ふみさんの日々雑感

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FC東京、北京国安と引き分け

2012-04-06 10:47:43 | FC東京とサッカー
試合は1-1の引き分けだったけど、全てにおいて楽しかった。

朝早くから、夜遅くまでの目一杯の中身の濃い北京旅行だった。

ツアーでの同じホテルは7人だったので、着いたその日から一緒に食事をし、一人の部屋に皆集まって、夜遅くまで飲んで楽しく語り会った。

翌日は7時半に観光に出発だったが、3時間強しか寝てないがハイになっているのか、眠くない。天安門、故宮博物院、万里の長城、雑技のショー。

その間にレストランで食べた中国料理が本当に美味しかった。万里の頂上では、男坂の方に登ったので疲れたせいか、ショーの時にはウツラウツラとした。

ホテルに帰って来たのが、11頃。又、夜の宴会を誘われたけど、さすがに眠くて断った。

試合当日は、午前中に、一人で地下鉄に乗って地図を見ながら北京工人体育場に行った。同じ公園内にある水族館を見学。公園といっても、日本の公園のように緑豊かな美しさはない。何となく公園?かなという程度。

競技場の入り口はどこにあるのだろうと、周りを歩いていたら、柵に囲まれた入り口がある。兵隊らしき人達が立っている。でも、人が通れる程にあけられている所から、人々が普通に出入りしているので、私も入って行った。











中を一周したが、閑散としていて、本当に試合があるの?と思った。

帰る為に外に出たら、門の所から、緑のユニやTシャツを来た国安のサポーターが応援の旗等を道路の縁石に並べて場所取りをしていた。

話しかけて、身ぶり手ぶりで今日の試合の東京の応援に来た事を伝え、持っているFC東京と書いてあるバックを見せるが通じない。普通は通じるでしょと思った。

で、「ジャパン」 で初めて通じた。一人の人がチケットを出したので、「オッケー、オッケー」 と言う事で、握手して写真を取って別れる。





地下鉄を降りて、途中のマクドナルドでお昼を買って、ホテルに向かって歩いていたら、向こうから東京マフラーを巻いた白人の男性がニコニコしながら手を振って歩いて来た。私の東京バックが目に入ったからだろう。

彼は、私達のツアーに知り合いがいて、一緒にお昼を食べて、これから、観戦の為の集合場所に行く為にタクシーを拾う所だと言う。彼は、スタジアムで見た事がある。試合後の私達の祝勝会(?)に参加すると言って手を振りながら別れて行った。



私達サポーターはバス7台で競技場に向かった。前日の説明ではパトカーが先導すると言っていたので、楽しみにしていたが、それは無くなり、カーテンをキッチリと引かされた。

競技場の周りの道路はパトカーと軍隊で物々しい。中も軍隊と警察が一杯。入り口に直接バスが付けられ、一台づつ順番に下ろされて荷物検査。私は、布で包まれた東京グッツのマイ箸をもっていたが、それも、中身を出せと言われて、見せたら箸だったのでOK。そしてボディチェック。本当に前も後も上から下まで触られた。







私達の両脇は、上から下まで微動だにしない兵隊さんが座っていた。人形のように動かない。トイレにも行かない。前4列は開けられて、パラパラと警官が座っていた。試合が始まる頃に、そこには普通の女性達が彼らの隣に座った。家族?恋人?なんか可笑しい。私達の応援の太鼓の音に会わせて身体を揺らしていた女性の警官がいて笑ってしまった。

試合が始まる前に、注意を受ける。「言葉が分からないと思って、挑発的な事を言わない。又、向こうの挑発に乗らないように」 と。

私達は、小さな幼児から、上は足の不自由な杖をついた年配の女性までの本当に東京が大好きな集団。サッカーを楽しみたいだけ、東京を応援したいだけの人達。平和で安全な集団です。

国安のサポーター達は、入って来ると早速、「バカー!」とか「アホー!」とか「帰れ―!」とか「バカヤロー!」とか、日本語で怒鳴って来た。寒い寒い夜なのに、一部は上半身裸で。

私達は、笑いながら手を振ったりして、相手にしなかったら、そのうちにチャホーン?ブブセラ?を鳴らすだけになった。

試合中もうるさかったけど、あまり気にならない。私にはサッカー専用の埼スタの満員のレッズの応援の方がうるさくてイライラする。

私達は目一杯に応援を楽しんだ。相手は緑色のチーム。そこはお約束のあの歌がオープニング。皆で楽しく歌った。相手は、メイン、バック、ゴール裏とバラバラに応援している。こっちは応援のまとまりは負けていない。事前はダメと言われた太鼓の持ち込みが許可されて本当に良かった。

選手達は、初体験の中国サッカーに大変だったけど、本当に頑張ったと思う。1-1での引き分けは残念だったけど、次のホームで倍返しをすればいい。

挨拶に来た選手達に、ねぎらいの拍手とユルネバの大合唱。加賀くんとハニューさんが心配。





帰りのバスに社長が挨拶に来た。「お疲れさまでした。応援ありがとうございました。次のホームではボコボコにするとポポが言ってますから」 と。車内は 「社長!」 の歓声。

ホテルに帰り、のり弁をいただき、それを持って、皆で集まってご苦労さん会を開いた。同じホテルに当日、個人で来た二人のお嬢さんも参加して。楽しかった。

帰りの朝は、6時半出発。3時間くらいしか寝てないのに5時には目が覚めた。やっぱり、ハイになっていたのだろう。

空港で時間があるので、皆でお店をウロウロしていたら、何と ルーカス!!

いつものように、笑顔一杯のルーカスと話していたら、飯野さんが、何となくそわそわしているので 「もしかしたら、飛行機の時間?」 「そうなんです。時間が無くて」 「ワー。早く言って下さいよ。私達、小平で話が出来るんだから」 と。

バイバイとニコニコと手を振りながら急ぎ足で遠ざかるルーカス。そして、いい香りを残して。

目一杯楽しんだ“FC東京応援ツアー北京4日間”は終わった。

翌日の現地のスポーツ新聞に、東京の事を “状態と実力のあまり良くないFC東京” と書いてあったのを付け加えておく。ヒデトと相手選手がやりあっている写真と一緒に。

次は、多摩川クラシコ。

ガンバレー!! トーキョー!!








これしか売っていなかった。パサパサで喉につかえるというので、私は食べなかった。




国安の人達が帰った後のゴミだらけのスタジアム!私達は、ゴミを袋に入れて外に出る時に、ゴミ箱は?と聞いたら無いというので、ホテルに持って帰った。










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