シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

もしもーし、こちら地球ぼし日本こくシロ隊員。応答どうぞー・・「鉄コン筋クリート」

2008-01-12 22:41:53 | Weblog
長編アニメ「鉄コン筋クリート」
昨日レンタルにて鑑賞。

原作読んだことがないだけど、知人のおすすめってことで・・

絵の洪水ってんですかね。

すごいですよ、これは。

画面の片隅に「何、これ?」ってなぬいぐるみとかがあって、そのあたりは好きでしたね。

ただ、何か「肌に合わない」のよね。

これ20歳前に見たら、きっと大感動したと思う。間違いなくそう思う。

疎外される自分、凶暴な自分、分裂する自分、誘惑する闇の自分・・

こういう世界って、若いころならどっぷり共鳴できたと思うけど残念ながら今見ても「体に来ない」ってのか・・

でも、マジに絵はすごい!これ映画館の暗闇で見たら、圧倒だったと感じます。

声優も「シロ」役の若い女優さん、なかなか良かったです。
でも声が女性だったことと、原作を知らなかった、予備知識がなかったってことから、映画が始まってしばらく「シロ」は女の子だと思い込みましたよ。

タイトルのセリフは「シロ」が何回か口にするもの、映画を見終わってから、何回か物まねしたら「似てる~」と相方に褒めていただきました。

あとはね~

田中ミン(漢字変換わからんので)さんの声も面白かったことを付け加えておきましょう。








奥さん~ちょっと聞かはった?・・「クローバーフィールド」

2008-01-11 21:34:21 | Weblog
奥さん、ちょっと奥さん、あんな~私聞いちゃったのよ~~

なんていうの?あのごっつい大きいモンスターゆうの?それが自由の女神とかをボコボコにするあの映画・・

その怪物が、どんなんかな~~ってみんな色々噂しているやないの。

そやから、私、アメリカに住んでるお友達に聞いてみたのよ。

そしたら何でも試写会で見たゆう、そのお友達のお友達からの情報ってことで、メールが来たんよ。

私、思わず「なんやて~~~」言うたわ。

だってね、奥さん、あの映画、最後まで出てこないやて!

え、何がて・・

その怪物や、怪物!

チラとも出てこないんやて!

奥さん、これビックリやろ!

想像させるだけなんやて!

えらいうまい商売やんか~~

これだけ、みんなが見たい~~見たい~~ゆうてるのにやで、最後まで出演なし!

ま~~これかなりのネタばれやね!

でもな~これ聞いて「面白そ!」言うた人がおるんよ・・うちの旦那!


とまあ、今日はまったく不自然な関西弁で展開してみましたが、この話、ホントなんでしょうかね~
アメリカでも噂が噂を呼んでいるらしいのですが、実際見たという方の評判は芳しくないようです。

でも、これって、「見えそうで見えない」「いきそうでいかしてくれない」などと同じ現象でしょう。

結構早い段階でサクサク登場して、全身をさらし、ガブガブ人間を飲んでいった「グエムル」とは好対照ですね。

見えないモンスター、さあ、凶と出るか吉と出るか!


好きだな~「トゥルーへの手紙」

2008-01-09 22:04:51 | Weblog
昨日TSUTAYA半額デイでまとめ借りしたうちの1本が「トゥルーへの手紙」

04年、有名なファッション・フォトグラファーであるブルース・ウェーバーが製作したドキュメンタリー・コラージュ映画だ。

渋谷から表参道まで歩く途中の旧紀伊国屋の工事現場の壁面に本作のスチールが宣伝として描かれており、「何かかわいい」と思った覚えがある。

ブルースさんはカルバン・クラインの下着の写真ですご~く有名になったらしいの。

男の下着姿で、ちょっちゲイテイストだったこともあって、センセーショナルな話題に。

それ以降ず~~っと売れっ子の写真家に・・写真はバンバカ売れたそうじゃ。

そんな彼は愛犬家として知られているんだそうで、本作も何匹も飼っている大型犬、ラブラドールの末っ子、トゥルーへの手紙を柱に展開します。

ニューヨークの貿易センタービルへのテロ事件が本作製作のきっかけになったらしく、犬への愛、友人への愛、友情、平和への想いをコラージュとしてつむいでいく。

犬かわい~という作品だとばかり思っていたので、いささか意外だったけれど、私たちはとても愛すべき映画に出会えた感じがして幸せになりました。

彼の家、家の前の美しいビーチ、お部屋の中のさらっとした感じのインテリア、すべて「好き」

「だらだらした映画」という評もあるけれど、でも、このたらたら感はキライにはなりませんでした。

BGMのように流しながら、何か他のことが出来たりもする映画です。

ダーク・ボガードやジュリー・クリスティなども登場。

贅沢な映像だな~

最後は何と象も登場します。
これたぶんブルースが飼っているんだろうね。
かわいい~の、この象が。

いや~~期待しないで見ましたが、何回も見たくなる不思議な美しさをもった映画と出会えて満足満足。

PS:ちゃんとストーリーがある映画のほうが好き・・とか、意味がわかる映画のほうが見た気がする・・という方は鑑賞しないほうがいいかな。




わかんね~かも、おとろし~かも・・「ロスト・ハイウェイ」

2008-01-08 19:32:47 | Weblog
97年デビッド・リンチ監督作「ロスト・ハイウェイ」

本日TSUTAYA半額デイだったので、何本かまとめて借りる。

その中の1本が「ロスト・ハイウェイ」

確か以前フシさんが「頭がうりょうりょする」(正確な表現ではありません)=つまり意味不明な作品と評したように記憶しています。

何か「おとろしいかもしれない」な~とも思うが、リンチは「マルホランド・ドライブ」がかなり気に入ったこともあり、ここはひとつ果敢にチャレ~~ンジ!

