一人、里山で笹刈り

今日は、大分で東京の試合がある。

でも、私は行かない。

ＮＨＫの中継があるので、テレビを見ながら応援する事にした。

天気が良くて、洗濯を干してながら目の前の南山を見ていたら、山に入りたくなった。

それで、朝食を食べて、準備して南山に向かった。

いつもの事だけど、シイタケ山の上りがキツイ。この坂を電動自転車で登って畑まで行く仲間もいるけど、下りが怖い。

でも、この登りがちょうど、自分の体の調子を見るバロメーターになる。

途中で、休憩しないでそんなに息も切らさなければ、「うん、今日は調子がいい」と思い、途中で休憩すると「あ、疲れてるかな」と思う。

今週の初めまで、相当、体調が悪かった。

風邪をひいて、熱は無いし食欲はあるし、大したことはないんだけど、夜中に咳が苦しいので、いつものお医者さんに薬をもらいに行った。

お医者さんに「去年の今頃も来ているね。同じ薬を出しておきましょう」と言われた。

二日目ごろ、知り合いに「目が充血しているね」と言われ、鏡を見たら瞼が腫れている。

だんだん、瞼が腫れて来て、そのうちに、左胸が息をすると痛い。

夕方になり、娘に電話すると「もし、もっとひどくなるようなら、救急車を呼んだら。ウチから車で迎えに行くよりも早いから」と。

横になって上を向いて寝ているとなんともないが、ちょっと体を横向きにしょうとすると、左の首、肩から胸から背中が痛い。

起き上がると痛くない。

暗くなって来て、そろそろ、ご飯を作らなければと立ち上がる。熱も無いし、食欲はある。

すると、節々が痛い。歩くと、特に股関節のあたりが痛くて、でもお腹が空いた。

その時、ふと気になり、もらっている薬を出して、その説明書を見た。

その中の一つに、"頭痛、顔の腫れ、目が腫れて来たら飲むのをやめるように"と書いてある。

あ、私の症状とそっくりだ！

それで、その薬だけ飲むのをやめた。

夜中に、咳き込み、胸が痛くて目が覚めたが、朝、いつもよりも寝坊して目が覚めた。

起きて、鏡を見たら、お岩さんだった目の腫れが引いている。大きく息を吸い込んだが胸が痛くない。

やっぱり、薬の副作用だったのだ。急に影響が出て来て、止めると急に症状が治まる。何なのこれ！って思った。

何年も飲んでいて何ともなかったのに、急に副作用が出て来るなんて、薬って怖い。

インフルエンザの予防接種どうしょうかと思ってしまう。

去年、生まれて初めてインフルエンザの予防注射をしたら、熱が出て寝込んでしまった。

何年か前まで、「私、病気しませんので」と言っていた。花粉症の薬は飲んでいた。

でも、最近は年を取り、免疫機能が落ちて来たのか、今度、薬をもらう時には、子供用がいいのかな、と思ったりして。

そんな事があったので、坂道を登りながら、「うん、一気に登れたから調子はいいな」と思いながら畑へ向かった。

そこで道具を持ってクヌギ林に上り、蚊取り線香を付けて作業に入った。

木々で見えないが、この林の先に、南山住宅地の入り口にある保育園の遊び場がある。

そこに遊びに来ている園児たちの歓声が聞こえて来た。

ああ、遊びに来ているのね。天気は良いし、格好の山遊び日和ね。

子ども達の楽しそうに遊ぶ声を聴きながら笹刈をした。

途中、休憩に持って来たお菓子を食べ、夢中で笹刈りをした。

一人で、笹刈りをしていると、亡くなった夫や姉を思い出したり話しかけたり、心が無になったりして、心が洗われて行く気がする。

だから、一人笹刈りをすると、どんなにストレスがあっても帰りはすっきりと晴れやかな気持ちになって山を降りる。

そして、午後は、テレビの前で東京の応援。

後半はドキドキしたけど、２－０での勝利。

もう負けられない試合が続く。

この後は、ラグビーの決勝戦を見る。

ラグビーの試合なんて見た事はなかった。

でも、面白かった。楽しかった。

これからは、東京に全力応援！