友達と三人で清水に行った。
霧雨のような雨が降り続く中、高速で清水に向かう。
以前は、清水に行くと必ず魚市場で寿司とか海鮮丼などの食事をした。
今回も、東名バスで行く友達が、待ち合わせて食事をしょうと言ったが、道路事情で時間が読めないからスタジアムで合う事にした。
私達は、3時頃に着いたら食事をしょうと言っていたが、結局、無理なのでサービスエリアで食事をした。今時のサービスエリアは、本当に凄いの一言。
3人で、東京の事、代表の事、Jリーグ全体の事、よっちの事とか、賑やかに話しが弾む。
昔は、清水戦は、2階の最前列で応援した。立って手すりにつかまりながら応援した。いつからか、そんなに早く行かなくなり、2階の適当な場所で応援していた。そのうちに、1階に場所を移して応援していた。
1階は雨にも夏のカンカン照りの熱さにも大丈夫なので。
それに、サッカー専用スタジアムの1階で試合を見るのは、本当に迫力があって面白い。以前は、1階はそんなに混んではいなかったので、試合展開によっては前に行ったり、後に移動して見たりと自由に楽しんだ。
最近の私達のアウェイは、そんなに早く着こうとは思わなくなった。開門まで待機列に並ぶ事もない。どんなに混んでいても探せば席はあるから。
今回も、先に着いた友達が席を確保してくれている事もあり、そんなに急がなかったが、ただ、駐車場があるかどうか。
いつも駐車している所は、そんなに台数駐車できないので、もう、一杯。でも、そこの係りの人が、「1台分はあるよ」 と直ぐそばの所に案内してくれた。
確かに1台分。それも、一番先頭。そのかわり、終わったらなるべく早く帰って来てと。確かに、奥の人達が出れない。
スタジアムに着いたら、友達が待っていた。1階が満員になっているのにビックリ。最近は、2階よりも1階を選ぶ人が多いのか。知り合いがあちこちに居て挨拶する。
選手紹介の平山には、東京サポーターの拍手喝さい。本当に東京の人達は平山が好きなんだな。
残留か降格かの清水は、キックオフと同時にガンガンと来る。テセとウタカのツートップは、本当に怖い。
川崎時代のテセには、本当にやられた。
目の前に展開される清水の攻撃に、特にウタカにボールが収まるたびにドキドキした。
でも、マルちゃんが動き回り身体を張り、高橋のデフェンス。走って走って走り回ってボールを追いかける河野には、「以前は、走れよ!サボるな!」 って言っていたね、と友達と話す。
本当に変わった。だから、使ってもらえるのだろう。東だって変わった。ポポの頃は、東のプレーに不満で、私達は、名前で呼ばなかった。
今は、ちゃんと名前で呼ぶ。
バーンズが何回もゴールへ迫るが、そのたびに、清水に潰される。もう少し、持ち過ぎずにパスしたらと思うのだが。キーパーと1対1のシーンは、もう少し早めにシュートするか、キーパーをかわして、あるいはループで決めて欲しかった。見ている私達は、勝手な事を言うけど。
しかし、やっぱり、テセに決められてしまった。ボールを持ったウタカに注意が行ってテセが自由になっていた。榎本が弾いた所にテセがいて。そこにいるのがテセ。
先行されると、以前はシュンとなる事があった東京だけど、今の東京サポーターは違う。1階の人達も応援に声を出す。
そして、平山が入って来て、盛り上がりは半端なかった。平山ガンバレ、頼むよ、と。
そして、ショウヤが倒されて、太田のフリーキック。
もう、ワクワクして彼の一振りを待つ。
スピードを持って私達に向かって来たボールは私達から見て左隅のネットを揺らした。
歓喜の瞬間!