肝試しじゃ!

見たら感想をアップするので、待っててね!

見た方、ネタばらしはダメよん。

やっと思い出しました~

2008-01-05 15:09:12 | Weblog
去年の終わりくらいから、ひとりの男優さんの名前がどうしても思い出せず・・

越年してしまい、んんんん

え~~っと何だっけ?最初の部分を思い出せばあとは簡単、そう思っても、全然思い出せません。

アラン、ジョン、ロバート、ジム、ラリー・・昔っぽい名前をいろいろとね、思い返してみたら、昨日ようやっと記憶のおく~~~~の方から、そのお名前が。

リチャード・ウィドマーク

ニヒルな悪役だったけど、子供がいじめられるのが心配てな意外と子煩悩な悩みから、「いいやつ」も「悪いやつ」もいける両刀遣いとなりました。

母が
「この人、声がいいのよね」
と言っていたが、それってテレビの吹き替えの印象じゃね?と思います。
森山周一郎さんあたりがあてていたと思われます。

もう亡くなっているのかなと思っていたが、90代でまだ存命のようである。

すでに10年以上映画には出られていないようだけどね。

こういう感じの役者さんて今見当たらないね~

PS
ワルモノanupamが唯一社会貢献していること、それは「献血」。
年末献血センターの方から「B型の在庫がなくなってしまって、すみませんが~献血お願いします!!」とSOSの電話が。

頼まれちゃ断れない。

昨日400CC、ぶっちゅ~~~と採取していただきました。

血圧も上107、下70と優良値。
濃度も「売ってもいいくらい十分な濃度」と言われました。

私の血はキレイだっせ。肉も食べておらず、ほとんど80%以上のベジタリアンだしな。

摂っていただいている間、勢いよくたまっていく血を眺めながら「お役に立ってくるんだよ」と心の中でつぶやきました。






見よかな~どしよかな~「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」

2008-01-03 14:26:49 | Weblog
近日公開、ティム・バートン監督、ジョニデ主演の「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」

何度か予告編を見て、「う~~~ん」

何だか面白そうなんだか、そうでもないんだか、よくわかんね~な~

ミュージカル仕立てで、ジョニデも歌っているよ。

数年前にジョン・シュレンジャー監督、ベン・キングスレー主演で映画化されたのだそうで、そのときもティムは監督したかったんだけど、忙しくて流れたのだそうです。

なかなかすごい残虐な話ですよ、これ。

実在の話なのかな?連続殺人鬼としては有名な存在らしいんですけど。

予告編で見る限りは復讐劇のようで、敵を演じるのはアラン・リックマン。

この人「ダイ・ハード」でなんちゃってテロリスト、実は強盗団のボスを演じていて、その面構えと声が、いかにもな~悪役ぶりが素晴らしかった。

「レディ~ス・アンド・ジェントルメ~~~ン」と呼びかけ、ナカトミ・コーポレーションの社員にテロリストとしての演説をぶつシーン、ソフトな口調で情け容赦なく社長を殺害するシーンなど、悪役はこうでなくちゃねと思わせました。

以降もなんだかんだで映画界に残って活躍しているようじゃ。

そして本作にはティムの奥方、ヘレナ・ボナム・カーターも出ています。

○○を加工して○○にして売る女主人の役です。

さささ、いいんだろ~か。
どうだろ~か。

私のブログの第一回目に取り上げたのはティム・バートンの
「ビッグ・フィッシュ」

何度見ても同じシーンから泣いちゃう「ビッグ・フィッシュ」とはまったく毛色の違う作品であることは間違いないが・・

どしよかな~

みなさま、あけましておめでとうございます~~!

2008-01-02 12:59:07 | Weblog
良いお天気のお正月2日目、みなさまはいかがお過ごしでいらっしゃいますか?

今年もいろいろな映画との出会い、みなさまのコメントとの出会いを楽しみにしていますので、よろしくちゃん!

さて、新年にふさわしく、ちょっとかわいい画像で。

「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」

日本公開は2月16日


魔法使いでありながら、おもちゃ屋を経営しているダスティン・ホフマンと、店で働く女の子、ナタリー・ポートマンが主演。

ちょっと前にテレビのshowbize countdownで特集を見て、その上、いつもお邪魔するkoukinobaabaさんのブログにも情報がのっていて、「おおおお」

期待できそうじゃ~~

すでに見ている方の中にはテンポのかったるさを理由にあまり高く評価していない方もいるようだが、さあ、どんなものでしょう。

私が昔子供だったころは、まだ、近所に「おもちゃ屋」さんというものが存在してた時代です。

子供にとっては、いつもそこにいる店の人がいたくうらやましく、「何ていい想いしてんねん」と思ったもんでした。子供から見ると、経営しているなんて思ってないので、毎日こんなところにいられてズルイとしか思っていなかった・・

もうひとつ近所のガキの垂涎の的の場所が「お茶屋」という駄菓子屋でした。
前にも「写真」ってのがはやった頃のことを書きましたが、(サイボーグ009の写真がほしかったのに、ガッパを買っちゃった)ここもすごいところで、小学生のはやりものはすべてここから発信されたといっても過言ではありませんでした。

今思い返すと、えらく暗く、汚い店でしたが、子供には夢の場所でした。

今の子供って意外とこんな場所がなくて、かわいそうなのかも・・ね。