杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

スコーピオンキング5

2019年02月05日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)

2018年製作 アメリカ 原題「The Scorpion King : Book of Souls」

古代エジプト。邪剣“アヌビスの牙”を手に入れたネブゼレク(ピーター・メンサー)は、全ての部族の命を奪い殺戮を繰り返し勢力を拡大していった。彼が狙うのは仇敵スコーピオン・キング(ザック・マッゴーワン)。村の鍛冶屋として暮らしていた彼は、ネブゼレクの部下に捕まるが、ヌビア王の娘タラ(パール・スシ)に助けられ、邪険を滅ぼすために伝説の書物「ブック・オブ・ソウル」を探し求め、邪悪な軍団に立ち向かう。

 

「ハムナプトラ2 黄金のピラミッド」に登場する敵役を主人公に描いた「スコーピオン・キング」のシリーズ第5弾ですが、シリーズも5作目ともなれば、質の低下は免れない そもそも主役からして演じているのは別人だしなぁ。元祖マサイアス役のザ・ロック(現ドウェイン・ジョンソン)のインパクトには敵いません。

今回のマサイアスは、それなりに筋肉隆々の肉体派なのに「え・・もうですか!」と思うくらい弱いというかすぐやられちゃう。やられちゃうのにサソリに刺されるとあっさり復活するしなぁ。(電気ショックかよ!)その代わり、古代シュメール語もエジプト象形文字もすらすら読めちゃう頭脳派キャラになってますが。最後のアッカド人を強調しているけど、そもそもアッカド人って何?な身にはいまいちピンと来ないままでした。

最凶の武器であるアヌビスの牙を滅ぼす答えが書いてあるという書物を探すアドベンチャー要素はあります。アクションもちゃんとあります。お宝の場所に辿り着く過程で、これまたあっさりと砂族に捕まりますが(またかよ!)、決闘の末に族長と友情が生まれるんですね。(後に彼らが協力する展開あり)。書物の隠し場所に入るための「儀式」のシーンは『トゥームレイダー』っぽい作りです。 書物の正体が美女(ケイティ・ルイーズ・ソーンダース)だったのはちょっと意外な面白要素でした。彼女を守る岩男(ネイサン・ジョーンズ)のキャラが外見と逆に可愛くてツボです 彼は土から作られたから火が恐いらしい

ところで、ヒロインはタラだと思っていましたが、マサイアスが好意を持つのはこの美女なんですね~~。 しかも呪いにより3000年(だったかな)も生きている設定。彼女の正体がわかった時点で、先の展開は読めたのですが、ネブゼレクに殺されるのではなかったのは想定外でした。

DVD鑑賞用のB級作品と思えば、普通に楽しめたかな。 

 

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