ふみさんの日々雑感

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足利事件

2009-06-06 15:32:47 | Weblog
菅家利和さんが釈放されたのは本当に良かった。

でも、報道で知る限りだが、苦しさのあまり一度でも自白してしまったら、恐ろしい事になるのだなとゾッとする。

自白しなくても、この間の電車内での痴漢冤罪のように、犯人とレッテルを貼られてしまうと状況証拠が無罪と証明していても無罪を勝ち取るのは難しいのだなと思う。

逮捕された時、DNAが一致していますと言われれば、私達はその人が犯人だと思う。でも、今回はその時の鑑定書を専門家が見ても、「同じ型とは言えない」と言っているが、その時の鑑定者の責任問題はどうなるのだろう。

無実の人を約20年も罪人として、その人生を奪った罪。そして、本当の犯人に平穏な人生と時効を与えた罪。私達への検察や裁判官に対する不信感を植え付けた罪。

裁判員制度が始まった。果たして、冤罪はなくなるのだろうか。検察側から裁判員に示される証拠等は、本当に信頼出来るものなのだろうか。今回の事件だって、検察側から「DNAが一致していました」と言われれば、裁判員としては信じてしまうだろう。

いつかは私にも裁判員にと通知が来るかも知れない。微妙な事件であった場合、果たして検察側から提示された証拠から真実を見極める事が出来るだろうか。不安になって来る。
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