やっぱり、太田は凄い。有言実行。追いついて同点。
勝ち越しへと、私達の応援は、ヒートアップ。アディショナルタイムは4分。まだ、行けるぞ、と周り中で声援の声が上がる。
そして、タイムアウト。
1-1の引き分けで試合は終わったが、面白かった。清水が、残留へと必死に走り、東京も勝ち点3へと必死に走った。
潰されても、それでもマイボールにする為に必死に足を延ばす東京の選手達に心が熱くなる。
挨拶に来た選手達に惜しみない拍手を送り、スタジアムを後にした。
帰り、サービスエリアで3人で食事をしていたら、知り合いのゴール裏中心にいる人が来た。
「お疲れさまでした」
「お疲れさま」
彼は、「勝たなければならない試合で、引き分けで終わって涙が出たよ」 と言う。
彼には、試合が不満で、サポーターが不満で、平山のパフォーマンスが不満で…。
言いたい事を言って、去って行ったが、私達は、あの、必死の清水に勝てなかったけど、勝ち点1を拾った事は良かったと思う。
帰りの車の中は、彼の考え方と私達の東京への気持ちとサッカーへの楽しみ方の違いに盛り上がった。
お金を払って東京を応援に、あるいは試合を見に行く人は、思いや楽しみ方は人それぞれだと思う。
勝って勝って優勝はしたい。でも、優勝するチームは1チームしかない。
優勝だけ、それだけが目的は違うでしょう、と私達。
カッコ良く勝つ事もあるし、みじめに負ける事もある。それも、全て含めてサッカー。応援の人達に交じって、ガンガン応援する事もあるし、マッタリと座って試合を楽しむのもサッカー。人、それぞれだと思う。
応援の仕方だって、昔から東京は、人それぞれだった。それが、東京スタイルだった。来る人は拒まず、去る人は追わず。
彼の、東京への勝利への熱い気持ちは分かるが、ちょっと引くよね、と友達と話す。
味スタのゴール裏だって、一部の中心だけが一生懸命に応援している時もあるし、スタジアム中が一体になって、嵐のように盛り上がる時もある。
今日のような試合を楽しめないなんて可哀想。勝つか負けるかは、いろんな要素が絡み合っての結果なんだから。
一試合、一試合を楽しんで応援しょうね、選手も目の前の試合しか考えていないと言っているし、勝っても次、負けても次 と。
来週の水曜日も行こうね、と話しているうちに家に着く。
次は、代表がいないナビスコの鹿島戦。
ガンバレ!! トーキョー!!
行きの高速で、前を走る湘南ベルマーレの選手バス。
途中で海を見る。
ピッチに出る選手を送り出す控えの選手達。
霧雨のような雨が降り続く中、高速で清水に向かう。
以前は、清水に行くと必ず魚市場で寿司とか海鮮丼などの食事をした。
今回も、東名バスで行く友達が、待ち合わせて食事をしょうと言ったが、道路事情で時間が読めないからスタジアムで合う事にした。
私達は、3時頃に着いたら食事をしょうと言っていたが、結局、無理なのでサービスエリアで食事をした。今時のサービスエリアは、本当に凄いの一言。
3人で、東京の事、代表の事、Jリーグ全体の事、よっちの事とか、賑やかに話しが弾む。
昔は、清水戦は、2階の最前列で応援した。立って手すりにつかまりながら応援した。いつからか、そんなに早く行かなくなり、2階の適当な場所で応援していた。そのうちに、1階に場所を移して応援していた。
1階は雨にも夏のカンカン照りの熱さにも大丈夫なので。
それに、サッカー専用スタジアムの1階で試合を見るのは、本当に迫力があって面白い。以前は、1階はそんなに混んではいなかったので、試合展開によっては前に行ったり、後に移動して見たりと自由に楽しんだ。
最近の私達のアウェイは、そんなに早く着こうとは思わなくなった。開門まで待機列に並ぶ事もない。どんなに混んでいても探せば席はあるから。
今回も、先に着いた友達が席を確保してくれている事もあり、そんなに急がなかったが、ただ、駐車場があるかどうか。
いつも駐車している所は、そんなに台数駐車できないので、もう、一杯。でも、そこの係りの人が、「1台分はあるよ」 と直ぐそばの所に案内してくれた。
確かに1台分。それも、一番先頭。そのかわり、終わったらなるべく早く帰って来てと。確かに、奥の人達が出れない。
スタジアムに着いたら、友達が待っていた。1階が満員になっているのにビックリ。最近は、2階よりも1階を選ぶ人が多いのか。知り合いがあちこちに居て挨拶する。
