忍び無い。
私も夫を亡くし、マンションの地下にあるトランクルームは夫の物しか無かったので、そこを整理して、絵を全て引き取ろうかなと思っている。
引き取っても、その後どうするかは考えていないが、当分は考えを先送りするつもり。
そんな事とかを、甥夫婦と話し合った。
帰りの新幹線では、青赤の男性と一緒になり、時々、話をした。
彼も新横浜で降り、横浜戦で町田まで行くというので、そこまで一緒に東京の事を話しながら帰った。
見ず知らずの人でも、ただ、東京のサポーターだというだけで、昔からの知り合いのように話しが弾むのが楽しい。こうして、顔だけ知り合いが増えて行くのが可笑しい。
次は、ホーム新潟戦。南ちゃんの仲間が来るので、ぜひ、東京のカッコいい所を見せて欲しい。次もぜひ行きたいと思えるような。
もう、今年も残り3試合になった。早い、早すぎる。
一つでも順位を上げる為にも
ガンバレ!! トーキョー!!