ふみさんの日々雑感

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高速道路のトイレ

2009-09-04 17:03:35 | Weblog
最近、高速道路のトイレが豪華になっている。

清水からの帰りの夜、海老名サービスエリアのトイレに入った時、ビックリした。入り口にリニューアルと書いてあったが、トイレのドアは大きな木目調。一見、劇場のトイレみたい。中は、ゆったりとしたウォシュレット。

手洗いは、明るく色もきれいで、鏡もピカピカ。水が自動で出るが、ちょっと涼しいとはいえ、お湯が出た。

たかがトイレ、されどトイレ。不特定多数の人が利用する公衆トイレ。それも、デパートや劇場とは違う高速道路のトイレ。こんなに、豪華でいいのだろうかと、考えてしまう。

何かと問題になっている道路公団とか、天下り何とか財団とは関係ないのだろうか。税金の無駄使いとは関係ないのだろうか。

外国の有料トイレだって、もっとみすぼらしい。

高速バスや観光バスで旅行して感ずるのは、トイレ休憩の時間が短いために、込んでいる時の順番待ちの長い行列である。もっと、トイレが多かったらな、とか、一箇所ではなく複数箇所あったらなと、よく思う。

飲み物とか食べ物とか、ちょっと欲しいと思っても、トイレの行列で買う時間がなくて急いでバスまで帰って来る事もある。私は、豪華なトイレよりも数が欲しい。

職場でそれを話題にした時、同僚の女性が「私は、外のウォシュレットは、絶対使わない。だって、気持ち悪いじゃない。ちゃんと使っている人いるのかしら」と言う。家のトイレはウォシュレットではないが、想像してみると、確かに気持ち悪いかも。

不特定の人が大勢利用するトイレは、シンプルに洋式で掃除が行き届いていればそれでいいのではないだろうか。多機能な豪華な便器である必要はないと思う。手を洗う水も、真冬だけお湯でいいのでは。

エネルギーを使って省エネに逆行しているし、無駄遣いだなと思うし、故障したら修理にお金もかかる。

お金の使い道に困っているのかしら、と思う程の高い橋脚で空に浮かんでいる第二東名とダブって見えた。

政権与党が変わった事だし、本当に無駄を無くして、未来の日本人への気の遠くなるような莫大な借金を減らして欲しい。私達自身も、目先の損得ではなく、我慢するべき所は我慢し、足元も未来もしっかりと見つめて考えないといけないと、つくづく思った。

子供達の為に、日本国を破産させるわけには行かないのだから。
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