ふみさんの日々雑感

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両方から引くと書いてあるドア

2005-08-28 20:18:54 | Weblog
サントリーホールでのコンサートを終え、満員だったのでトイレは帰る方向の隣のビルに入る。キレイな廊下を曲がりキレイなトイレのドアを開けようとした。“引く”と書いてあるので、引こうとしたら中から女性がドアを引きながら出てきた。「あれ?!」と思った。でもそのまま中に入る。

用が済んで出ようとして、ドアに手をかけたら“引く”と書いてある。「あれ!」と思って、引いて外にでて外から取っ手を見る。“引く”と書いてある。両側から“引く”になっている。トイレだけでなく、事務所のドアでも、お店のドアでも両方に“引く”と書いてあるドアは初めて見た。両方にスイングするドアは何も書いてはない。会社の玄関のドアは両方に開くが、外からは“引く”中からは“押す”になっている。

駅に向かいながら、どうしてだろうと考えた。一緒に行った主人に「外からも中からも引くと書いてあるんだよ」と言っても「ふ~ん」と興味なさそう。

そして気が付いた。「なあんだ~そうか」つまり、ドアの向こうに人が立っている時、押せばぶつかる可能性がある。そんなに広くはないトイレが満員だったら、廊下から入るために押したら、だれかにぶつかる。又、廊下に向けて押したら、歩いている人にぶつかるかもしれない。出るときも入るときも必ず引けば事故は無いのだ。もし、両方が一緒に引いたとしても危なくはない。片方が引いて、片方が押す時は同時にやったら、力が引く方に倍かかる。そういう状態になって、ビックリした事が確かにある。

このビルを設計した人に感心した。きっと、他にも細かい所に気を配っているのだろう。このように想像力を働かせれば、あの回転ドアの事故はなかったかもしれない。
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