ふみさんの日々雑感

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「日本男児 長友佑都」

2011-06-25 17:12:59 | FC東京とサッカー
長友佑都の本は、買ったけどまだ読んでなく、夫の祭壇に飾ってあった。「お父さん、読んでね」 と。

今年2月、FC東京のキャンプ地の鹿児島に行った時、「今度、長友の応援にイタリアに行きたいね。足を延ばして、イングランドのアーセナルも見たいね」 と話していた。

まだ、何となく長友の本は読めないで、そのまま夫の写真の傍においてあった。

最近、夫の遺品を少しづつ整理し始めている。一つ一つを手に取っては、彼への思いにウルウルしながら。

今日、開いた箱の中は、FC東京の過去の年チケや諸々の東京関連の物が沢山入っていた。

東京のグッズを身につけ、東京のバッグを持ってスタジアムに通う夫の姿を思い出し、夫の遺影の前に座りこみ、話しかけながら胸が詰まった。

そして、長友の本を手に取った。一気に読んでしまった。

内容は、東京サポーターなら分かっている事が多いが、あらためて彼の熱さを感じた。

彼が、今、世界のインテルにいるのは、決して運でも偶然でもなく、必然なんだと思えるほどだ。

彼の夢と目標に向かって努力する姿は、常人にはとてもまねの出来ない程の過酷さを感ずる。

でも、どんなに努力しても報われない人達がほとんどの世の中に、その、努力が努力しただけの結果を生むのは、やっぱり、何かを彼は持っているのだろう。

思い通りに行かないと、直ぐに人のせいにし恨む人が多い中、彼の、周りの人への常日頃の感謝の気持ちが運も手繰り寄せているのかも知れない。

長友くん、ありがとう。何か、元気をもらえたような気がする。

長い老後を一緒に歩いて行こうと思っていた夫はいなくなったけれど、前を向いて歩いて行こう、という気持ちになった。

いつか、イタリアに長友くんのプレーを見に行こうと思う。

ガンバレ!!長友佑都!!



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