選手紹介の平山には、東京サポーターの拍手喝さい。本当に東京の人達は平山が好きなんだな。
残留か降格かの清水は、キックオフと同時にガンガンと来る。テセとウタカのツートップは、本当に怖い。
川崎時代のテセには、本当にやられた。
目の前に展開される清水の攻撃に、特にウタカにボールが収まるたびにドキドキした。
でも、マルちゃんが動き回り身体を張り、高橋のデフェンス。走って走って走り回ってボールを追いかける河野には、「以前は、走れよ!サボるな!」 って言っていたね、と友達と話す。
本当に変わった。だから、使ってもらえるのだろう。東だって変わった。ポポの頃は、東のプレーに不満で、私達は、名前で呼ばなかった。
今は、ちゃんと名前で呼ぶ。
バーンズが何回もゴールへ迫るが、そのたびに、清水に潰される。もう少し、持ち過ぎずにパスしたらと思うのだが。キーパーと1対1のシーンは、もう少し早めにシュートするか、キーパーをかわして、あるいはループで決めて欲しかった。見ている私達は、勝手な事を言うけど。
しかし、やっぱり、テセに決められてしまった。ボールを持ったウタカに注意が行ってテセが自由になっていた。榎本が弾いた所にテセがいて。そこにいるのがテセ。
先行されると、以前はシュンとなる事があった東京だけど、今の東京サポーターは違う。1階の人達も応援に声を出す。
そして、平山が入って来て、盛り上がりは半端なかった。平山ガンバレ、頼むよ、と。
そして、ショウヤが倒されて、太田のフリーキック。
もう、ワクワクして彼の一振りを待つ。
スピードを持って私達に向かって来たボールは私達から見て左隅のネットを揺らした。
歓喜の瞬間!
やっぱり、太田は凄い。有言実行。追いついて同点。
勝ち越しへと、私達の応援は、ヒートアップ。アディショナルタイムは4分。まだ、行けるぞ、と周り中で声援の声が上がる。
そして、タイムアウト。
1-1の引き分けで試合は終わったが、面白かった。清水が、残留へと必死に走り、東京も勝ち点3へと必死に走った。
潰されても、それでもマイボールにする為に必死に足を延ばす東京の選手達に心が熱くなる。
挨拶に来た選手達に惜しみない拍手を送り、スタジアムを後にした。
帰り、サービスエリアで3人で食事をしていたら、知り合いのゴール裏中心にいる人が来た。
「お疲れさまでした」
「お疲れさま」
彼は、「勝たなければならない試合で、引き分けで終わって涙が出たよ」 と言う。
彼には、試合が不満で、サポーターが不満で、平山のパフォーマンスが不満で…。
言いたい事を言って、去って行ったが、私達は、あの、必死の清水に勝てなかったけど、勝ち点1を拾った事は良かったと思う。
帰りの車の中は、彼の考え方と私達の東京への気持ちとサッカーへの楽しみ方の違いに盛り上がった。
お金を払って東京を応援に、あるいは試合を見に行く人は、思いや楽しみ方は人それぞれだと思う。
勝って勝って優勝はしたい。でも、優勝するチームは1チームしかない。
優勝だけ、それだけが目的は違うでしょう、と私達。
カッコ良く勝つ事もあるし、みじめに負ける事もある。それも、全て含めてサッカー。応援の人達に交じって、ガンガン応援する事もあるし、マッタリと座って試合を楽しむのもサッカー。人、それぞれだと思う。
応援の仕方だって、昔から東京は、人それぞれだった。それが、東京スタイルだった。来る人は拒まず、去る人は追わず。
彼の、東京への勝利への熱い気持ちは分かるが、ちょっと引くよね、と友達と話す。
味スタのゴール裏だって、一部の中心だけが一生懸命に応援している時もあるし、スタジアム中が一体になって、嵐のように盛り上がる時もある。
今日のような試合を楽しめないなんて可哀想。勝つか負けるかは、いろんな要素が絡み合っての結果なんだから。
一試合、一試合を楽しんで応援しょうね、選手も目の前の試合しか考えていないと言っているし、勝っても次、負けても次 と。
来週の水曜日も行こうね、と話しているうちに家に着く。
次は、代表がいないナビスコの鹿島戦。
ガンバレ!! トーキョー!!
行きの高速で、前を走る湘南ベルマーレの選手バス。
途中で海を見る。
ピッチに出る選手を送り出す控えの選手達。
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